- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822284626
作品紹介・あらすじ
低燃費を実現した驚異のシステム、プリウスの仕組みがよくわかる。
感想・レビュー・書評
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前作の方が詳しかった。プリウス3代目の解説。
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プリウス中心。そんなに面白くはなかった
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スーパーカーブームに育ちセリカやスカGにときめいた青春を過ごした世代にとってはハイブリッドカーなど論外の存在だったのだが…
買っちゃったんですよね、プリウス(^^;;
で元来の凝り性が高じてカタログだけでは飽き足らずこのようなオタ本で研究するに至る。
結果テクニカルな部分は端折るとしてこのトヨタのハイブリッドシステムは素晴らしいの一言、ヤマハ2000GTと揶揄された屈辱をを超えて名実共に日本のモノづくりの象徴と言える名車に仕上がった。
メカ的な所有欲も満たして且つ経済性も断トツ、売れて当然なのだろう
手前味噌で恐縮ですがw -
ハイブリットカーとはあるが、基本的には3代目プリウスの説明をして、対比として、ホンダや日産のハイブリッド、ハイブリッドの形式やPHVなども紹介している。
90年代にガソリンの燃費を半分にするという低燃費を目標に、内燃機関のエネルギー効率が30%、電気モーターの効率が90%であることから、発進、加速などモーターが得意なところではモーターを使って、いかに低燃費を実現するかについてまとめている。
3部構成であり、1部では、走る(始動、加速、併用、後進)、曲がる(電動パワステ)、止まる(回生)をまとめ、2部では、操縦性・快適性、価格、3部では、ハイブリッド方式、PHVの概要について解説している。
感想としては、3代目のプリウスがいかにエネルギーを効率よく生みだし、回収していることがわかったが、あとは電池のエネルギー密度の問題であると思った。現在は、現在は円筒形から、角型に変更になったが、ニッケル水素を使っている。この電池が値段が安く、高密度になれば、EV車も含めて、業界に変化があると思った。
とにかく仕組みがわかるという意味では、懇切丁寧に説明されており、わかりやすい本だと思う。 -
ハイブリッドカーの仕組み、特にトヨタのハイブリッドシステムをわかりやすく解説してある。エンジンとモーターを併用する為の動力分割機構には遊星歯車(プラネタリギア)が使われる。
ホンダや日産のハイブリッドはパラレル式、スズキやGMはエンジンをバッテリーの充電のみに用い駆動力は全てモーターが担うシリーズ式。ベンツ、BMW、VWはパラレル式で、これが世界の汎用といえる。トヨタのTHSは唯一独特のシリーズパラレル式ともいえる複雑な仕組みを採用している。特徴は、モーター/発電機を2台用いてモーターを駆動に使いながら同時にエンジン→発電機で充電もできること。
本書でもたびたび繰り返されるが、この複雑なシステムを支えているのは、コンピュータープログラムで、アクセル/ブレーキペダルの踏み込み具合、車速、シフト位置、4輪それぞれの回転数、バッテリー残量、エアコンや電装品の使用状況などを総合的に考慮して、ドライバーの意図/安全/燃費の向上に最適な運用を行っている。
すごい -
ハイブリッドカーの仕組みをイラスト等を用いて分かりやすく解説してあります。
途中でクイズもあったりするので面白いと思います。
所在:西閲覧室
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