「仕事を任せる」インバスケット法

著者 :
  • ぱる出版
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本棚登録 : 87
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827208115

作品紹介・あらすじ

「その仕事はあなたがやるべき仕事ですか?」あなたの仕事が8割減り、成果が2割増える!!任せるスキルが劇的に上がるインバスケット・トレーニング!

感想・レビュー・書評

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  • 仕事を任せることについて、それらの効果や方法を分かりやすく解説している。概要になっているので、もっと理論や手法を学ぶには別のものがいいかと。導入に良いと思う。

  • ===2016/9/25佐藤匠============
    【概要】
    ワンマン社長が認知症になった前提で強制的に下を育てな いといけない状態になってしまった。
    案件20件をもとにどう部下に仕事を指導していくかを解説した1冊。 

    【評価】
     60点

    【共有したい内容】
     「任せるマップ」を作り戦略的に任せる。
    この言葉は、その時々だけで目の前の仕事を任せるのではなく、中長期的なメンバーの成長を見据えたうえで仕事を振ることを意味している。
    忙しいとできそうな人を見つけてすぐに仕事を終わらせようとするが、そうではなく、3年後にどうなってほしいのかをイメージしながら仕事をふることが大事。
    短期的な視点ではなく、長い視点をもって仕事を振る戦略を持つことが重要であると感じた。

    【読んだ方がいい人】
     仕事をやったことのないメンバーに振ることが苦手な人

    【悪いところ】
     案件をもとに仕事の振り方や対応方法を勉強する形式になっているが答えは1つではないし、複数が組み合わさる可能性も大いにありうる。
    指導方法に答えはないからこそ、多くの人が悩んでいるわけで、それを択一式にして答えを1つに絞る形式はよくないとも思う。
    ただ、答えがないからこそ、1つに絞ることでポイントを
    伝えることができると考えたうえであればいいと思う。

    【どういう時に役に立つか】
    部下や下のメンバーに仕事を依頼することができない人

    【自由記述】
    自分ができる仕事を他のメンバーに依頼することは、自分にとっても会社にとってもメリットしかないと思う。
    自分は、時間ができるのでより高次な仕事ができるようになるし、会社にとっては、より高次な仕事を従業員がすることで高単価な仕事ができる会社になるし、ナレッジも高まりできることも増える。
    もちろんメリットがあるからこそデメリットもある。
    仕事を振るということもある意味適切なリスクを取りに
    いくことになると思う。
    当然リスクを取った人はより高いレベルで仕事ができるようになり単価も上がるというメリットを取りに行けると思う。

    【合わせて読みたい】
    特になし。

  • ・リーダーともあろうものが「時間が足りない」「忙しい」という言葉は使うべきではない。それはリーダーとしての役職を放棄する言葉だから。忙しいリーダーの仕事を作業別に分類すると、9割以上は他の人にでもできる業務であり、本来自分にしかできない仕事ではない。つまり、時間が足りないのではなく、時間を自ら浪費しているのである。

    ・仕事を減らすには、1)仕事をしない、または併せて効率的に行う 2)他の人にやってもらう 本来リーダーは自分の抱えている仕事を自分自身で効率的にさばこうとする考え方は間違っており、部下や周りの組織を活用して仕事を任せる、そして自分の考える戦略目標を達成することがリーダーの本来の仕事だということ。

    ・部下の「失敗する権利」を奪わないこと。任せることや失敗させることは任せる側の仕事の一部。失敗を与えないのではなく、失敗するチャンスを部下に与えてあげてほしい。部下に仕事を任せるにはリスクがともなう。逆に任せないことのリスクもある。許される失敗は「投資」だと思うこと。部下に「失敗をさせる」ということも投資の一つ。部下に仕事を任せないのは短期的な利益を追求する姿勢の表れ。中長期的な視点に立てば、失敗をさせることは最大の教育効果であり、部下にとって大きな成長の機会となる。部下は失敗する権利がある。リーダーにはそれを奪う権利はない。

  • 部下の育成を中心としたインバスケット法の実践解説本。対策本には不向き。

  • (読中。44Pまでの感想)

    初めてリーダー、管理者になるひとにはとても参考になると思われる。
    マネジメント立場に入る前に読んでおきたい。

  • インバスケットの本。例題でメールが20ほど有って、どのように対処するかってやつ。
    設定はアルツハイマーに自分(社長)がかかって、、、
    ありがちな感は否めない。

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著者プロフィール

1972年生まれ。大学卒業後、大手スーパーのダイエーに入社し、販売部門や企画部門を経験し、10店舗を統括する店舗指導員(スーパーバイザー)として店長の指導や問題解決業務に従事する。管理職昇進試験時にインバスケットに出会い、研究・トレーニングを開始。その経験を活かしてインバスケット研究所を設立。企業のリーダー研修などのためのインバスケット教材開発と導入をサポートする、日本で唯一のインバスケット・コンサルタントとして活動中。大企業の管理職研修など、2万人以上のリーダー育成を支援してきた。著書は『究極の判断力を身につけるインバスケット思考』(WAVE出版)、『マンガでやさしくわかるインバスケット思考』(日本能率協会マネジメントセンター)など54タイトル、累計85万部に達する。

「2023年 『上司との悩みを成長に変える賢い方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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