歴史民俗学資料叢書 第3期 1

制作 : 礫川 全次 
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826504355

作品紹介・あらすじ

三島由紀夫が作家として注目されはじめた昭和20年代は、日本の男色史上でも特筆すべき"変動"の時代であった…。『風俗科学』『風俗草紙』等、当時の雑誌の論調を検討しながら、三島文学における"同性愛"の深層を探る。女装とハードゲイが共存する、戦後日本の同性愛文化の謎に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/415109

  • 同性愛にまつわる過去の論稿をまとめた書籍。
    書いてある内容は、現在では週刊誌のゴシップレベルの信憑性の低いものが多いが、当寺の人がどう考えていたかという点では役に立つ部分もあります

    【こんな人におすすめ】
    日本における同性愛の歴史に興味がある

  • 昔の同性愛に関する記録を集めた本。醍醐の書庫から出してもらった。なかなか興味深い。昔は色々同性愛に関して間違った認識がされていたようだ。

    古今著聞集  宇治の僧が、醍醐の童に思いを寄せた話し
    仁和寺の佐助法印が稚児へ歌を送った話し

    醍醐の知覚の来栖野には稚児店が軒を並べていた

    江戸時代も慰安婦のように少姓は武士たちの愛欲の対象となった

    西郷隆盛と大久保利通

    「生殖ということさえなかったら、私は女を愛さなかっただろう」

    男性と女性の性交においては、男性は最初からさいごまで能動的態度であり、女性は終止被動的態度を持する。
    だから、男は攻撃することの快しか感得できず、女は攻撃されることの快しか知るを得ないのだが、同性愛におけるこのような性交態度では、
    双方が共に能動的被動をかねているから、その両者の快を双方共々に味得できる、というわけである。

  • まあまあだった。

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