天才の証明

著者 :
  • 日経BP
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レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822259211

作品紹介・あらすじ

あなたには才能がある 私がそれを証明する

既存のルールに縛られるな 新しい視野と思考を手に入れろ



オリエンタルラジオ、RADIO FISHの司令塔による

才能を開花させる「戦略」と「選択」



卓越したプレゼンテーションやコメンテーターとしての鋭い発言、

RADIO FISHとしての音楽&ダンスパフォーマンスなど、

芸人の枠に収まらず多彩に活躍する、オリエンタルラジオの中田敦彦。

トライ&エラーを繰り返してきた著者だからこそ語れる新時代の才能論です。



多くの自己啓発書が「あなたの意識を変えなさい」とうたっていますが、

著者は「あなたは変わらなくていい」と言います。

「あなたは今のままで、進む道やルールを変えてみることに知恵を尽くしてほしい。

その努力を諦めないでほしい」と。



どんな人にも適材適所があり、

その人が生まれ持った資質を伸ばし磨いていく方法があります。

それを30の視点から語っています。





・才能はピンポイントで考えるべき

・優れるな、異なれ

・自分を変えるな、ルールを変えろ

・今ある支配的価値観は1つの考え方にすぎない

・自分のことは他人にしか分からない

・空気は読まず、時代をつかめ

・イイ男は武士からジェントルマンへ





★著者からのメッセージ

時代が変化していくなかで、正しいことや考え方も

常に変化していると私は考えています。

そのうえで、古いルール、価値観、体制に縛られて

もがき苦しんでいる人たちに、その才能を遺憾なく発揮してほしい。

タイトル『天才の証明』は自分自身の才能を証明したい思いもありますが、

読んでいただいたみなさんも1人1人が天才であり、

それを私がこの本で証明したい。そんなメッセージを込めています。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事に合わせて自分を変えるか。
    自分に合わせて仕事を決めるか。

    どちらも必要だとは思いますが、
    根本的に自分が得意とする資質は
    なかなか変えられないもの。

    本日ご紹介する本は、
    自分の才能を生かすための
    考え方を紹介した1冊。


    ポイントは
    「見つける努力」

    今の仕事のスキルを上げる努力をすることは重要。
    しかしながら、同時に自分の才能を見つける努力、
    そして、自分がより評価される場所を探す努力も重要。


    人は、今の環境が一番居心地がいいもの。
    ほかの世界を見ようとは思いません。

    自分がもっと活躍できる場所を探す努力は
    常にしたいものです。


    「勝てる場所」

    全ての人間には自分にしかない才能があって、
    勝てる場所はどこかにあるはず。

    もし今、周りからあまり評価されていないとしたら、
    勝てる場所を探す努力をしていないだけかもしれません。


    「ある程度できる」


    人はやろうと思えば、ある程度のことはできるもの。
    でも、ある程度では勝てません。

    限られた時間の中で、どこに力をつぎ込むかの取捨選択が大切。
    自分自身の武器は自分では見えにくいもの。
    自分はどういう起用のされ方をすると最も活躍できるかを
    考えることが重要です。


    何が優れた才能かは、その時代に役に立つかどうか。
    自分は何に役に立つのかを考え直してみるきっかけになる1冊です。
    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    全ての人間に自分にしかない才能がある。
    あなたは変わらなくていい。進む道やルールを変えることに知恵を尽くすべき。
    一人の人間の才能はとてもピンポイント
    人は向いていることに投資しないといけない
    「優れるな、異なれ」
    勝てないなら、勝てる別の場所を見つける努力をするべき。
    1つのルールの中で優れようと固執すれば、アドバンテージを見過ごしてしまう
    自分を変えるのではなく、ルールのほうを自分の得意なことに近づける
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 誰もが天才、まず自分を分析せよ
    第2章 自分を変えるな、ルールを変えろ
    第3章 空気は読まず、時代をつかめ
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 「優れるな、異なれ」が全体のテーマになっているように感じた。誰にでも得手不得手、長所短所があるが、短所を克服するよりも長所を伸ばす、自分の得意なことが活かせるフィールドで勝負できるように工夫する。器用貧乏になるよりも、自分のもつ才能を最大限に活かすことが成功への道。仕事で悩んでいるとき等に読むとポジティブな気持ちになれそう。
    また、相方の藤森さんのことをこれほど評価しているのは少し意外でした。

  • 仕事に関してガチンコでやってる人は、読むとかならず刺激になって「俺もやろう」ってなる本。
    中田さんが出してきた結果が詰まってる本だし、歴史が濃縮されている本だ。
    オリエンタルラジオでブレイクした中田さんと、相方藤森さんの話しがなんとも面白い。
    そして、なによりも有り余るほどの文才があるからこそ、言い回しや言葉のチョイスが絶妙で面白く、リズミカルのある言語で書いてあるなーと言う印象があった(個人的に)、一言で言うと次から次にページをめくりたくなる一冊。
    あのperfect humanができた話も盛り込まれているので、「そういう経緯で作られたんだ!すげぇぇぇぇ!天才かよ!」ってついつい唸りあげて天井を見上げてしまうほどだ。
    一言で言うと、面白い。面白すぎる。
    (「労働2.0」に書いていた感想を転載)

