Javaでなぜつくるのか 知っておきたいJavaプログラミングの基礎知識

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822281960

作品紹介・あらすじ

驚異のベストセラー「プログラムはなぜ動くのか」第6弾。登場から10年、誰も書かなかったJavaの本質を解き明かします。

感想・レビュー・書評

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  • 古い本だったけど、Javaについては今でも変わっていない。筆者の言う通り息の長い言語になっている。オブジェクト指向が主流だけど、その大元はJavaなんだろう。

  • 自分自身が今一つ、J2EEのことなどわかっていない気がするので、初心に帰って読んでみた。要点がよくまとまっていて、初歩のエンジニアがさっと把握するのに良書だと思った。また、中堅PMなどが要点をつかむうえでも良書だと思える。

  • Javaについて知らないことが多すぎる為、
    勉強のために購入。

    普段ある程度Javaに触れているので、
    書いてる内容はそれなりに理解できたが、
    分からない部分も多かった。

    もう少し基礎的な知識を身につけてから
    また読み返してみたいと思った。

  • ダウンサイジングを行う上で、javaの特性を知りたかったので今更ながら読む。

    javaは仮装実行環境を持つため、
    ハードウェア、OSが何であれ、同じプログラムを使うことができる

    javaの言語仕様
    ・クラスは必ず作るべし
    ・クラスに所属しないメソッドや変数を持てない
    →意図しないグローバル変数やグローバルメソッドを禁止できる
    ・全てのクラスがmainメソッドを持てる
    →クラス毎の単体テストがやりやすい
    ・パッケージによる名前の管理
    ・deprecatedによる推奨しないメソッドの警告
    ・例外処理によるエラー処理

    JVM仕様
    ・クラスとファイルの関係が明確
    ・実行ファイルを作らない


    javaとは、全世界で初めて成功した仮想コンピュータの仕様

    多くのレベルの違う人が開発する中で必要なのは、「ルールを守らせること」
    →オブジェクト指向はルールを守ることを強制することができる

    最低のものこそが最高である
    →最低限やりたいことだけ定義されている仕様は受け入れられる

    javaは参加企業が集まり、合意を持って仕様が決められている
    →オープンテクノロジー
    →仕様を策定する機構 JCP(java community process )
    →仕様の案 JSR java specification request
    →JSRをJCPに提案をすることで仕様策定がはじまる

    今日のコンピュータは
    税金で作るもの、ではない
    →人類が経済活動の一部として、生活を支えるものの1つとして、市場が多大な投資をするものとなった

    CPUにはレジスタというCPUが直接触れる記憶装置
    ■CPUは人、レジスタはそろばん
    →そろばんのようなもの
    →CPUはメモリを直接はさわれない
    →32,64ビットコンピュータというのは、そろばんの玉の数
    ■机がメモリ

  • 10年前に読んでいればよかったな、、、
    発刊年度なんて見ずに買った自分に反省。

    しかし、作者はどのレベルの方に読んで欲しかったのかはよくわかりませんでした。ターゲットが章ごとに違うと感じた。そこは、個人的には一貫して欲しかったなと、、、

  • Javaの言語説明的な本が多い中、Javaの思想と言うか、環境・背景等をまとめた一冊。
    Javaの何がすごいのかという点では若干突っ込みが弱い気もするが、伝えようとしたいことはよく分かるし、共感できる点も多い。

  • それなりに知識があると流し読みできる 結城浩さんのテキストで「オブジェクト指向とは、オブジェクトを大切にする考え方」とあって意味が分からず、しかもずっと印象に残っていたんだけどその意味がわかった たぶん

  • あとがきにも書いてあるが、「なぜJavaはすごいのか」という内容。Javaが他の言語とどう違うのかが詳しく書かれている。
    ただ、言語としてのJavaの勉強になるわけではない。

    【印象に残った内容】
    従来の言語は特定の環境でしか動作せず、例えばOSが変わるとそれに合わせてコーディングし直さなければならない。一方JavaはJVMという仮想環境上で動くので、JVMが使えるコンピュータであれば、OSやハードに合わせてコーディングし直す必要はない。
    大規模なシステム開発において難しいことの一つに、ルールを守らせることというのがある。Javaは継承などの仕組みを用い、確実にルールを守らせることができる。そのため、Javaは企業向けであり、企業での大規模な開発でその良さを発揮する。

  • javaの始まりから丁寧に解説している。
    Cとの違いを中心にしているため、Cが分からないと理解しにくい。特にポインタの話は読めなかった。
    再度読んだ時に理解出来たら良いかなと言った印象。
    SEの視点が入っているので、開発者としては、一読しておいて、良かった。

  • 知識の整理に最適。とってもわかりやすいです。

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