コンピュータの構成と設計 第5版 下

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822298432

作品紹介・あらすじ

「パタ&へネ」の名で親しまれる古典的名著の第5版。コンピュータ技術の初歩からモバイル/クラウド時代の最新のテーマまで深く解説。第5版での主な改訂内容は下記のとおり。

1)現代のハードウエアを理解することの重要性を、半語並列処理の高速化という実例で示すこと
2)種々の話題にわたる主要なテーマ(高速化、並列処理、パイプライン処理、分岐予測、Mooreの法則、記憶域の階層化、抽象化、信頼性)を余白のアイコンで強調すること
3)PC時代からポストPC時代への変化を反映して例を最新事例に更新すること。具体的には、内部構成の事例としてiPad、最新プロセッサの事例としてARM Cortex A8 およびIntel Core i7の紹介、クラウドを構成するウエアハウス・スケール・コンピュータの掘り下げた説明などを加えている
4)単一の章にまとめてあった入出力に関する事柄を本書全体に分散させること
5)第4版以来の業界の変化を反映して技術的な内容を更新すること
6)電子版でも提供できるように、付録および補助的な節をCD 上からインターネット上に移すこと

下巻は次の2章分と付録を収録。
第5章 容量と速度の両立:記憶階層の利用
第6章 クライアントからクラウドまでの並列プロセッサ
付録A アセンブラ,リンカ,SPIM シミュレータ
付録B 要求のトラブルシューティングのガイド

感想・レビュー・書評

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  • 下巻の内容は,事前知識としての付録と,第5章がメモリについて,第6章がマルチプロセッサについて。上巻ほど重要ではないと思うが,いずれも知っておくに越したことはない内容である。

    論理回路等のパーツについての基礎知識をある程度習熟したのちに,再度第4章に臨みたいところ。

  • コンピューター構成,システム設計の教科書。原著も併せて受入。理図書 007.6||P27e||2 12038764

  • コンピュータのハードウェアの基礎の教科書。

    ハードウェアに非常に近いレベルのソフトウェアを開発することになったので必要に迫られて読んだ(知っているところはぱらぱらめくる程度に、そのほかをじっくり)。

    知りたかったパイプライン処理のパフォーマンス要因とか、キャッシュとか、並列処理とか、そのあたりの基礎が身についてよかった。

    さすが定番の教科書と言われるだけあって説明が丁寧でわかりやすくて良い。

    モバイル・クラウドについてはあまり書いていないがそもそも期待すること(と、煽ること)が間違っている。

  • S1 コンピュータ構築設計論

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:548.2//P27//2

  • 通称ヘネパタ本。コンピュータサイエンス的にはとりあえず読んだほうが良い本。最近よく新版が出る。

    下巻は CPU とメモリの話が大半。付録として論理回路的な内容も含まれる。
    かなりプリミティブな内容なので、全部読もうとすると易しい本ではないが、じっくり読むと面白いと思う。

  • 請求記号 548.2/P 27/2

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著者プロフィール

元カリフォルニア大バークレー校教授。世界初のRISCプロセッサ開発やRAIDの基礎技術開発に従事。米国計算機学会の元会長、大統領のIT分野諮問委員も務める。現在はRAD Lab(高速アプリケーション開発研究所)およびPar Lab(並列処理研究所)の両研究所長を兼任。

「2014年 『コンピュータの構成と設計 第5版 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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