  • 分析する気持ち、考えるってこういうことをいうのだな。と認識させられる書です。

    とくに残った言葉を残してコメントします。
    >「理解できない」との意見があったことも、喜ばしいこと。これまで時代を変えてきた新しいものは、前の時代からの激しい反発なしには生まれない
    ・・・芸能の世界にせよ、なににせよ、やはり新しいものを築くのはこういうこと、、、、それが世間一般でもそうなってきたのが難しい。

    >長所を伸ばす、短所は無視する
    ・・・長所も短所もだれが決めるんだいということ、しかもいつ長所が短所に、短所が長所になるかわかったものではない。

    >電球の発明に至るまで1万回失敗したエジソン本人いわく、「失敗ではない、うまくいかない方法を1万回試しただけ」
    ・・・つねにプラスの思考を持ち続けよう・・・そこに次への一歩がある。

    >自分自身の武器は、自分には見えにくい。人から見たら優れた能力なのに、自分にとっては当たり前に備わっているから気づけない。
    ・・・ やはり自分とはなにか? にいきつく、そしてそれは自分だけではわからない、ということ。

  •  ある分野の「王道」や「正攻法」で結果が出せない人や、他人とは違う道を行こうとしている人にとっては励みになる本だと思いました。

     あとこの本を読んでいると、霜降り明星やEXITなどの若手芸人さんを思い出す場面がいくつかありました。例えばP.162でキングコング西野さんが、数年前に企画したプレゼンテーションライブで会場選びや照明などの「空間」を作る事にこだわっていた話では、EXITが初単独で会場をクラブ風にして、後のZepp単独ライブでは歌ありコントあり何でもアリの舞台をやった事が頭をよぎりました。

     また、中田さんがあとがきで「オリエンタルラジオ行こう、20代で感売り番組を持ったタレントは出ていません」と書いていますが、この本が出版が2017年11月で、その翌年のM-1で霜降り明星が優勝して、2019年には霜降りバラエティが始まったのだと思うと、霜降り明星は本当に凄いと思いました。

     中田さんの世代では周りの芸人さんにやいやい言われながらやっていたことを、今の若手の皆さんはことごとく自然にやるようになったのかも知れないと思うと、お笑いの世界も経った数年で色々変わったのだな~としみじみ思いました。

     それと、本の作りがハードカバー&表紙真っ黒&スピン付き&中田さんの一人称「私」で、全力で本の格調高さを演出していて、そんな細かい所までこだわる所が、綿密に自己プロデュースする中田さんらしいなと…笑

     色々書きましたが、個人的には武勇伝やPERFECT HUMANを例にした「音ネタ・歌ネタの解説」の部分が特に面白かったです。 

  • またいつか読み返す

  • 自分の才能を活かすための本
    才能が分からなかったり、やりたい職業につきたい人は、見るべし

  • これはあっちゃん敵作る

  • 与えられた中で自分なりに頑張るか、自分が天才になれる場所を頑張って探すか。
    後者こそが自分を本当に諦めない生き方。それを意識してやっている人が、努力した成功者。

    ①才能と呼ばれるものは価値観によって変わる
    ・同じようにおいしいお菓子でも和菓子は洋菓子を対象とした賞は取れないし、洋菓子は和菓子の賞はとれない
    それはお菓子が悪いのではなく、そういうものだから。
    自分が何菓子か見極めて、そこに応募すれば良い

    ②価値観(良いと言われるもの)は時代、場所によって変わる
    ・自分を変えるのではなく、進む道や前提を変えることも選択肢の一つ
    ・目標達成の方法はいくらでもある。道が通れなければ別の道や交通手段を使って目的地に着けばよい
    ・自分の弱点と思っていることこそ、人との違いとなる部分であり、武器になる可能性がある

    ③絶えず自分の能力の中で違っている部分を探し、言語化、そこを使って結果を出す
    ・自分にとって当たり前が人と比べて優れていることもある

    ④好きだから得意になる。得意だから好きになる
    ・得意だと思っていたことが、他のすごい人とを見つけて好きでなくなったら、好きが増える場所を探せばよい

    ④科学とは法則を導き出すこと

    ◆所感
    中田さんも西野さんも自分を冷静に見て、自分に向いていないものを見極めた。向いていない、できないと自覚すること、開き直らずに勝てる分野を探したすごさが分かる本だった。自分にとってはこういう人が頭が良いと思う。

  •  こんばんは! 今日のイチオシの本は、
    『天才の証明』:著 中田敦彦
    
     今回は、オリエンタルラジオの中田敦彦、あっちゃんが執筆した自己啓発本をご紹介します!
     最初僕はこの本を手に取った時は、「天才の証明?あっちゃんが自分が天才ってこと記してるんかな、ナルシ笑」くらいに思ってました。
     しかし、違いました。本書は【全ての人には才能がある。それを私(=中田敦彦)が証明する】という決意を基に書かれたものとなっています!
     彼の、オリエンタルラジオを通しての芸能人生で学んだこと、どうやってブレイクを複数回も成し遂げたのかなどを語ると同時に、ためになる考え方やマインドを紹介しています。武勇伝やperfect humanなどのブレイクの裏には、彼の緻密な分析と戦略があったことを知りました!
     この本に書かれてある面白い情報を2つピックアップし、超圧縮してお伝えします!(尺の関係上、今回は2つです。)
    
