西洋の書物工房: ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで

著者 :
  • Jパブリッシング
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826101547

作品紹介・あらすじ

文字、紙、製本、印刷、革、表紙、小口装飾、花切れ、見返し-書物を成立させる各部の起源と歴史。パリの装飾美術学校で製本・装丁を学んだ工芸作家が十五年の歳月をかけ、「物」としての本の姿を説き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 製本について、とにかくくわしく書いてある。たとえば天金の材料となる金とか、表紙をくるむ革など、材料にまでつっこんだ説明が多く、この分野に初心者である私には少し詳しすぎた。

    カラー図版を含め写真や図が多いので、わかりやすかった。

  • 自らの詩集を編む際に、書物の創られてきた歴史というものに興味をもち、奮発して購入した本。勢い余って、著者の貴田さんに「製本家になりたい!」と手紙を書きました。詳しいことは胸にとどめますが、大学卒業後の進路に、ちょっといい味を加えてもらった本です。

  • 歴史的なこと、紙やつくりのこと、とにかくいろいろ。本自体が好きなら。

  • ふむ

  • 【閲覧係より】
    ■モノとしての古書の魅力 ~挿絵・装幀~
    本は読めればいいと思っていませんか?
    装幀の妙、革や紙の手触り、匂い、挿絵の深みなど・・・貴重書でしか味わうことができない魅力もあります。

    「モノ」としての本の美しさ、貴重さを装幀や製本、材質といった視点から紹介
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    所在番号:022.57||キシ
    資料番号:10135657
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著者プロフィール

貴田庄(きだしょう):1947年青森県弘前市生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了、芸術学専攻。専門は映画史、西洋美術史、書物工芸史。著書に『小津安二郎のまなざし』『小津安二郎の食卓』『小津安二郎東京グルメ案内』『小津安二郎と「東京物語」』『原節子 あるがままに生きて』『原節子物語 若き日々』『志賀直哉、映画に行く』『高峰秀子 人として女優として』『西洋の書物工房』『マーブル染』『レンブラントと和紙』など多数。

「2023年 『小津安二郎と七人の監督』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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