Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

制作 : 滑川海彦  高橋信夫  TechCrunch Japan翻訳チーム 
  • 日経BP社 (2013年4月25日発売)
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  • 45レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822249465

作品紹介

合格率3%の難関を突破して集まった64チーム、160人の若き起業家の卵。投資家へのプレゼンに向けて、ポール・グレアムの3カ月の猛特訓が始まった。世界を変えるスタートアップはここから生まれている。

Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクールの感想・レビュー・書評

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  • 今の自分に必要な内容で、また内容も非常に面白かったため、
    この種の本では珍しく一息に読み切ることが出来ました。

    ・なぜポール・グレアムはYコンビネーターを立ち上げたのか
    ・なぜYコンビネーターはエキサイティングなスタートアップを排出し続けているのか
    ・なぜシリコンバレーでなければいけないのか

    自社サービスで一旗揚げたいと考えているエンジニアで、
    Yコンビネータを知らない人はいないと思いますが、
    いままでぼんやりとしか分からなかったであろう内幕を垣間見ることができる貴重な書籍です。


    ポール・グレアムによるYコンビネーター立ち上げの背景から入り、
    2011年夏期生64組の3ヶ月の悪戦苦闘から、
    投資家へのプレゼンを行うデモ・デーまでを通して、
    「なぜYコンビネーターはエキサイティングなスタートアップを排出し続けているのか」
    「スタートアップとしてどうあるべきなのか」
    を知ることが出来る、とてもエキサイティングな読み物になっています。


    Heorku, Parse, airbnb, MongoHQ, Codecademy など、
    2012年に急成長したおなじみのWebサービス名がたくさん出てくるので、
    エンジニア的にのめり込んで読み進めることができるのではないでしょうか。

    ただ、会社名やサービス名が分かりやすいカタカナ表記になっているため、
    「ヘロク」「エアビーアンドビー」など、ほんのりとずっこける感があります。
    逆にわかりづらいので、Heroku, airbnbなどスペルを表記してくれてたらもっとよかったなと思います。


    選りすぐりの天才が集まった64組のスタートアップ達ですが、
    武勇伝ばかりではなく、むしろ失敗話が大半なので、
    またクローズアップされ、実際に成功と呼べるのはほんの一握りであることから、
    スタートアップが本当の意味で成功することが如何に難しいことかが良く分かります。

    ほとんど役に立ってないながらも、
    共同創業者として会社を立ち上げて1年ともうすぐ半年になる所、
    腑に落ちるところがたくさんありました。

    また半年後に読み直したい一冊です。

  • -著者
    randall stross(ランダル・ストロス)氏
    -要約
    伝説のハッカー、ポール・グレアム率いる起業家養成スクール「Yコンビネーター」の3カ月に密着したノンフィクション。
    2011年夏学期にYCに参加したスタートアップの実名がでていて、リアルなやりとりが面白い。また知らないスタートアップが知れて楽しい。
    例)MongoHQ:最初の面接の日「アカウントの30%がヘロクからきている」
    例)Snapjoy:「CEOは誰だ」と聞いた返し「え?いまからヒエラルキーつくってどうすんですか?」そんなことしなきゃいけない意味がわからない。
    例)RAP GENIUS:(↓これ有名らしいです。日本語使えるとか)
    本場アメリカのリスナー達も、解説が無いとリリックを充分に解読できていない。それを証明したのが、シリコンバレー発のリリック解説サイト。誰でも編集できるという意味ではwikipediaのようなイメージです
    例)SDK:モバイルアプリ版のヘロク、グレアム氏の助言で編成されたチーム。わずか3週間で、色々してた。

    -Y Combinator(ワイ・コンビネーター)http://old.ycombinator.com/index.html
    通過率は3%程度であり、Stanford (4.8% の合格率) や Harvard (5.4% の合格率) より入学の厳しい
    ・社名の由来:関数の再帰的定義を実現するための不動点演算子というLIPS言語の機能...←理解不可能。

    -YCに参加する条件
    ・面談に通過する←3%
    ・チームはシリコンバレーに引越してくること
    ・3か月の間プロダクト開発をするかたわら、YCパートナーの助言をうけ、毎週ゲストを招いたディナーに出席すること
    ・この3か月のセッションの最後のデモデーでしめくくられる。チームは数百人の有力投資家の前でプロダクトをプレゼンする機会が与えられる。
    -YCの特徴
    エンジェル投資家は1つ投資するのではなく、定期的に多数のスタートアップに同時に投資する方式。
    2011年44チーム全てに15万ドル一律で投資、その際追加審査なし。
    (アンドリーセン・ホロウィッツもこのあと一括投資戦略を行う)

