フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

制作 : 小林弘人 解説 
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248376

感想・レビュー・書評

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  • 2013.8

  • マークザッカーバーグがどういうビジョンをもってFacebookを立ち上げたのかが良くわかった。一方で新たに付け加えた機能がユーザーから完全に拒否されながらも、その影響力の大きさをきちんと理解し、改良したザッカーバーグの先見性はすごい。しかし、今後世界全部をSNSが世界を完全に掌握するかどうかは、犯罪や政治的な要因からもどうなんだろう。将来的には権力者がその情報を持ったときに、管理社会を誘発するツールになりそうで正直怖さもある。

  • 本書は世界最大SNS、Facebookの沿革について書かれています。
    Facebookは2004年に学生向けにサービスをスタートさせ、今では10億人以上のユーザーを抱え、良くも悪くも様々な話題をふりまいてくれています。
    本書はマーク・ザッカーバーグだけでなく広範囲の人々へインタビュー取材していて、Facebookの歴史が忠実に描かれているように思います。

    読みのもとしては非常に面白いです。
    Facebookについて少しでも興味がある人ならオススメです。

  • これまでに見たことのない世界のことが多く書かれていて、とても興味深い本でした。
     映画「ソーシャルネットワーク」はfacebookとマーク・ザッカ―バーグのスキャンダラスな部分に焦点を当てて書かれていたが、この本ではそういったことはとても瑣末な問題徒して大きくは取り上げず、facebook誕生から爆発的な拡大、買収問題やプライバシー問題、プラットフォーム化などを経験しながら世界で5億人のユーザーを得るまでになった経緯が細かく書かれている。映画の原作はマーク・ザッカ―バーグへのインタビューが一度も行えず、訴えた側の声を大きく取り上げているのに対して、この本ではマーク・ザッカ―バーグとfacebook内部関係者への調査を厚く行っていることからこの違いは生まれていると思う。私は後者のほうが単なるスキャンダルもので終わらずに、読み応えがあって面白いと思った。
     この本に描かれている内容で、とりわけ面白いと感じたのは以下の3点である。まず第一にfacebook誕生に際してなぜここまでアメリカのアイビーリーグの学生から人気を得たのかに関する分析である。とりわけfacebook誕生から4カ月目にハーバード大学の学内新聞の社説に乗った分析が興味深い。
    2点目に実際にシリコンバレーで行われている企業買収の内幕が垣間見れる点である。ベンチャーキャピタルや投資家と企業とのせめぎ合いは外からは見ることが出来ない。名だたるIT企業がどのような生存競争を行っているのかがわかる。  3点目として、若きCEOであるマーク・ザッカ―バーグの理想主義ともいえる遠大なビジョンが理解できる点である。作中で繰り返し語られるビジョンは企業の目標を通り越して、ユーザーの人間関係やコミュニケーション、さらにはユーザー自身の行動規範にも影響を与えようとしている。一読者としてそのようなビジョンをそのまま受け入れることはできない部分もあるが、こういうビジョンを持つ企業が世界的な広がりをもったという点が面白い。  この本を読んで、これまでに私がfacebookを使う際の感じていた気持ち悪さの原因が理解できた。マーク・ザッカ―バーグのビジョンには理解に苦しむ部分もあるし、現状のfacebookには不快に思う部分も多々あるが、興味深いことは確かだと思う。今後、facebookとそのユーザーがどういう発展と変化を見せるのかを注視していきたいと思わせる一冊でした。

  • 内容は興味深いんですが、読みにくい本でした。翻訳の問題かも。

  • 読み直して二回目
    初めて読んだ時の、とんでもない企業が表れたというイメージは今は薄れつつあるけれど、面白さと、またビジネスの手ほどきとしての参考度を両立して兼ね備えてるのは素晴らしい
    また、ショーン・パーカー、シェリル・サンドバーグ、クリス・ヒューズらが最近世間を賑わせてるのは後日談として凄いオチ

  • 映画『ソーシャルネットワーク』を観たことがあるのでイメージが湧きやすく興味をもって読み進めることができた。映画同様、Facebookを開発する場面、ショーン・パーカーの活躍でビジネスとして加速する場面、マーク・ザッカーバーグと投資家やチームメイトらとのやり取りが面白い。
    500ページ近くあり読むのにかなり時間がかかってしまったが、Facebookやウェブ、SNSについての知識も身につき、飽きることがない本だった。

  • 彼はフェイスブックを成功させようとしてるんじゃなくて、人々の価値観や考え方を本気で変えようとしてる

  • 長い

  • サバンナ高は、、ではなく、マーク・ザッカーバーグがFacebookを立ち上げてから2010年までの歴史がとある記者の目線で書かれた作品。
    ザッカーバーグは自分と同い年である為、その行動に非常に興味があり、読めば読むほど彼の凄みを感じる。
    というのも、読むのは今回で3回目となる。
    去年の今頃に1回、半年後に読み流し程度に1回、そして今回となる。
    今後も定期的に読み続けて、自分も励みにしていきたい。

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