アマゾン銀行が誕生する日 2025年の次世代金融シナリオ

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 97
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822289669

作品紹介・あらすじ

次世代金融産業をめぐる戦いの構図と状況を明快に論じた待望の一冊!
テクノロジー企業vs既存金融機関の戦いを徹底分析

三大金融ディスラプター(アマゾン、アリババ、テンセント)は何を目論む?
「世界一のデジタルバンク」と称賛されるシンガポールDBS銀行は何がすごい?
逆襲する米国金融機関ゴールドマン・サックスとJPモルガンはどんな選択をした?
日本型金融ディスラプターとメガバンクとの対決の行方はどうなる?

本書は、次のような重要な問題意識に基づいて、新しい金融のあり方を問います。
①金融はもはや「Duplicate」(擬似的に創造)できる
②金融ディスラプター企業が金融を垂直統合してくる(既存金融機関よりも本来の「金融」機能を実現している)
③金融にも「当たり前」のことが求められてくる

「私は、物事の本質を考える際には、すでに使われている定義を見るのと同時に、大局的に宇宙からその物事が使われている様子を鳥瞰するようなつもりで、超長期かつ地球規模のスケール感で思考するようにしています。(中略)ここで重要なのは、先の項でも述べてきたように、人々の価値観が大きく変化しているなかで、「何が実際にお金として通用するのか」「どのような価値までお金に表象させるべきなのか」が潜在的に問い直されているということなのです」(最終章より)

感想・レビュー・書評

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  • この本は読むなら早いほうがいいと思いました。

    現在進行形で動いているテーマですし、その動きも速いので、どんどん状況が変化していくため、本書に書かれた内容に新規性や発見が無くなる可能性があります。

    それぐらい、実態の社会がここ数年でどんどん変化し、変わっていくのだろうとも、この本から読み取れる金融を取り巻く各プレイヤーの熾烈な競争環境を考えると、思いました。

    お金の取り扱いについて、一般消費者にとって当たり前に出来ること、便利になることが増える背景に、本書に書かれたような強烈な変革が引き起こっていくのですから、既存金融と金融ディスラプターの覇権争いは、世の中を良い方向へバージョンアップさせる原動力なんだと思いました。

  • AmazonやAlibaba等の新たなプラットフォーマーの出現により従来の金融のあり方が見直されていく事例について考察された書。預金により集めた資金を融資という形で世の中に提供していくという仕組みが、壊されつつあるということが実感できた。テクノロジーの進化に伴い、個人の「身の回りのことをこなす」ことへの要求水準が益々高くなっている中、手続きに数十分を要する銀行預金のあり方は大きく見直されるべきだと感じた。(そもそも預金による調達が出来なければ、満足な貸出の継続が危ぶまれるということに対しては非常に危機感を感じた)

  • AmazonやBATそして日本の新興企業の施策を概観するには良い本。が、それぞれの分析はやや甘い気がする。

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著者プロフィール

立教大学ビジネススクール教授

「2018年 『2022年の次世代自動車産業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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