オルクセン王国史 野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか (1) (ノヴァコミックス)

  • 一二三書房 (2024年5月24日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ) / ISBN・EAN: 9784824201782

作品紹介・あらすじ

「銃と魔法」の時代。
「平和な」美しいエルフの国で白エルフからの虐殺にあったダークエルフ族氏族長、ディネルース。
逃亡の果てに斃(たお)れそうになった彼女を助けたのは…
「野蛮な」オーク族を筆頭に多数の魔種族を擁する連合国家オルクセンの王・グスタフ。
復讐を果たした暁には「私は貴方に我が命を捧げよう」ーーディネルースの苛烈な決意にグスタフは…。
ーーふたりの運命の出逢いが大きく歴史を動かしていく!

みんなの感想まとめ

異種族間の重厚な軍隊物語が展開される本作は、エルフとオークという対照的なキャラクターたちの関係性を通じて、復讐と決意のドラマを描いています。オルクセン王国の王、グスタフは、窮地に立たされたダークエルフ...

感想・レビュー・書評

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  • 小説と一緒に読むと内容も深まるし、ビジュアルでも分かるように。どちらのイラストも好みである。

  • エルフとオークという異種族間で描く重厚な軍隊物語。

    オルクセン王国は他種族で成り立っておりオークの王の治世は見事なものであった。窮地に立たされた闇エルフ族との交渉を経て王は闇エルフの精鋭部隊を作ろうとする。

    今までこういった物語を読んだことがなく新鮮に読めた。小説版もありそちらも気になる。

  • コミカライズにあたり、原作小説内で文章で書かれていた場所が端折られていたり、かと思えば漫画という視覚情報から得られるもので理解が深まるようにわかりやすく書かれていたりといい具合に原作とコミカライズが融合していて、読みやすかったし面白かった。
    原作者とコミカライズ作者の仲の良い作品というのは得てして面白いと、私は思う(作者たちのXを見ながら)
    それから、史実交渉の賛否は横に置いておいて、何より素晴らしいのは食事の描写だと思う。本当に美味しそうにご飯が書かれており、食欲を刺激されるということはこういうことだと改めて認識を深めるに至る。オークという空想上の生き物がもつステレオタイプからしても、食べ物が力を持つのは違和感がない。

  • Twitterで流行っているという情報を見て気になっていて、本屋で見かけたのでひとまず1巻目を漫画で購入。続き読みたい。
    話もこの先生の絵も両方好き。

  • 漫画やラノベは新規に着手したくないのだが、TLにやたらと流れてくるので読んでみる気になった。無料公開中の電書一巻二巻には「ページをスクショして感想を投稿してね」的なことが書かれており、公式が感想という名の宣伝を許可するのは良い方法なのではないかと感じる。

    そんな感想が第一というのもなんなのだが。
    本作品に感じる根っこは『まおゆう』であろうか。あれは電子掲示板発ながら、読み物の世界を変えた。
    別な根っこは仮想戦記物であろうか。こちらは詳しくないのでさもあろうというところ。第一次世界大戦モチーフというのも、縁遠いながら界隈で人気であるらしいことは察している。その意味では『幼女戦記』も根っこであろう。
    「モンスターだって生きてるんだ!」というモチーフには『モンスター誕生』『モンスターの逆襲』『ラスト・ハルマゲドン』を思い出させるが、昨今はこのあたりの多様性があたりまえになっているので根っこがどこにあるのかは不明である。

    二巻まで読んでサブタイトルを回収する気配すら見えないので、続きを読むべきか迷う。

    冒頭で漫画やラノベを新規に着手したくないと述べた理由は、あまりにも続きが出ない世の中に絶望したためである。読み手の寿命までに完結しないと思える作品が幾つもある。もう増やしたくない。亡者として第二の生?を得るのはむしろ本望だが、妄念の源が未完の創作物というのはちょっとアレだ。

    この物語も長そうで、ゆえに着手がためらわれる。面白いから、余計に。

  • 面白いファンタジーと聞いて読んでみた。
    確かに軍事物で所謂なんちゃってファンタジーより
    きちんとしている感じはあるが
    設定はもりもりに見えて種族の描写などが
    表層に過ぎず薄く感じる。
    漫画化にあたって端折っているということなのか。

    エルフが尖った耳、オークが豚というテンプレートな描き方なのに
    他の種族の描き方は急にオリジナルだったりで引っかかる。

    なろう系?小説の漫画化なのだろうか。
    サブタイトルの付け方があまり好きではない。
    この類のものに多いが、普通の日本語なのに欄外に
    ※でわざわざ言葉の意味を付すのはなんなのだろう。
    低年齢層向けなのだろうか。
    その割に「打ちのめさせられる」という言葉遣いも気になる。

  • エルフの国での民族浄化政策で国を追われた闇エルフ達がオークの国の王に拾われて居留地を与えられ一軍として編成されエルフの国へ戦争を仕掛ける話の序章。
    この巻では最後に侵攻作戦を前提とした大規模演習開始直前まで描かれる。
    オークの国オルクセンの現王の治世による近代的な国家に育成とかオークの習性にはならないとかちょっと謎のある王になっているのも面白いですね

