残念な社員が一流に変わる秘密のルーティン

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 43
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822279684

作品紹介・あらすじ

ノートと対話で社員がみるみる伸びる!

自分で考えて行動する社員がたくさんいれば、会社は強くなります。でも、実際はどうでしょうか。せっかく苦労して採用しても、うまく育てることができずに辞めてしまう。上司の指示を待ってから行動する「残念な社員」ばかり━━。企業経営者や管理職の皆さん、こんな悩みを抱えてはいませんか。
そんな方々に朗報です。なかなか成長しない「残念な社員」を一流に変える方法があります。使うのは基本的にノートと社長や上司と部下による対話だけ。根気強く続けてルーティン(習慣)化することができれば、多額の初期投資をかけることなく、みるみる社員が伸びます。
中小企業を中心に、これまで数々の社員を伸ばし続けている経営コンサルタントの著者が、自分で考えて動く社員を育てる秘訣を伝授します。
目標設定と計画策定、仕事の行動管理、社長や上司と部下との対話を通じた行動改善。これらの方法を通常業務をしながら、どのように社員に教えて自立させるか。そのエッセンスをこの1冊にまとめました。

【主な内容】
第1章 残念な社員を一流に変えるにはコツがある
第2章 一流に成長するスタートは目標設定と計画策定
第3章 行動が変われば意識が変わる。それが一流を生む
第4章 社長や上司による毎日の対話が一流をつくる

感想・レビュー・書評

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  • 著者から自創経営を学んでいます。部下、後輩の成長を心の底から願う、この言葉、この姿勢を大事にして行動したい。

  • 自ら進んで動く社員をどのように育てればいいのか。ノートとコミュニケーションによる方法で、お金をかけずに社員を育てる方法を紹介している本です。


    本書では「褒めるの」の反対は「がっかりする」と考えます。

    本書のもう1つの柱である「ノート」については、フォーマットは掲載されているものの、あまり詳しく解説されていませんでした。



    ?知る→ ?理解する→ ?大体1人でできる→ ?より良くできる→ ?自分ができる事を人に教えて育てる事ができる

    これら成長の5つのステップを社員に踏んでもらうために社長や上司が心がける基本的な流れは4つ。

    ?成長期待を持つ
    ?現状の成長度合いを確認する
    ?当面の成長課題を明らかにする
    ?課題の解決方法を考えさせる

    対話を通じてこの4つをルーティーンにする事が大切である。

  • 2017/1/9 1
    成長対話。相手の気持ちを引き出す会話。喋りすぎない。聞き役。

  • 上司に勧められた本。啓発本の中では具体的な会社での例を出しており、説得力があった。社員が働く理由やモチベーションの源泉は人それぞれなので、社員が自主的に仕事に取り組みには個人に合わせたやり方を見出さなければいけない。そして、トップは目標を明確化して、それぞれの社員への落とし込みも必要。自分の仕事が会社のどの部分の利益を生み出しているかを知ることで、仕事への取り組みも変わると思う。

  • ーーーーー↓市原2016/9/18↓ーーーーー
    【ブクログ】
    <残念な社員が一流に変わる秘密のルーティン>
    ○読んでほしい人
     2年目以降の社員
     上司、部下に不満を持っている人 
     考えて動くという事が分からない人
     
    ○概要
     サービス業がほとんどの割合を占めるようになった日本。
     多種多様なサービスが存在し、飽和状態になりつつある今、品質の高いものを作れば売れるような時代ではなくなった。
     提供する「人(人財)」がよくなければもの、売れない時代になってきている。
     ものとは違い、提供する「人(人財)」はそれぞれの意思をもっており、会社のために能動的に働いてくれる人もいれば
     会社に所属しているだけでただただ、与えられた仕事をするだけで給料をもらっている、残念な社員がいるのも事実。
     そういった状況を打破するために、自分で考えて行動ができる「自創社員」に変えることができるちょっとしたルーティンを
     紹介している本である。
     
    ○気になった点
    ・一人の凝らす成長してほしいと社長が心の底から願えば社員は育つ
     部下に対して、期待しなくなれば、その人は敏感にそのことを察知し、落ち込んだり、最低限の仕事しかしなくなる。
     部下に対しては成長期(売上の伸ばす、新しい人を連れてくる、社内を明るくするなど)をしっかりもって接すれば、
     おのずと部下に対してどのようにしてけばいいかが分かってくる。 
     
    ・社員みんなで雑談して人を育てる。自分の思いを口にして頭の中を整理する。
     業務効率化を考えると、雑談をせず今やっている仕事に集中したほうがいい。という考えがあるが
     実は、雑談することによって、色々な効果を得ることができる
    1.説明力、提案力、ユーモア力等コミュニケ―ション能力が上がる 
      何か伝えたいとき、面白いことを話すときには自分で物事を整理して話すため
      何も知らない人に対して話す力等がつく
    2.話をすることによって、仕事の幅が広がる。
      人と話をする事によって、その人と距離が縮まり仕事が降りやすくなったりする。
      他部署の人たちも話せるようになれば、何か問題が起きたときとかに、他部署と連携して解決できたりすることもできる。

    ○目標は成果に関する内容だけでは不十分。自創社員を育てるには3種類が必要に
    ・A目標、B目標、C目標を必ず立てるようにする。
    A目標:業績や成果に関する目標。売上や、顧客開拓等、業務に関する目標。
    B目標:職務拡大に関する目標。仕事の幅、質のいずれかでの目標。
        職務を拡大するという事は自分の仕事を一部、部下に譲るという事にもなるので、人財育成の目標にもなる。
    C目標:能力向上に関する目標。個人と組織の納涼を高めて仕事のソクソや出来栄えなどの質をよくすることが重要

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