幸福論

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本棚登録 : 343
感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (596ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822250188

作品紹介・あらすじ

2012年4月23日から同年9月7日まで日経ビジネスオンラインに土日を除く毎日連載された『毎日読むアラン「幸福論」』の書籍化。連載終了時には絶賛の読者コメントが17付いた人気連載だった。
アランといえば『幸福論』と言われるほど、いろんな人の訳で長く親しまれてきた本書を翻訳家・村井章子が意欲的な翻訳に取り組んだ。有名な「名馬ブケファロス」のくだりは、こうだ。
「赤ん坊が泣いてどうにも手がつけられないと、乳母はその子の性質や好き嫌いについて、いろいろとうまいことを思いつく。ついには遺伝まで持ち出して、この子はいまからお父さんそっくりだ、などと言う。こんな具合にあれこれ推理力を働かせているうちに、おむつに刺さったピンを見つける――何のことはない、原因はピンだったのである。」

感想・レビュー・書評

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  • パラパラっと読めて難しくないので雑誌感覚というかスナック感覚です。
    しかし内容はしっかり哲学なので面白くどんどん読めます。

  • もともと日経ビジネスオンラインに連載されていた『毎日読むアラン「幸福論」』を書籍化したもの出そうで、1つ1つのお話が短いので読み易い。それに、どれも気持ちをちょっと楽観的にさせてくれるヒントを与えてくれます。
    「もう深刻ぶるのはやめてのんきにやろう」という言葉、いいですね。

  • 一言一句噛みしめるように丁寧に読みました。
    時代が変わっても普遍的な、「人間はこれでいい」ことが書かれています。
    あれ?私、なんかおかしくなっちゃった、、と追い詰められたときに、思い出して読みたい言葉がつまっています。
    激動の時代を生きてこられたアラン先生から生まれた言葉は、今もこれからの時代にもずっと響くものがあると思います。


    一番好きな言葉メモ
    「愛してくれる人のためになしうる最善のことは、自らが幸福になることである」

  • "以前岩波文庫でも購入していたものをまた買ってしまった。
    読みやすくなっているが、場所をとる。
    本棚にはコンパクトな方を残しておくことにする。"

  • タイトルとリード文をつまみ読みした。
    内容は、新聞に掲載されたエッセイを集めたものなので、興味のある部分だけを読んでも面白い。
    分厚くて、すべてを通読する気にもならないし、その必要もない。
    時に応じて読み返したり、一日1つのエピソードを読むという方法もとれるかな。
    内容は、うんうん、まあそうだよね。というものが多く、何か背中を後押しして欲しかったり、落ち込みそうな気分を払拭したりするのによい。

  • 昔、ヘルマン・ヘッセの『幸福論』を読んだことがあり、そこから掴んだ幸福というイメージを、ぼくなりに消化して幸福を定義していました。それは「没時間性」でした。時間を忘れて打ち込んだときの幸せ感こそが幸福である、というものでした。そういうわけで、それ以来、幸福を論じる種類の本を避けていたのです、どうせ同じことを書いているかするんだろう、と思って。しかし、このアランの『幸福論』はずいぶん著名な作品だと知って、いつか読もうかなと思っていたら、個性あるおもしろい体裁の本としてこの村井章子さん訳のが出たんです。それで買って、長いこと本棚に横たわり、そして今回読みました。93章からなり、各章2~4ページくらいのボリュームです。でもって、たとえば、不機嫌と退屈と不幸の関連性などが何章かにまたがって書かれていて、そうだな、そうだな、といちいち腑に落ちる感じで読めるのです。うちの親父のことをドンピシャで言い当てている、と思いながら。まあ、それはいいですが。

  • 悲しみとか苦しみの原因って、人間が考えているよりももっと単純で、人間がわざと難しくしてるだけ、って気がしてくる。
    悲しいときとかに、定期的に読み返すと良い本だと思いました。

  • ふむ

  • 哲学

  • 読みやすい。確かにと思う反面、屁理屈のようにも聞こえる。節ごとに挿入される絵が謎。素直さを持って読めば身にしみるかもしれない。原著を読んだことがないからこれが本来のものなのかわからないが自己啓発本のように感じた。

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著者プロフィール

1868-1951。本名Emile Auguste Chartier。ノルマンディーに生れ、ミシュレのリセ時代に哲学者J・ラニョーの講義を通して、スピノザ、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル等を学ぶ。エコール・ノルマル卒業後、ルーアン、アンリ4世校などのリセで65歳まで教育に携る。ルーアン時代に「ラ・デペーシュ・ド・ルーアン」紙に「日曜日のプロポ」を書きはじめたのが、彼のプロポ(語録)形式の初めである。アランの人と著書については、アンドレ・モーロワの『アラン』(佐貫健訳、みすず書房、1964)に詳しい。邦訳されたものとして、『定義集』(森有正訳、1988)、『デカルト』(桑原武夫・野田又夫訳、1971)『プロポ』1・2(山崎庸一郎訳、2000、2003)『アラン 芸術について』(山崎庸一郎編訳、2004)『小さな哲学史』(橋本由美子訳、2008、いずれもみすず書房)などがある。

「2019年 『定義集 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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