- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822255053
作品紹介・あらすじ
伝説の Think Different キャンペーン、iMac 命名など、倒産の危機にあったアップル
復活を支えた著者ケン・シーガル。広告のクリエイティブディレクターとしてスティ
ーブ・ジョブズと 12 年仕事を共にし、ジョブズの凄まじいシンプル哲学こそ、アッ
プルのダントツの価値を生み出す源泉だと実感した。
優れたリーダーは、いかに複雑化を退け、
「シンプル」を貫いているのか
著者は、ジョブズのようなシンプル哲学を貫き、圧倒的な価値を創出する世界の企業
を取材。小規模ネットベンチャー、小売チェーン、食品スーパー、飲料メーカー、銀
行、カード会社、通信会社、果ては、エンターテイメント集団ブルーマン・グループ
まで、どんな規模、業種、そして過去に複雑化がまん延していたとしても、「シンプル」
を導入することで劇的な変革が起きることを示す。
「シンプル」は分かりやすい。
「シンプル」は伝わる。
「シンプル」は価値を生む。
「シンプル」は愛を呼ぶ。
だから人は、「シンプル」に惹かれる。
感想・レビュー・書評
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アップルを再建した、スティーブ・ジョブズの手腕を、ともに働いたケン・シーガルが「シンプル思考」という考え方にまとめたものです。
とってもわかりやすかった。
気になる点は以下です。
・「シンプルさ」は、ビジネスにとって最強の武器になると言っても過言ではない。
・最も活力にあふれる企業は企業のかっこよさや使い方を伝えるのではなく、「なぜ」その製品を手掛けたかを伝えている。
・会社をシンプルにするためには、まずシンプルなミッションを持つことだ。
・知識豊富で誠実な販売員のいる店舗での買い物が快適なことを知っている。
・すべてのビジネスプランは無駄をそぎ落し、できる限り簡潔にすべき。
・シンプルの効力を信じるビジネスリーダーは会社の価値に共感する人材を採用する。
・採用しようとしている人は、特定の個性を生まれ持っている人だったのです。つまり聡明で、好奇心やクリエイティブな発想を持ち、私たちの企業文化や倫理感に合う人です。
・ビジネスに良い影響を与える2つの個性とは、「良識」と「誠実さ」です。
・組織になじみ、仕事に打ち込める聡明で活発な人の仕事は、3人分の仕事に匹敵する。
・絶対に間違えずに常に正しい仕事を社員に求めているわけではない。もし何かまちがったら、それを「正す」ために最大限の努力を尽くせる人を探している
・会社がシンプルになるほど、ブランドは強まる。メッセージが理解しやすいほど、人々はブランドに好感をいだきやすくなる。
・スティーブは、特定の仕事にだけ時間を割くという進め方をしています。プロジェクトはひとつづつ着手しました。こうやって集中力を発揮し、高い品質の製品を作成した。
・スティーブは、4種類のコンピュータを除く全ての製品から完全撤退すると発表した。
・アップルに息づく哲学とは、量より質を追求するという哲学だ。
・アップルでは、顧客がアップル製品と「恋に落ちる」ようなテクノロジーを形にする
・デジタル空間で重要なものは、「シンプルさ」「デザイン」「価値」の3つだ。
・データだけに頼るビジネスは、人間的な要素に欠ける。数字は意思決定するための判断材料の1つに過ぎない。
・物事を圧倒的にシンプルにするのは直感。
顧客に関するいくつかの質問(抄)
・顧客が受ける体験はすべてで一貫しているか。
・顧客体験を通じて、あなたは会社の熱狂的な支持者になろうと思うか
・会社が販売しているものはシンプルか
目次は次の通りです。
イントロダクション 「シンプル」は見た目通りでない
Chapter1 「シンプル」な組織は、シンプルなミッションから
Chapter2 「シンプル」は組織に浸透する
Chapter3 「シンプル」はリーダーの味方
Chapter4 「シンプル」はチームスポーツ
Chapter5 「シンプル」がブランドを作る
Chapter6 「シンプル」はどんな規模の会社にでも効果がある
Chapter7 「シンプル」はよどみがない
Chapter8 「シンプル」は愛を呼ぶ
Chapter9 「シンプル」は直感でわかる
Chapter10 あなたなりのシンプルの道を見つける
あなたのシンプル化ストーリー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了
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何事もシンプルであることの重要性を説かれる
シンプルにすることはとてつもなく難しい
意識改革には良い -
一章まで読了
スティーブ・ジョブズと共に働いた経験のあるケンシガールが、ジョブズのシンプル思考についてまとめた本。
ここまで吹っ切れる環境は中々ないだろうが、もし可能なら素晴らしいと思った。 -
シンプルを追求することによる影響力が語られている
なお、アップルに特化した内容ではないので注意
色々と理想論ではあるが、羨ましく思う
いかに普段、無駄にまみれているか、痛感する
前半はかなり間延びしたが、後半は刺さる内容も多かった -
シンプルを追求する。
シンプルが大切なのはわかった。やり方は人それぞれ。シンプルを突き詰められる人は、シンプルががその人とってとても高い価値観なんだな。 -
■書名
書名:最強のシンプル思考 最高の結果を出すためのたった一つのルール
著者:ケン・シーガル
■概要
“シンプルは「最強の武器」になる”伝説のThink Differentキャンペーン、iMac命名―。
ジョブズのそばでアップル復活を支えたケン・シーガル最新刊。
(amazon.co.jpより引用)
■気になった点
なし -
著者は、「Think Different」キャンペーン、iMac命名など、倒産の危機にあったアップル復活を支えたケン・シーガル。本書では、スティーブ・ジョブズと12年ともに仕事をした経験や、世界各地で成功をおさめるリーダーへの取材から導き出された、「シンプル思考」の共通点を説く。
Chapter 1「シンプル」な組織は、シンプルなミッションから
Chapter 2「シンプル」は組織に浸透する
Chapter 3「シンプル」はリーダーの味方
Chapter 4「シンプル」はチームスポーツ
Chapter 5「シンプル」がブランドを作る
Chapter 6「シンプル」はどんな規模の会社にでも効果がある
Chapter 7「シンプル」にはよどみがない
Chapter 8「シンプル」は愛を呼ぶ
Chapter 9「シンプル」は直感で分かる
Chapter10 あなたなりのシンプ ルの道を見つける