ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険

  • 日経BP
4.17
  • (39)
  • (36)
  • (17)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 287
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822262433

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読み進めるとともにCIOになっていく主人公が何を実施したか、なぜそれを実施したか背景とともに理解できる。

    一方で、描写が訳からは不十分で、読み抜けないところも多々ある。

  • 私にとって非常に参考になる内容でした。
    IT部門とビジネス・経営とのかかわり、ITが経営にあたる影響、IT部門での仕事のやり方の複雑性と不透明性。
    IT部門で働く者として、非常にリアルな実務に沿った内容で勉強になりました。こう言ったITに関するケースがあまりないなあと思っていたところに、この本でした。ここから、自分の仕事の幅を広げ、フレームワークを作れないか模索したいと思っています。

  • まったくの素人が、新しい領域に入り込むと、

    ・新しいものが見えるか、
    ・分からないことが分からないままか

    どっちかですが、これは見事に前者でした。

    営業で見事な成績を上げていた中堅社員が、CIOに就任するとどうなるか、ストーリー仕立てで、経営層がITに見る『偶像』を浮き上がらせてくれます。

    昔は花形分野であったITですが、今はすっかりインフラとなり、ガスや水道のように『あって当たり前』になってしまいました。ビル・ゲイツがなんか壇上で発表したからと、すぐに会社で採用しないと生き残れないみたいな感じではないんですよね、すでに。

    セキュリティホールをつかれて外部から攻撃をうけるというエピソードがあるのですが、なかなかリアルで興味深いです。一旦ビジネスを休止してセキュリティ強化を計るべきだとする社員一同と、会社の立て直しの為に送り込まれたCEOとの戦いが、本当にありそうな話しで、もし主人公の立場だったら、どうやって決着つけるのかと、イヤ~な汗が結構でました・・

    ITも成熟期に入り、インフラとなり会社の縁の下になっていくのかなと思うのですが、他のインフラと決定的に違うところが、未だに技術自体が発展途上にあり、スピードがまだまだものすごく速い点です。現状をとどめていくだけで、かなりのエネルギーが必要です。その割には、もうオペレーション部隊としての評価なので、やって当たり前、なにかやらかすとこっぴどく怒られるっていう構図は、若手の社員には耐え難かったりしますね・・

    経営層から投資を引き出す立場にあるIT部門を束ねている人とか、上司からプロジェクトを丸投げされて社長にITプロジェクトのプレゼンをしなければならなくなった人にとってもオススメの一冊です。経営層がどのようにITを捉えているのか如実に分かります。その人達の文脈に自分のプロジェクトの意義を響かせるのに、とても役に立つはずです。両方の立場を見事に描いた良書です!!

  • ビジネスにおけるITのブラックボックス化が起こっている。
    これは、リーダーがITの技術的の側面に対する理解を持っていないため、IT部門とビジネス部門の協働が難しくなっているためである。
    しかし、ITに関する深い理解を得ることは難しく、IT側の人間でさえ、それぞれの部門について理解することが精一杯であったりする。
    本書は、ビジネスリーダーとしてやってきた主人公が突如CIOに任命され、いかにIT部門をマネージしていくかを書いた、一種のケーススタディ本で、小説風に書かれていて読みやすい。
    未だ世界で明確な正解のない分野にチャレンジする様が描かれている。

  • IT企業の営業マン必読だと思う。
    あるIT経験がないビジネスリーダーが、突然CIOになり、様々な課題に取り組んでいく。

    IT投資を「不可避」「ROI(改善的)」「OCI(ブレークスルー)」に分けるところなど、「なーるほど。そういう風に説明できるのか!」という感じ。(何でもROIで測れることばかりではない。)

    自社におけるITについてのプレゼンテーションなども、真似したい事がたくさんあって付箋だらけ。

    シゴトに取り入れたいことばかり、ストーリーもある程度面白く、申し分なし。

  • CIOとはについて考えさせられる良書。

    ・IT部門ほど多くのビジネスと関係する部門は他にない
    ・CEOはITに対して、企業戦略の柔軟性に貢献することを期待する。ITは変化を吸収できなければならない
    ・完成されたスタッフワーク
    ・ベストなマネージャーは、何をするにしても、このツールキットアプローチをとるね。ダメなマネージャーは、あらゆることに対して、ハンマーかレンチ、あるいは自分がただひとつの本当の道具と見なしているものを使おうとする

  • 10年前のほんとわ思えない何度も読み返したい内容です

  • 非ITマネージャーが、IT組織をマネージメントするために必要なことを、ストーリー調で解説。少し古いが、読み物としても面白いし、本質は今も変わらない。
    * 自分が何を知らないのかを知るのが第一歩
    * まず、自分のチームに入る本当に良い部下が誰か、それを明らかにしよう
    * 部下のマネージャーたちからそれぞれの担当分野の直近の活動を説明してもらうマネージャーたちが一緒になり、ビジネスにおいてITが果たすべき役割を示す将来ビジョンを作り上げてもらいたい

  • とある研修受講の前に宿題として出されるという
    話を事前に知りえたので、その課題図書である
    本書を読みました。
    所謂小説ではあるのですが、ITに関して非常に示唆の
    多い、いつも現場で感じる内容や、課題認識に
    非常にFITする内容でした。
    正解は載っていないのですが、この本に書かれてある
    現象やその問いかけについてディスカッションするのは
    有用だと思います。個人的にはディスカッション自体は
    苦手なので辛いところではありますが。
    もう一つの感想としては、この小説は米国で書かれていて
    金融ベンチャー企業が舞台になっているのですが。
    自分自身の悩みや課題とほとんど合致することが多く。
    自分の悩みや環境は特殊性のあるものと思っていた部分が
    あるのですが、汎用的なことだったのかという気づきと
    やはりという再認識を得たと思いました。

  • 分かりやすく良く書かれているのだが。

    人名に誤訳があると思われる。リックリッダーはリックライダーだと思われる。さらに訳出されていない部分もある。なんで?

    日経コンピュータで紹介されていたので,図書館から借りて読んでみた。

全46件中 1 - 10件を表示

Robert D. Austinの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
内田 和成
スペンサー ジョ...
エリヤフ・ゴール...
平野 敦士 カー...
フィリップ・マグ...
有効な右矢印 無効な右矢印

ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険を本棚に登録しているひと

ツイートする
×