Excel×Python最速仕事術

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822295936

作品紹介・あらすじ

全オフィスパーソン必読!Excelの面倒な操作はパソコンにやらせよう
ビジネスパーソンが必ず使うExcelは、面倒な手作業が多いのが残念なところ。いくら操作を効率化しても、マウスやキーボードでの作業がなくなりません。決まったセルの範囲を別のシートの決められたところにコピーしたり、毎月のデータをグラフにしたり……。1回だけの作業だけならまだしも、部署別や事業所別にほとんど同じ作業を何度も何度も繰り返すような作業もしばしば。オフィスでのパソコン操作には、こんな無駄がたくさんあってうんざりしている人は多いでしょう。抜本的に解決するは、操作方法を工夫するだけでは追いつきません。
そんな単純で面倒な作業は、Pythonで自動化しましょう! 一度、自分の作業に合わせて自動化すれば、どんなに大量のデータでもパソコンにすべてまかせてOK。自分は他の仕事を進められます。
今から始めるならVBAよりPythonがお薦め。
Pythonを学びながらExcelを効率化するか。
Excel業務を自動化しながらプログラミングも身に付けるか。
どちらにしても“一石二鳥”なのは間違いありません。
プログラミングをやったことがないという人も多いでしょう。普通のビジネスパーソンがプログラミング未経験なのは当たり前。でも、大丈夫。必要な基礎知識をさっと身に付けられるよう、簡潔に解説。ざっと一読するだけでプログラミングの基本が学べます。
「ExcelをPythonで自動化」なんていうと難しそうに聞こえるかもしれません。でも、実はどのプログラムもものすごくシンプル。すでに身に染みついているExcelの手作業を基にしているので、プログラムを読んでいるだけでも「何をやっているか」がリアルにわかるのが本書のミソ。ビジネスパーソンがプログラミングに入門するにはピッタリの題材なのではないでしょうか。
「そうは言っても、プログラムをイチから書くのは大変そう」。そんな心配はご無用です! 本書で取り上げたサンプルプログラムはダウンロードしてすぐに利用可能。実際の業務に即したプログラムなのに加え、どこをどう書き換えれば、手っ取り早く自分の業務に応用できるかもできる限り解説しました。プログラムによっては、ほぼ無改造で即業務に役立てられるものもあります。
「どうせならじっくりプログラミングを勉強したい」。そんな人は各章の後半を重点的に読んでください。各章のサンプルプログラムで使われているテクニックをより詳しく、深く解説。必要に応じて、学習用のシンプルなプログラムも提供しています。簡単なプログラムでも、自分で書いて動かせば学習効果は抜群。基本をしっかり身に付ければ、自分のアイデアを生かしたオリジナルのExcel自動化プログラムも可能です。
ちまちました手作業のせいで無駄な残業をするのはもうたくさん。すぐに業務に役立てたい人にも、ディープに学んで高度に自動化したい人にも、本書がきっとお役に立ちます。

感想・レビュー・書評

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  • Pythonを使ってエクセルデータの処理を簡便にする方法がわかる。プログラム事例は、あまり良くない。Pythonは、基本35個のコマンドで構成されており、コマンドとライブラリの連携でかなりのことができることがわかった。

  • 頑張って2週間で読了。
    (図書館の返却期限のため。人気の書籍で、約30人待ちでした。やっと借りられました。)

    「エクセルの手作業を、VBAではなく、Pythonを使ってやってみよう」という内容。

    教科書風ではなく、ストーリーになっているので、楽しんで読めました。

    「openpyxl」というExcel文書を操作するライブラリを使って、エクセルから情報を抽出したり、エクセルに表やグラフを作ってみたり、PDFにアウトプットしたりする方法が紹介されています。

    サンプルコードのファイルも、日経BPのIDを取得すればダウンロードできるので、それをダウンロードして活用できます。

    環境構築から丁寧に説明されているので、初学者でも大丈夫ですが、若干プログラミングに触れたことがある方でないと、少し内容が難しいかもしれません。
    (プログラミングの経験が少しあれば、ついていけると思います。もちろんエクセルの知識も必要ですが。)

