集中講義デジタル戦略 テクノロジーバトルのフレームワーク

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 159
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822289638

作品紹介・あらすじ

5G、IoT、AI、Maas、サブスクリプション、プラットフォームなどに関わるビジネスパーソン必読。
デジタル戦略の基本を体系的かつ包括的に学べる「理論的チェックリスト」。
産業トレンドの変化に対応するための戦略的意思決定に際して、
押さえておくべき重要なポイントについて、理論と事例を交えながら解説。

感想・レビュー・書評

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  •  「DX実行戦略」から連携されていた本で、タイトルだけだと相当ハードな印象を受けたが、いざ書籍を取ってみるとファンシーな絵もたっぷりでびっくりするぐらいわかりやすくDX学ぶには今のところ最も体系化されて整理されていて大変オススメな本!

    ファンシーな絵と記載したが、具体的には「グラレコ(グラフィックレコーディング)」の技術を用いて、根来先生の講義をグラレコされた内容をふんだんに書籍に盛り込むことによって読者に直観的にイメージを持たせやすくしている秀逸な本。
    CASEやMaaS、GAFAのプラットフォーム、スマホ決済やメルカリ急成長など、非常に具体的な話題を(たとえば仮面ライダーベルトや妖怪ウォッチをたとえに挙げてプラットフォーム理論を説明する等)非常にわかりやすく解説してくださっていて素晴らしい。
    最新の学術的研究成果を極力平易に一般向けに記載いただいており、理論の網羅性や参照文献元も多数(というかものすごく多数)記載されており、継続的学習にももちろん利用できる。 その網羅性に『筆者としての解釈』が加えられているからすごくわかりやすい。

    さて、いつもの引用ですが、今回はイントロダクションから。 本屋にてその部分を読んでみて、この書籍を手に取ってみれば、もう買うしかないでしょ?と思ってしまいますね。
    =========
    P2 本書は先行理論を整理しながら、筆者の独自理論を加えた、デジタル戦略の体系的説明を行う試みでもある。
     本書の議論に先行する主な理論として、以下のようなものがある。破壊的イノベーション論・ジョブ理論(クリステンセン)、ブルーオーシャン論(キム/モボルニュ)、デジタル・ボルテックス論(ウェイド)、エクスポネンシャル企業論(イスマイル)、2サイドプラットフォーム論(アイゼンマン、ハギウ)、両利きの経営論(オライリー/タッシュマン)。
    本書では、これらの先行する理論について、その特徴と限界について記述した上で、筆者なりの解釈を加えた新しい体系化を図っている。
    (中略)
     本書は、一般向けに書かれたものだが、筆者のアカデミックな研究成果を踏まえたものである。
    =========

  • 根来先生の数年分の教えが1冊に収まっており、十分に楽しめる。

  • 既存事業の現在地や改善、新事業を立ち上げるに伴う際には非常に参考となる本。

    帯にある通り、「理論的チェックリスト」
    事例もあり、項目ごとにわかりやすく纏まっており、
    やはり根来教授の本は読みやすい。
    日経BPなのもとっつきやすさをたすける。
    しかし、頭から通して読むのはカロリー高い。

    参考資料としては有用。

    DX系の本には必ずと言っていいほど破壊的イノベーション(ディスラプション)が掲載されるが、経営層や事業企画などの部署以外には非常に遠い話に思えてしまう。
    とは言え、知っていないと、その立場に立ったときに痛い目に合いそうで学んでいる。

  • ビジネス書は久しぶりに読みました。一応ざっと足りていないかもしれないところをインプットして頭の中の全体感を整理しておこうかと。
    そのような目的に対して良書でした。

  • 本書は、すでに定説化した経営理論をデジタルビジネスに当てはめて、解説していくことを基調としている。よって読みやすく、現場のビジネスパーソンの理解の手助けとしては大いに有効。
    そしてデジタルトランスフォメーション下のバトルにとして、デジタル化の三要因
    ・モジュール化(プラットフォーム化、レイヤー化)
    ・ソフトウェア化(AI化)
    ・ネットワーク化(コネクティド化)
    が、特徴づけられ、これらの特徴を十分に意識・活用してこそ、上述の理論が破壊的な新興(進攻)勢力に対しての防御、反撃になる。そのように読み取れた。

  • デジタル戦略のサマリー本。

    概要レベルでは十分。トピックが多すぎて深くまで理解できない。ふーんと思いながら眺めるのが吉

  • デジタル産業の構造・フレームワーク(レイヤー構造、プラットフォーム、ネットワーク効果、規模効果)について分かりやすく整理されている。GAFAの成長戦略だけでなくスタートアップの成長戦略にも触れており、特に事後資源蓄積論として紹介されている「参入タイミング(早く参入)→ネットワーク効果を高めて事業拡大→資源(技術)蓄積→顧客基盤や蓄積技術に関連した分野への多角化」とのプロセスはスタートアップが意識する必要のある事業プロセスであると思われる。

  • デジタル化の戦略について、既存の各種理論との統合をはかりつつ独自の理論を展開されている。デジタル化とディスラプション論、イノベーション論、プラットフォーム論など個別で語られることも多い領域を統合しデジタル戦略の全体像としてまとめられており、全体としてのつながりや効果を考えるのに参考になる。

  • 破壊的イノベーションやプラットフォーム戦略など、デジタル化する現代において重要な経営戦略がまとめられている教科書。バイブルとして読み返す価値あり。

  • 早稲田ビジネススクールの先生によるデジタル戦略論。デジタル化による産業構造の変化から新しい顧客価値・プラットフォーマーになる方法までどのようにデジタル化の波に乗るべきかの方法論が開設されています。破壊的イノベーション・ブルーオーシャン戦略・エクスポネンシャル企業論(指数関数的な成長)まで関連する経営理論を概観することもできます。
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著者プロフィール

根来龍之(ねごろ・たつゆき)
早稲田大学ビジネススクール教授
京都大学文学部卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、文教大学などを経て2001年から現職。早稲田大学IT戦略研究所所長。早稲田大学大学院経営管理研究科長、経営情報学会会長、米カリフォルニア大学客員研究員などを歴任。著書に『集中講義 デジタル戦略』『プラットフォームの教科書』『ビジネス思考実験』『事業創造のロジック』(いずれも日経BP)、『代替品の戦略』(東洋経済新報社)、『IoT時代の競争分析フレームワーク』(編著、中央経済社)などがある。ネット系企業の顧問や既存企業のデジタル対応などの企業研修で実務と関わるとともに経営情報学会論文賞を3回受賞するなど理論構築も行う。

「2020年 『この一冊で全部わかる ビジネスモデル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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