FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822289607

感想・レビュー・書評

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  • 事実に基づいて正しい判断をしよう。
    子供にもそういったスキルを身につけられるような教育を提供しよう。以上

    まず、大前提としてある程度統計学やその周辺の本を読んだり学んだりしていて、普段からデータを多角的に分析して事実を元に判断を行えている人は、この本を読む必要はない。読んだとしても、最後らへんのページのファクトフルネスの大まかなルールの1ページにだけざっと目を通して、あーそういうのってあるよねって再確認の作業だけでいいと思う。(自分は途中で超速読モード。余分な内容が多すぎてげんなり。)

    内容について、、、まずいくつかの質問があり、正答率がチンパンジーよりも低いのはまずい!ちゃんと物事を知ろう!という流れ。確かに私たちは何年も前に受けた教育の結果、ある程度の偏見のようなものをもっている。それらの情報の更新が必要というのは理解できる。
    が、あえていうなら、ここで挙げらてている質問の意味がよくわからない。そもそも一般常識として知っておくべきことなの?知らないと何なの?正答率が高かったら何なの?と作者には問いたい。収入が高い傾向があるの?社会的ステータスが高い傾向があるの?それとも幸福指数が高いの?
    とこの意味がわからない質問の正答率が低いことを軸に本全体が進むので、知らなきゃやばいって煽りすぎだろと思ってしまう。

    まあ、情報が溢れかえっている今、ある程度情報は自分にとって必要なものを選択することも大切だ。そしてこの本にあるように、事実に基づいて、正しい判断をしていくことも大切だ。
    あとは、子供にどう好奇心を持たせて、そういったスキルをみにつけてもらうか、そういうのは親となった今考えてみたい。

  • 言ってることはわかるけど
    なんだろう

    私からしたら身近な問題を置き去りにして、
    ただ漠然と世界は良くなってると押し付けられているような気分になった。
    情報を正しく読むことは大切
    それはわかる
    けど、もっと簡潔に書けるのではと思ってしまった

  • 話題になっていたので、さぞ面白かろうと図書館で借りてみたが、思ったほどではなく途中で返却した。
    世の中の事実と世間が持つイメージには差があるよ、思い込みに気をつけて!という繰り返し。
    何か新しい見かたの発見もなし。

    先入観なく物事を見ること、そして事実は大切だが、ヒトは事実でなく物語で動くのも事実。

  • へえ、という感情意外ない。
    ただの雑学本と一緒。

    • ちさん
      淡白でちょっと笑っちゃった笑
      淡白でちょっと笑っちゃった笑
      2022/10/13
  • 世界の貧困は驚くほど少なくなっているが、その事実を正確に知っている人は少ない。

    なぜならそれは10の思考のパターンが事実を目視するのを邪魔してるからという本。

    確かにその思考パターンを知ることは大事なんだろうけど、結論および例えが世界の貧困問題オンリーなので途中で飽きてしまった。

  • しょうもない

  • 期待はずれでした。
    本書のクイズは全問正解でした。既に知ってる内容ばかりだったので、特段知識や学びとして得るものはありませんでした。

  • 評価点高かったんで買ってみました。えーなんでこの本がこんなに評価高いの?と言うのが率直な感想。

    自己啓発本カテゴリにあったので「世界」とはもっと概念的な話かと思いきや、世界経済や社会状況について述べただけの経済本ですな。

    正直、そんなワールドワイドな視野が必要な仕事でもないので、海外の貧困がどうとか言われてもただただ「で?だから何?」としか思わんかったです。

  • 書中ところどころに出される問題で自身の認識と世界の実態に差異がある事に気付いた。世界は変化しているのに自らの情報はアップデートされていない。変化の多い今の世の中に対する自分の姿勢を考え直すきっかけになりました。

著者プロフィール

ハンス・ロスリングは、医師、グローバルヘルスの教授、そして教育者としても著名である。世界保健機構やユニセフのアドバイザーを務め、スウェーデンで国境なき医師団を立ち上げたほか、ギャップマインダー財団を設立した。ハンスのTEDトークは延べ3500万回以上も再生されており、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力の大きな100人に選ばれた。2017年に他界したが、人生最後の年は本書の執筆に捧げた。

「2019年 『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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