模倣の経営学 実践プログラム版 NEW COMBINATIONS 模倣を創造に変えるイノベーションの王道

著者 :
  • 日経BP社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822255084

作品紹介・あらすじ

企業の競争力と進化に関するパラドクスを解明したベストセラー『模倣の経営学』が、
実践的な解説を大幅に増補して新登場!
偉大な企業の「パクリ伝説」をもとに、
ビジネスモデルとテクノロジーを革新する、
「模倣による新結合」の手法を体系化。

ゼロイチという言葉を、よく耳にするようになった。
これは、何も無いところから何かを生み出すということで、無から有を創造することを象徴した表現である。
ちなみに、今あるものを、何十倍、何百倍の価値にすることは、イチから百を生み出すことに喩えられる。
さて、この「ゼロイチ」、そもそも、本当に何も無いところから発想が生まれるのだろうか。
傍からみていてゼロイチに見えるようなことでも、その実はゼロイチでないということは多い。
(中略)
増補した理由は、冒頭で述べたような「ゼロイチ神話」を実際に超えていくための手法や
考え方を解説すべきだと考えたからである。近年、シリコンバレーで培われたノウハウが、
イノベーションプログラムとして体系化されてきている。その中には、まだ国内で知られていないもの、
あるいは模倣に関連性の高いものも含まれる。日経BP社にいただいたこの機会に、ぜひ紹介したいと考えた。
(「はじめに」より)

感想・レビュー・書評

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  • とても読みやすい。納得できる。

  • 模倣の必要性はOK。模倣が創造の基盤になることは疑わないが、その基盤をベースにイノベーションに至る工程には大きな溝がある。相転移や創発というレベルのイノベーションへのプロセスが、内省だったり、工夫だったり、実行力の違いだけで生まれるのだろうか?模倣がイノベーションに変わるには、模倣を繰り返すだけでなく、その主体が競争や場との関係性をどう認知し、淘汰の流れで生き抜くかというプロセスが重要ではないだろうか?その部分が安易にビジネスモデルや大局観という言葉に置き換えられており、ちょっと残念。経営学というよりイノベーションのひとつのフレームワークという感じ。アカデミックアプローチが足りないのでまさにプログラム。その意味で著者もよくこも内容のポジションを分かって書いている。経営学は科学にはまだ遠い感じを改めて感じました。

  • 「何もまねしたくないなんて言っている人間は、何も作れない」(サルバドール・ダリ)。経営も同じ。偉大な企業の「パクリ伝説」をもとに、ビジネスモデルとテクノロジーを革新する、「模倣による新ビジネス」の具体策を説く。2012年刊行『模倣の経営学』の増補版。

    はじめに:ゼロイチ神話を超えて
    初版まえがき:模倣のパラドクス
    基本
    01[なぞかけ]メタファーと新結合
    02[共通性]本質をモデリングする
    03[分類]似た者同士を探せ
    04[パターン]良い模倣と悪い模倣
    05[手順]創造的模倣の5ステップ
    探索
    06[観察]ありのままに見る
    07[探索]遠い世界を見に行く
    08[教師]誰をどう真似る?
    分析
    09[設計]整合すべき4つの要素
    10[推論]仮説を導く比較分析法
    11[実験]低コストで試す3つの方法
    実行
    12[創造]再現から独創へ
    13[守破離]ギャップを越える複眼モデリング
    14[反転]良いお手本を反面教師にする
    15[わな]模倣できそうで模倣できない仕組み
    16[順序]まず山があって森がある
    17[作法]模倣の力を引き出す3つの肝

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著者プロフィール

早稲田大学商学学術院教授1992年横浜国立大学経営学部卒業。1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了(経営学博士)。広島大学社会人大学院マネジメント専攻助教授、早稲田大学商学部助教授(大学院商学研究科夜間MBAコース兼務)などを経て、2008年から現職。2011年9月から独立行政法人経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、2012年4月から2014年3月までペンシルバニア大学ウォートンスクール・シニアフェローを兼務。2003年経営情報学会論文賞受賞。専門分野は、競争戦略とビジネスシステム(ビジネスモデル)。主な著書に、『ブラックスワンの経営学』(日経BP社)、『情報技術と事業システムの進化』(白桃書房)、『事業システム戦略―事業の仕組みと競争優位』(共著、有斐閣)などがある。

「2017年 『模倣の経営学 実践プログラム版 NEW COMBINATIONS 模倣を創造に変えるイノベーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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