品のある人、品のない人 / 紙一重だけど決定的に違う些細なこと

著者 :
  • ぱる出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827208887

感想・レビュー・書評

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  • 誰が呼んでも分かりやすく、簡潔に書かれているので、品のある態度を取るにはどうすれば良いか大まかに理解することが出来ます。
    ただ、マナー本ではないので、品のいい言葉遣いや態度を深く記載しているわけではないため、
    こちらの本を読んで「品のいい人」「品のない人」の違いを大まかに掴んで、
    より専門的なマナー本に移る、というのが良さそうです。

    「品がないことをしている時に、誰からもなにも言われないこともあります。注意されないのは、大人の社会の中で、大人として扱われずに子どもとして甘やかされている状態です。
    自分が甘やかされていることに気づけるのが、品のある人なのです。」
    こちらの言葉にハッとしました。
    自分を客観的に見て、周りが過ごしやすい環境を作れる様に精進しようと思えました。

  • すべての原点は姿勢からだなと感じました。姿勢を正すことで大袈裟かもしれませんが、これからの将来をよいものにできる気がしてきました。
    スラスラと楽しく読むことができます。

  • サクサク読める分、あまり内容として残っていないのが正直な感想

  • 品とは何か?
    →・周りから見た自分が『快・不快』か
     ・相手が目で見て心地良い状態であること
    →究極、品は自己肯定を高めること
     
    自信と自己肯定は違う
    →自信 出来る出来ないの問題
     自己肯定 出来ないことも認める

    品の本質
    →品がない自分に気付けること

    品の効用
    →品のいい人がいると周りの人まで品が良くなる

    ベネフィット
    →人の信用を築ける と解釈

  • う〜ん、自分が予想していた以上のことを得られなかった。とにかく基本を大切にして余裕を持つという感じ。

  • 「美しい人」とは何かと考えたときに、「品がある人」と最近気づきました。整形をしてどんなに美人でも品がない人は美しくない。街を見渡して、綺麗だなと思う方はみな共通して品があります。これは逆を考えると品を身につければ美人に近づけるということ!本書を手に取ったキッカケでした。30代にもなって品がほぼないわたしにはとても勉強になりました。また難しいことはなく、できそうなことばかりでしたので意識して品を身につけていきます。ある程度、品を持ち合わせている方には物足りないかもしれません。しかし、読みやすくバイブル的な感じで定期的に読み返すと良さそうです。

  • 以前は「恰好イイ」とか「ハンサム」と褒められると嬉しかったものですが、50歳も超えたイイ年になってくると、この本のタイトルにある様に、「品のある人」と褒められたいと思います。

    この本には、そのように言われるために、普段の生活においてどのような点に注意すべきかについて書かれています。

    昨年末(2014)に本屋で見つけた本で、年末の旅行中に心に刻むように読みました。自分が品良く変われば、周りも変えることができる、と私はこの本からメッセージを得ましたので、これを今年(2015)の目標の一つにしようと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・自分が甘やかされていることに気付けるのが、品のある人。まわりの人ではなく、自分自身がやっていることに対して恥ずかしいと気づける人が品のある人(p5、25)

    ・品の無い人も、フォーマルはきちんとしている。差がつくのは、カジュアルな服(p29)

    ・モデルの仕事は服を綺麗にみせること、そのためには姿勢をよくすること。姿勢が良くなるとウェストが細くなる(p41,74)

    ・机の原則、1)本来、机の上に置くべきものでないものを置かない、2)見せなければいけないものを机の下に隠さない(p44)

    ・同じ作業をするときには、手が空いた時でいいですから、と言い添える人の方が優先される(p46)

    ・何を普段見ているかで、その人の姿勢や品の良さが出て来る(p54)

    ・人前で時計をみることは恥ずかしい行為であることに気付く必要がある、目の前にいる人を大切にする(p61)

    ・汚れが目立ちやすい服を着ていたり、ガラス等を取り扱っている人のほうが、立ち居振る舞いがオシャレである(p64)

    ・品をよくすることで、信用が生まれ、時間が生まれる(p66)

    ・服装を変える→姿勢が変わる→しぐさが変わる→意識が変わる→勉強する姿勢が生まれる(p75)

    ・頬杖をついている人は何も学べない、頸動脈の血圧を圧迫して脳に新鮮な栄養と酸素がいかない(p76)

    ・日本は所得における格差がない世界だが、品における格差ははっきりある(p84)

    ・高級ブランドを買う意味は、高級ブランドが持っている品を受け取ることが一番の値打ち、そこから学ぶことが大切(p86)

    ・アドバイスを求めるときは、ワンランク上の人に聞けばいい(p96)

    ・品のいい仕事をする人は、基本をきちんと押さえている。人間はお客様になると品が下がる。先生としてやる人は生徒を、商売としてやる人はお客様を集める(p104)

    ・品のいい人は、朝起きた瞬間から習慣化されたことだけをやる。習慣化すると、めんどくさくなくなる(p115)

    ・レストランなどで一番感じが悪いのは、愚痴・悪口・噂話である。品のある人は、その話の少ないウィークディにレストランに行き、土日は家で食べる(p127,128)

    ・品のある人は、相手から離れたところで声をかける(P133)

    ・ご機嫌時には品位の差は出ない、イラッとしている時の対応でその差が分かれる(P141)

    ・ズボンは折り目を付ける、お尻のてかり、は禁物(P145)

    ・挨拶をするときは、胸で挨拶をして、胸で挨拶を受けるのが大切(P166)

    ・隣のテーブルにはお尻を向けない(P172)

    ・京都の「一見さん」というのは嘘、品を見て判断するための方便(P177)

    ・初めての店では、そのお店で一番のお勧めメニューをいただくのが、そのお店に対するリスペクトである(P179)

    ・パーティは同じところに立つのではなく、動いて歩いて空気を混ぜるのが大事(P182)

    ・口に入れた後も、全部飲み込んでから「おいしい」と言うべき(P191)

    ・旅行が楽しくなるかどうかは、「椅子倒していいですか」の一言で決まる(P199)

    2015年1月1日作成

  • 姿勢を正して、テーブルな上に手を出して、めんどくさいなって思う事をやれるようになれればきっと私も品が良くなる、、はず。

  • 物オジする場所に行く、その緊張感が品を高める事に共感できた。

  • 白いシャツは上品に見える。柄物はアメリカが開発したもの。汚れてもいいから、といいうのではなく白いシャツを着る。スタッフを名前で呼ぶ。
    SNSは愚痴、悪口、噂話のツール。
    熱そう、寒そうに魅せないことが品を出すコツ。

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著者プロフィール

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。公式サイト:http://www.an-web.com/

「2023年 『楽しそうな大人になろう。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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