現場力を引き出すリーダーの条件 「オーケストラ型」マメジメント

制作 : 小笹 芳央 
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本棚登録 : 33
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822250423

作品紹介・あらすじ

男性的な“強いリーダー”(α型リーダー)のもと、軍隊型のトップダウンで現場を率き、
目標達成する―。もはや、そんな一本調子な組織と人材では社員をまとめることが
できず、企業としても生き残れない。
なぜなら、インターネットの登場で広く情報が行きわたるようになり、知識を得たことで、
みな自分の権利を意識・主張するようになったからだ。
当然、これまで「主従関係」のようだった知識労働者と会社との関係も大きく変わる。
社員は支配や管理を嫌い、「自分のスキルアップにつながる」「やりがいがある」ことを
「報酬」や「肩書き」よりも求めるようになっている。
こうした社会で成功するのは、α型リーダーに代わって、新たに登場したβ型リーダーが
率いる組織だ。β型は「社員は兵士ではなく、1人1人が特有の技能を持つ貢献者」
「リーダーに最も必要な資質は『共感と気配り』」「CEOが会社で一番偉いわけではない」
「エリートはいらない」といった主旨で動く。
すでにリーダーに限らず、β型の人材と組織形態を導入し、成果を上げる例が米国では
増加中。社会は間違いなく、α型からβ型に移り変わる。本書は、動物行動・心理・社会
学などの知見を活かし、「企業人類学」という独自の切り口で、新しい組織のリーダー
シップとキャリア形成の在り方について提案する。

感想・レビュー・書評

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  • ・厳格な階層型で軍隊式の組織構造:アルファ型
    ・協調とチームワークを重視するオーケストラ式の組織構造:ベータ型

    ピラミッドの上位に位置する少数の層だけが情報を握っていた時代から、IT技術によってひろく情報が行き渡り、一般の社員が知識を得ることができ自由に発言することが可能となりました。
    このような時代は、従来のアルファ型リーダーシップよりもベータ型リーダーシップが求められる、というのが本書の主張です。

    現実的には、アルファ型組織の構造を急に変えることは困難だし、組織や仕事の内容によってはアルファ型の方が適しているケースもあるかと思います。
    しかし、各部門のリーダーがもっと個々人が自己実現できる環境を創りだし、上からの命令よりもチームによる協調を尊重する風土を生み出せれば、もっと社員の創造性を引き出すことができるのではないかと思います。

    「ファシリテーターの育成」「職人を評価」「学習できる組織」・・・もし自分の属する組織に閉塞感を感じているのであれば、現状を嘆くのではなく、ベータ型をイメージしつつ、まずやれることから行動に移してみてはいかがでしょうか。

  • αとβの比較の繰り返し...。

  • ■書名

    書名:現場力を引き出すリーダーの条件 「オーケストラ型」マメジメント
    著者:ダナ・アーディー、小笹 芳央

    ■概要

    IT技術によって、ひろく情報が行き渡り、
    社員は知識と発言する力を得た。
    企業はもはや社員を型にはめることはできない。
    個々の社員の力を最大限に引き出すことが必須だ。
    命令せず、強調し、違いを活かす
    オーケストラ型のマネージメントが
    リーダーの最大のスキルになる。

    男性的な“強いリーダー"(α型リーダー)のもと、軍隊型のトップ
    ダウンで現場を率き、目標達成する―。もはや、そんな一本調子な
    組織と人材では社員をまとめることができず、企業としても生き残
    れない。
    なぜなら、インターネットの登場で広く情報が行きわたるようにな
    り、知識を得たことで、みな自分の権利を意識・主張するようにな
    ったからだ。
    当然、これまで「主従関係」のようだった知識労働者と会社との関
    係も大きく変わる。
    社員は支配や管理を嫌い、「自分のスキルアップにつながる」「や
    りがいがある」ことを「報酬」や「肩書き」よりも求めるようにな
    っている。
    こうした社会で成功するのは、α型リーダーに代わって、新たに登
    場したβ型リーダーが率いる組織だ。β型は「社員は兵士ではなく、
    1人1人が特有の技能を持つ貢献者」「リーダーに最も必要な資質は
    『共感と気配り』」「CEOが会社で一番偉いわけではない」「エリ
    ートはいらない」といった主旨で動く。
    すでにリーダーに限らず、β型の人材と組織形態を導入し、成果を
    上げる例が米国では増加中。社会は間違いなく、α型からβ型に移
    り変わる。本書は、動物行動・心理・社会学などの知見を活かし、
    「企業人類学」という独自の切り口で、新しい組織のリーダーシッ
    プとキャリア形成の在り方について提案する。
    (From amazon)

    ■気になった点

    なし

  • No.707

  • 知識と行動のギャップは、途方もなく広がる。自分のやるべきこと、必要なことを判断するのは合理的な行為である。しかし実際にその知識を行動に移そうとすると、感情的、心理的なハードルを越えなければならない。
    ビジネスリーダ0は適切な自己認識のもとにエゴを管理する必要がある。

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