“普通の人"でも株で1億円! エナフン流VE(バリューエンジニアリング)投資法
- 日経BP (2020年9月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822288983
感想・レビュー・書評
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かの有名なエナフン氏の書下ろし。
アナリストが分析しないような小型株を洗ったり、アナリストの分析や特損などのノイズを除去して自分PERを見定める。
具体的に買うタイミングにも言及されており、バリュー投資の王道を学べる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作を読んで会社四季報を買うとこまではした。後は来年から投資行動に変化を。何度も読みます。
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その名は知っていながら、著作には触れたことがなかったもの。前作を読まずに本作を読んだから、ってのもあると思うけど、いまひとつ興奮しなかった。でも、一見学ぶことがなさそうでも気づきはいくらでもあるし、何より実績のある人の言葉はそれなりの重みも伴う訳で。
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2020年66冊目。満足度★★★★☆
原則1:2倍高以上を狙える株のみ買う
原則2:3〜5年の長期保有
原則3:5〜10銘柄に集中投資する
原則4:先の明るい企業だけに投資する
原則5:ボーナスポイントになりそうな材料を探す -
PER15倍を平均と見る(ただ数値を厳密に扱うわけでなく、アバウトに見て個々の企業状況は違うから。
バリュートラップ株には投資しない。
大きな成長はしない、先行きは普通の企業はたとえ割安でも見合わせる。
あくまで、先行き明るい企業に限定して投資するのがVE投資(バリューエンジニアリング投資)の重要なポイント。
→バリューとグロースのリターンを取り込める。
自信が持てるまで、購入は見送る。
→自信の度合いによって妥当と思われるPER水準を3段階に設定しよう。
かなり自信がある場合の基準値をPER15倍、自信の度合いによって14倍、13倍と基準値を下げることにした。
「先行きかなり明るいが自信なし」は少額だけ買う。
確率は低いものの、もしうまくいけば大きなリターンが狙えるタイプの投資対象には、僅かでも良いのでとりあえず張っておくのが正解だ。