男と女は誤解して愛し合い 理解して別れる (乗り移り人生相談傑作選 1)

  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822273224

作品紹介・あらすじ

柴田錬三郎「キミはやれ、俺がやらせる」、今東光「極道辻説法」、開高健「風に訊け」-。人生相談の三大名作を企画・担当したシマジが、三文豪から受け継いだ人生の奥義と、自らの遊犠三昧から編み出した愛の必殺技を悩める男女に伝授する。ふっと肩の力が抜け、じんわり幸せな気分になり、ちょっと冒険をしたくなる人生相談の決定版!

感想・レビュー・書評

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  • 酸いも甘いも知った男と女の悩みに、PLAYBOYを100万部雑誌に育て上げた編集長・島地勝彦が応える。人生の味わい深さを噛みしめるような、深イイ話を聞くひととき。

  •  日経BPnetの乗り移り人生相談は大好きである。本書はその傑作選ということで、ネットでバックナンバーを見れば済むのだが、勢い余って電子書籍にて購入した。電子書籍だと細切れ時間に読み進められるので、この手の本には最適である。
     人生は恐ろしい冗談の連続であり、冥土までの暇つぶしだ。冥土までの暇つぶしだからこそ、極上の暇つぶしをすべし。人生はままならず、悩みの種は尽きない。ため息をつき続けても一生。それなら笑い、愉しんだ方がいい。

     今、自分は40代前半にして、安閑とした人生を送ろうとしていないか?
     この人生相談がすべて自分に合っているとは言えないが、島地氏の生き方や考え方について、自分なりに学べる部分があるかもしれない。

     とりあえず、「シマジ教」に体験入信してみることとする。本書で島地氏が相談者への回答を通じて薦めていた、数冊の本を早速ネット注文した。どんな内容か、楽しみである。気合いを入れて読破したい。

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著者プロフィール

島地勝彦(しまじ・かつひこ)
1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』(いずれも講談社)『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など、多数がある。

「2023年 『時代を創った怪物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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