    各章、一通りプログラムを見て、どこで何をしているのかを概説し、その後で、その章で必要となる基本事項を解説するという流れで書かれています。

    ソースコードをその行ごとに解説していってくれるので、基本的には上から順番に見ていくことになります。

    Pythonの基本的な文法についても書かれています。
    が、ただ、話の流れで書かれているので、「まとめ集」が必要な場合は、別途書籍等やインターネットにあたる必要があるかもしれません。

    陥りがちな間違った書き方も所々紹介されており、なぜこの書き方なのかがわかるのも良かったです。

    Python3.7.xの環境で説明されているので、適宜読み替えれば、現時点で最新のPython3.8.xでも使用できます。

    ただし、最終章の7章の最後のプログラム(sale_information.py)だけ、「ReportLab」というライブラリが3.8.x系で対応していないため、動きませんでした。
    (対応されたらまた動かしてみたいです)

    エディタは、Visual Studio Codeを使用する方法を紹介しています。使い方も説明されています。

    ただ、最新のVisual Studio Codeでは、「デバッグ」メニューがなく、「デバッグコンソール」でprint()関数で出力したものが見えません。
    なので、「デバッグなしで実行」は「Ctrl+F5」で行い、出力結果は「ターミナル」で確認することになります。

    なお、Windows PowerShellも、5.x系のバージョンになっていますが、私は7.x系にアップデートして使用しました。それでももちろん使えました。

    エクセルに慣れていれば、全部エクセルの手作業で完結できるのかもしれないですが、大量の繰り返し作業の場合は、やはりVBAもしくはPythonなどのプログラムの力を借りた方が効率的でしょう。
    そういった場面に出くわしたときに、一つのチョイスとして使えるようにしておきたいです。

  • 図書館で借りてきた本。返却期限もあるので、読み飛ばす。本を閉じた瞬間、自分の中に何も爪痕が残っていないことに気付く。でも、読みやすかったです。多分、本に載っているプログラムを、そのまま書き写せば、ある程度のことができそう。一旦、返却するも、また、どこかで借りてこよう。

  • PythonでExcelの操作の仕方を説明した本。

    「Excel×Python最速仕事術」というタイトルであったため、Pythonを使うことによるExcel処理のメリットが理解できるかと思っていたが、正直よくわからなかった。

    書かれている内容も、Excelで集計結果を出す際や、グラフを作成する際にはライブラリのopenpyxlの関数を使えばできますよ、的な内容のため、都度Webで調べれば事足りると感じた。

    集計結果を出すような場合でも、openpyxlを使ってExcel上で計算するような処理が記載されており、
    あくまでPythonを通してExcelで処理したい人向けの本という感じ。
    Pythonを使うことでExcelの仕事を楽にしたい、早く処理したいという人向けの本ではない気がした。

  • エクセルをパイソンで扱えば便利かなと思って借りたが、内容が実務に則しすぎて(本用に簡略化されたデータを扱っているわけではない)打つのが面倒なだけで内容的には簡単。必要に応じてネットで調べながらやった方がいいと思い、途中で離脱した。

  • 初心者向けのハンズオンカリキュラム

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29412011

    推薦コメント
    −作業効率化の役に立つ!?−Excelでの提携作業に時間が取られるとき、VBAが使えればと思ったことはありませんか?Pythonでも同じことができるようです。これから身につけたい方この本で始めてみませんか?

  • 初心者でもわかるようにPython導入から書かれている。反復作業の効率化は計れるが、コード作成に時間がかかる上、柔軟に対応しづらいので、Excelとの住み分けが大事。

    事務作業にはいいと思う。

  • 全部は読んでない。
    ExcelでできることはExcelでやったほうが良さそう。
    Excelでできないことを解説して欲しかった。入門書の一つとしては良さそう。
    マクロを管理するためのPython、とかの使い方は?

  • ビジュアルベーシックで入力支援。
    パイクセルでExcel操作。
    全部をPythonでやりましょう本。
    自分的にはExcelはExcelで動かしてそのマクロ動作をPythonで制御する方が敷居が低いんじゃないかとか。妙にワクワクを感じさせない本だった。
    悪くはないと思うけど。

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著者プロフィール



「2016年 『作ればわかる!Androidプログラミング 第4版 SDK5/6 Android Studio対応 10の実践サンプルで学ぶAndroidアプリ開発入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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