    -「インキュベーター」と「アクセラレーター」の違い
    スタートアップにオフィス・スペースを提供する場合とそれ以外。と本書は表現している。グレアムは、インキュベーターに息苦しく監視されては、起業家の必須の独立心が窒息すると信じていて、インキュベーターからの資金は受け入れない。

    検索してみたが日本では解釈が若干違う。のでほぼ同じかもしれない。
    https://goo.gl/qkTvmC
    https://goo.gl/PmwG4o

    -YCに女性が少ないと批判された時
    グレアムの持論。
    女性かどうかではなくハッカーかどうかである。
    ハッカーの創業者は13歳ごろからプログラミングをはじめている。
    問題を解決したいというのなら、そのところから変えないとだめだ。

    -「スタートアップ」とは
    スタートアップの本質は、単に新しいという点にはなく、非常に急速に成長する新しいビジネスでならなければならない。
    だからプログラマがウェブサイトのデザインについて助言するコンサル会社を設立しても、グレアムの定義によれば、スモール・ビジネスの開業であって、スタートアップではない。

    -YCの面接質問例
    ・新しいユーザーがこのプロダクトを使ってみようと思う理由は?
    ・君たちがチームとして、集まった理由は?
    ・ボスは誰?
    ・これまでの1番の自慢になる君の業績は?
    ・君の最大の失敗は?
    ・今まで他の人がやらなかった理由は?
    ・ユーザーからの希望で1番多いものは?
    ・6ヶ月後に直面しているであろう1番大きな問題は?

  • とある学生起業家育成のプログラムに携わっており、場をつくるところでYCのあり方を改めて参考にしてみたくて読みました。ポール・グレアム氏は、他の国に欠けているのは起業家精神ではなく、多くの創業者が集中する場所だと言います。熱量が集中し、トライ&エラーが共有され、独立心を損なわれない場所づくりを考え抜いて進化していくのがYCであり、やはり引力とフィルタの両方が働くというのが大事なんだなぁと言うのが見てとれました。

  • あるタームのyコンビネータの取り組み方を時系列に、第三者の立場から運営、参加者の内容をまとめてあり、スタートアップ企業を始めるノウハウが詰まっていた。ひたすらブラッシュアップする、相談する、プレゼンの見せ方、プロトでの進め方など、なるほどと思うことばかりだった。ノンフィクションみたいで、成長の様子も気になった。
    改めてDropboxはすごいと感じた。

  • スタートアップが生まれるYコンビネーターを取材してまとめたもの。
    スタートアップが生まれる環境を理解できる一冊

  • 本書はYコンビネータ−(以下「YC」)の門を叩いた創業者の卵たち(けれども金のがちょうの可能性が高い)のドキュメンタリーだ。グレアムのカリスマ性や鋭さが感じ取れる。

    「ユーザーと向き合え」「コードを書け」「週次で目標を達成しろ」「右肩上がりは素晴らしい」、YCの掲げる標榜は極めてシンプルだ。

    YCの特に取り組みの素晴らしい点はシリコンバレーの生態系を箱庭的かつ人為的に生み出そうとしている点だ。シリーズAにも満たないアイデアに少額を張って尻を叩いて成長させる。このYCの仕組みであれば全世界でシリコンバレーの生態系を生み出せるかもしれない。

  • 本文と関係ないけどIggy PopのSearch and Destroyを朝から爆音で鳴らしても怒らないむしろ高まるようなハッカーチームでcodeを書き始めることが日常のような環境で、あわよくば住み込みでニュープロダクトを創りたい気持ちが高まった。

  • YCのドキュメンタリー本。読んでいる自分までYCでデモ・デーに向けてあくせくしていくような気分になる。自分もいつかここで!

  • 【老舗シードVCのYCに迫る!】
    創業者ポール・グレアムが「アクセラレーションプログラム」と言われるのを嫌がっているので、シードVCと記述するが、このYCの登竜門をくぐり抜けた卒業生のエリートさは半端ない。

    ドロップボックスやAirbnbなどのユニコーン企業が生まれているのである。一方で、ポール・グレアムが言っているように必ずしも成功するわけではないということで、実際YCの通った人の話を直に聞いたことあるが、やはりビジネスとは一筋縄にはいかないというのが見て取れる。

    ある意味、ネット上で拾ってこられる情報ばかりではあるが、YCの流れやYCが求めているチームなどがわかるので、YCに応募しようと考えているのであれば、一読することをおすすめする。

  • 環境は大事

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