日本のステンドグラス 明治・大正・昭和の名品

著者 :
  • 白揚社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826901710

作品紹介・あらすじ

明治期にドイツからステンドグラスの技術を持ち帰った宇野澤辰雄、アメリカで学んだ技法を大正期の日本で開花させた小川三知。日本のステンドグラス黎明期に活躍した二大作家の代表作をそれぞれフルカラーで紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 名前の通り、明治からだいたい戦前の頃までに作られた日本のステンドグラスを紹介した一冊だ。
    こんな素敵なものが個人邸に嵌め込まれていたのか、と驚かされる。
    村野藤吾など有名な建築家も好んで使ったという逸話にも驚いた。前作を含めて、読んでいると昔の成功者というのは粋だったんだなとしみじみ思う。

  • 鎌倉の文学館や熱海の起雲閣、大阪の中央公会堂など既に訪ねた場所があり、その美しさやオリジナリティある意匠には心奪われていました。日本では宗教画として発達しなかったので、和のテイスト漂うデザインで奔放に技やセンスを競っています。明るめの色使いも特徴ですね。また、訪ねたい場所が増えました。

  •  明治の文明開化の一つに、西洋館がぞくぞく建設されたというブームがある。その中で日本人をビックリさせたものが、光を多彩に染める色ガラス。つまり「ステンドグラス」の出現だ。作家としては、アメリカで学んだ小川三知(三田の慶応義塾図書館)や、ドイツで学んだ宇野澤辰雄(東京府庁舎)が日本に技法を伝えた先人として有名。この本はその二人の流れをくんだ人々の作品を、各地に訪ねて撮影収録した貴重な記録の集大成。 (№29 2013.12)

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