  • 蛮族しかいない。白エルフと闇エルフの関係が分からんし、世界の力関係も分からんからなんも分からん。

  • オークと言う種族について、認識を改められる作品でした。作品の時代背景も作り込まれており、ページをめくるのが楽しい作品です。

  • 野上センセ、しばらく休憩漫画しか描いてないなあと思ってたら、こっちでミリ成分出してたのか。

  • 同胞のはずの白エルフによって、故郷を追われたダークエルフ。彼女たちを救助したのはオークを筆頭の多種族国家。暴虐淫獣のオークの奴隷になろうとも、彼らの力の下、未だ逃げ切っていない同胞を助けにいくダークエルフの族長・ディネルース。
    同胞を助けた後、彼女たちダークエルフに待っていたのは、奴隷でなく国家の臣民として種族を受け入れるオークの王グスタフの言葉だった。

    ファンタジー世界では定番、ド定番の敵役ダークエルフとオーク。闇に潜み禁呪を扱うというような、暗殺者的なダークエルフ。暴虐淫獣のオーク。このイメージは、読み進めるうちに、勝手になくなってゆきますね。
    ダークエルフというか、白エルフに対してのイメージが違うのか「オルクセン王国史」。ダークエルフという異端であるから排除するという、メガテンのLAW思想に通じる嫌悪がありますここの白エルフ。
    オークが理知的なのが、とにかく衝撃。しかも、種族全体でそうであるから余計に驚く。突然変異オークのグスタフではないのがね。

    銃と魔法が存在する時代世界設定。登場人物をファンタジー世界の住人にしたことで、魔法の存在を当然と思わせることに成功したミリタリー漫画だ、これ。
    魔王と呼ばれるオークの王・グスタフと、彼に命を救われ忠誠を誓うダークエルフ・ディネルースの物語が、どこへ行き着くのか。
    蒸気機関によって鉄道が機能しているので『軍靴のバルツァー』と近しい時代と考えればいいのかな。魔法が存在している『軍靴のバルツァー』世界?『幼女戦記』は行き過ぎと思います。
    いやいや、鉄道があるということはさぁ、ミリタリーということはさぁ、みんな大好きなロマン兵器!列車砲!が登場したりすると思うんだよね。
    いいよね、列車砲。もう、大好きです。ぜひ、登場してもらいたい。ザレムにぶち込め!それは違う漫画だ。
    これは、漫画だけでなく原作の方も読んだ方がいいよね。というか、辛抱できない。

    ただ、グスタフの名君っぷりが心の奥底に一抹の不信感を落としていることは事実。スレた読み手のいけない部分だとは思うのですが、彼を信じすぎた結果の裏切りに耐えられないので、予防線を張っているにすぎないのですが。
    オークはどこまでいってもオークという差別意識があるのか。
    だって、オークだものなぁ。『BASTARD』のあのイメージはやはり強い。読んでる最中は「オルクセン」のオークなんだけど、ページを閉じるといつものオークが顔を出す。

    何はともあれ、どんな物語になるのかが非常に楽しみ。原作買おっと。

  • 自国エルフィンドから虐殺を受け、国を追われた闇エルフとその族長ディネルース。オーク主導の多民族国家オルクセン、国王グスタフに助けられた彼女たちは、オルクセンで生き、エルフィンドへの復讐を誓う。という感じの作品。
    ミリタリー色が濃く、とても面白い。今後も期待。

    「分断」をテーマにした物語なのかなと思って読み始めましたが、民族・歴史・ミリタリー的なアプローチが強く印象に残りました。
    国という高いレイヤーで語っているのに、こう、手触りを感じるのも良い。
    次巻で色々見えてくるとは思いますが、傑作なんじゃないか?という気がしています。

    ◆主人公
    野上さんの作品は、今のところ「はるかリセット」しか読めてませんが、主人公ディネルースのキャラや軽口の感じが、野上さんのキャラっぽいなと。
    コミカライズにあたって、題材も相まって素晴らしいキャスティングだなと思いました。

  • 一話の掴みが凄かった。その後はオルクセン王国の紹介がメインになり、TLでよく流れてきていた兵站の話はこれから?取捨選択して省略してる部分もありそうやけど、小説1巻あたりにコミックス数冊費やすペースかな?
    この巻を読んで一番気になったのはやはり、副題にもなっている「野蛮なオークの国重は如何にして」先進文明社会に変わったのか。そこは描かれていない。国王グスタフ自身が特殊で先進性があるのはわかるが、一個体がたった120年で種族の性質から別物にしてしまうのはいったい何があったのか。副題にするくらいなのできちんと答えは用意されていると思うけど、ほんと気になる……

    オーク(豚顔のモンスター)の市で豚の頭が売られていて、えええ……てなったけど、これもちゃんと後から理由が明らかになった。

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