HARD THINGS

著者 : ベン・ホロウィッツ 滑川海彦、高橋信夫

制作 : 小澤隆生 

• 日経BP (2015年4月17日発売)

感想・レビュー・書評

[キルリアさんの感想 · 2020年5月4日]

企業家を待ち受ける困難の話。世にありがちな⚪︎⚪︎すればうまくいく経営、みたいな話ではまったくなくリアリティが凄かった（実話だから当たり前）。人事領域の話もでてたが、経験から来ている話が多かったので、断言している理由を自分なりに考えていこうと思う。

[えるらだんさんの感想 · 2020年5月2日]

ベンチャー企業の経営というのはどういうものなのかが追体験できました。

[TAKASU@Nico-Tech Shenzhen ニコ技深圳コミュニティさんの感想 · 2020年4月24日]

体験からくる経営者へのアドバイス
エピソードが具体的なのと、本人が経営に関する本をいくつも読んで、それと比較して行っていることがとても良い

[あきこさんの感想 · 2020年4月19日]

自分はただの従業員ですが、会社を作る・経営するということは本当に大変だなと再認識しました。

自社の経営者にも読んでもらいたいと感じました。

会社の問題は誰のせいでもなく、すべて自分の責任という覚悟がないとできないですね。

[tkさんの感想 · 2020年4月18日]

スタートアップ企業経営という苦難に満ちた経営を手放さずにいるのは経済合理から考えてもおかしいことだ。それでも経営を続けるというのは、良い会社をつくること。それ自体がスタートアップ成功の醍醐味だと。

[bobymさんの感想 · 2020年4月18日]

アンドリーセン・ホロウィッツの共同創業者でシリアルアントレプレナーであるベン・ホロウィッツの有名本。
まさにスタートアップのHard Thingsがもりだくさんでヒリヒリする。面白い。
・自分がしたいことではなく、何が大切なのかという優先順位で世界を見るタイミング
・去っていく人たちを公正に扱わなければ、残った人たちは二度と自分を信用しなかった
・大企業でプロジェクト全体が遅れる原因は、必ずひとりの人間に帰着する
・スタートアップのCEOは確率を考えてはいけない。会社の運営では、答えがあると信じなきゃいけない。逃げたり死んだりしてしまいたいと思う瞬間こそ、CEOとして最大の違いを見せられるとき
・優秀な人の退職は他の優秀な人の退職を誘引してしまう可能性
・物事がひどく悪い方向へ進んだとき、社員を会社に留まらせる唯一の理由は、その仕事が好きということだけ
・教育は、マネージャーにできる最も効果的な作業の一つ。会社の生産性を改善するために、これ以上の投資はない
・組織で問題が生じたとき、必ずしも解決策は必要なく、単に事柄を明確化するだけで良い場合もある
・真に偉大なリーダーは、周囲に「この人は自分のことより部下のことを優先して考えている」と感じさせる雰囲気を作り出す
・社員のパフォーマンスを評価しフィードバックを与えることは、CEOにとって必須の仕事
・偉大なCEOは、必要な情報を継続的に収集するために、それぞれ独創的な戦略を考案している

[さまんだなさんの感想 · 2020年4月1日]

ITベンチャーの経営書はどちらかというと煌びやかな印象があったが、この本は真逆と感じた。

経営者である作者が経験する苦難の数々が凝縮された構成となっている。

経営の難しさ、やりがい等をより感じられる作品。

[とぅーんさんの感想 · 2020年3月29日]

起業でぶつかる障壁対応一覧

[1334627番目の読書家さんの感想 · 2020年3月23日]

ベンチャー経営の指南書。困難な経営に対してどうするか、どんな苦境に対しても「何とかする力」について書かれている

[ゆうこりんさんの感想 · 2020年3月22日]

小説みたいで面白い。戦時のCEOの大変さがよく分かる。

つながりがあると思う本
HIGH OUTPUT MANAGEMENT

著者プロフィール

ベン・ホロウィッツは次世代のテクノロジー企業のリーダーとなる起業家に投資するベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ（a16z）の共同創業者兼ゼネラル・パートナー。ニューヨーク・タイムズのベストセラー『HARD THINGS』（日経BP）の著者でもある。アンドリーセン・ホロウィッツを立ち上げる前はオプスウェア（旧ラウドクラウド）のCEO兼共同創業者を務めた。ラウドクラウドは2007年にヒューレット・パッカードから16億ドルで買収されている。カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）でコンピューターサイエンスの修士号を取得。またコロンビア大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得している。妻と3人の子供と共にサンフランシスコ・ベイエリアで暮らしている。

「2020年 『Who You Are（フーユーアー）』 で使われていた紹介文から引用しています。」