    ①正統か異端かは時代によって更新される
     オリエンタルラジオと聞いて、まずパッと思いつくのは武勇伝でしょう。このネタは、まさに時代のニーズに応えたものなのでした。
     彼らがデビューした2005年は、「テレビ離れ」が出始めていた時代でした。インターネットの普及によりテレビ離れし始めていた視聴者層を取り込むために、ショートな尺の短いネタ番組が作られていました。3分〜5分という短い尺の中で、いかに魅力を伝えられるかが勝負だったのです。「エンタの神様」がその筆頭です。オリラジは見事その時代の流れに乗りました。分かりやすい「武勇伝」というキャッチコピー、耳に残るリズム、小ネタを連呼する構成だから視聴者が途中のどこからテレビをつけても理解できる所など、エンタのニーズに、時代のニーズに答えていたのです。もちろんこれは計算の上でのことでした。
     このエピソードからあっちゃんは、「時代によってあるべき姿は変わる、だから周りから異端と思われようが気にするな」と語っています。オリラジは従来型のお笑いである「漫才や大喜利」は不得意でした。そのことを周りの先輩芸人から非難されることもありました。伝統的なお笑いを追求しない彼らは異端扱いされたのです。しかし、自分たちの特徴と時代のニーズ双方の分析をすることで、あの「武勇伝」が生まれたのでした。
     私たちはつい常識とか、固定観念で物事を考えてしまうことが多々あります。しかし、それでは時代に取り残されてしまうでしょう。【時代のニーズを分析し、そこで自分の才能をどう活かして勝負するか】が鍵なのではないでしょうか。
    
    ②優れるな、異なれ
     冒頭でも述べましたが、あっちゃんは「誰もが才能を持っている」と語っています。しかし、自分なんて才能がないという人が大半だと思います。それについてあっちゃんは、「人から見て優れている才能は、自分にとっては当たり前に備わっているもので気付かないから」だと言います。
     これを証明する面白いエピソードを彼は紹介しています。ある番組のロケで、小さな離島に訪れた時のお話です。そこの離島にしかないグルメを探す企画で、観光客用に作ったランチを食べたのですが、どうもあまり美味しくありませんでした。ロケが終わった後に、撮影に協力してくれた島民の1人が経営しているスナックに行きました。その時に出された食べ物は、皿一杯のイカ刺しです!このイカ、とても美味しいだけでなく、なんと大きな皿一杯のイカがなんと1匹分だというのです。おかしいと思ったあっちゃんは、島民にイカの写真を見せてもらいました。そしたらなんと、そのイカは【人間の背丈に匹敵する大きさ】だったのです!しかもそれが浜辺に打ち上げられてて、いくらでも取れるのだとか。当然あっちゃんは、「これはすごい魅力的だ!こんな珍しいもの、なんでロケ中に教えてくれなかったんだ!」と尋ねました。島民の返答はこうでした。「いやあ、俺たちにとって当たり前のものだったから、あんたらがそんなに喜ぶとは思ってもみなかったんだよ。」
     このエピソードから言えることは、人間の魅力はその人自身は気付かないということです。だって、離島には当たり前に巨大イカがあるように、本人にとって当たり前に備わっているものだから。私たちはその当たり前に備わっている力にまず気付けません。
     自分の才能を見つけたいと思ったら、無理に自分の優れているところを探すよりも、他者から評価をしてもらうことがいいでしょう。それにより、「自分では当たり前と思ってるけど、人とは違う部分」が見えてくると思います。その【「人とは違う所」こそがあなたにとっての当たり前で且つ、他の人が持っていないもの=才能】なのです。
     優れる必要はありません、異なればいいのです。と、あっちゃんは締めくくっていました!
    
    
    
     
    
    
    
    
     

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著者プロフィール

1982年生まれ。2003年、慶應義塾大学在学中に藤森慎吾とオリエンタルラジオを結成。04年にリズムネタ「武勇伝」でM‐1グランプリ準決勝に進出して話題をさらい、ブレイク。またお笑い界屈指の知性派としてバラエティ番組のみならず、情報番組のコメンテーターとしても活躍。14年には音楽ユニット「RADIOFISH」を結成し、16年には楽曲「PERFECTHUMAN」が爆発的ヒット、NHK紅白歌合戦にも出場した。マルチな活動はとどまるところをしらず、18年にはオンラインサロン「PROGRESS」を開設。さらに19年からはYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の配信をスタートし、わずか1年あまりでチャンネル登録者数が250万人を突破。いまもっとも注目されるユーチューバーでもある。

「2020年 『幸福論 「しくじり」の哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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