人生を変える!「コーチング脳」のつくり方

  • ぱる出版 (2021年4月21日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784827212785

作品紹介・あらすじ

プロコーチ養成スクールで1800人以上もの優秀なコーチを輩出する主任講師が教える「コーチングの教科書」。YouTubeチャンネル登録者1万2400人、動画再生回数は470万回以上!コーチングの根本にある考え方と基本的なスキルを解説し、前向きに生きる勇気を与える内容を網羅。学生からビジネスパーソン、企業のマネージャーや、コーチ、カウンセラー、教師、弁護士、社労士までマネジメントや対人支援に携わる人に役立つ1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 思ったよりも読みにくかった。
    サラッと読むより、ワークなどでイメージを膨らませながら取り組むのが適していると思う。

    他の方も言っているが、例として挙げられるクライアントとのやりとりが、やや芝居がかって見えた。講演みたいな内容。もう少し苦労話があっても良さそうな気がするが、そこはコーチのコーチとして、見せられないところなのかもしれない。

    アドラーを知っているのならば、上記のように実践編として捉えるのが良いと思う。

  • 他人のコーチングの前に、自分をコーチングすることの重要性


    ●私が考えるこの本の結論
    ・会社では応用しない方が良いとの記載があり、
     途中からは流すように見てしまった。
     しかし、「自分をもっと深掘る」ことをまずしなければいけないと気づいた。
     加えてアドラー心理学の大切さにも気づいた。

    ①この本を読んだ目的
    ・マネジメントがあまり上手く行っていないと感じているため。
     ("1on1 ミーティング"や"課長2.0"で学んだことを実践はしているのだが...)

    ②学んだこと
    ・「何を目標にしたい?」「どうすればできると思う?」のような質問型で攻める
    ・アドラー心理学では、「人は望んだ通りになる」と考える
    ・より自分を幸せにしやすい「考え方」や「行動」を採用した方が幸せ
    ・自分の行動だけが、望む未来に近づくことができる

    ★アドラー心理学では、「メンバーに言う通りにやらせよう」として「イライラして見せている」と考えるのです。
     意識的に「イライラ」していたわけではありませんが、
     これまでの経験に基づき無意識的に「イライラ」することを選択していたのです。
    →何か原因があるから、感情や行動が起こるという考え方を「原因論」と言う。

    ★GROWモデル
    Goal(ゴール) 「具体的にどんな状態になることを目指したい?」「それは何のため?」
    Reality(現状) 「いますでにできていることは?」「ゴールと現状では、何が違う?」
    Options(選択肢) 「ギャップを埋めるためには、どんなやり方がある?」「ほかの人ならどうするだろう?」
    Will(意思決定) 「どのやり方を選択する?」「具体的に何から始める?」

    ★SMARTゴール(上記GROWモデルと組み合わせたい)
    Specific 具体的である
    Measurable 数値化されている
    Achievable 達成の可能性がある
    Relevant 目的と関連している
    Timed 期限が決まっている

    ★話を聴くだけでなく、「引き出す」ために工夫すること
    ・「個人の中に矛盾や葛藤は無い」ことを「全体論」

    ・定期的に自己理解を深め、目標を設定し直し、取り組み方を見直すことで、
     より自分の人生を生きようとしているのです。
    →自分の人生の生きている度合いを上げる!

    ③読書からのアクションプラン
    ★アドラー心理学学んでみる
    └ 全体論、原因論、、、
    ・質問型1on1(最近どう?は良くない)
    ・1on1の前にマネジメント系の書評読み直す
    ・GROWモデルを1on1に取り入れてみる
    ・話を引き出すことを1on1で取り入れる
    ・1on1ではよりコーチングを意識し、報告を受けるだけではなく、
     こちら側の問いかけによってクライアントがゴールやアクションプランについて考える場にする。

  • 面白かった!感動した!
    本当に3箇所くらい感動して涙してしまうところがあった。
    人の可能性と素晴らしさに感動した。
    特に自分で学びになったことは、(子を持つ親としての立場で)
    自分の生きる姿勢そのものが子供に影響を与えるということだ。
    自分が人生を勇気と希望を持ってイキイキとチャレンジしている姿が、
    子供に生きる希望を与える。
    子供に言葉でいろいろと伝えるのも大切だけど、
    一番大切なのは自分が本当に人生を楽しんで生きていることなんだ。
    自分が自分を信じていて、人を信じていて、
    共同体感覚をもって貢献感を持っていることがベースにあると、
    子供も心から人生に希望を持って生きていくことができる。だって、目の前にイキイキと人生を楽しんでいる人(親)がいるんだから。
    そして、何事もやっぱり捉え方なんだなと思った。
    過去の出来事も捉え直しができる。
    どんなことでも、いつでも、捉え方、考え方次第でどんな方向にも変えることができる。
    自分にコントロール権があるということ。
    自分が自分の人生を生きていいんだということ。
    考え方と行動でいくらでも未来は変わっていくんだ。
    コーチは相手のことを信頼し、理解して、応援する。勇気づける。
    そして、相手もコーチ自体が自己一致している状態で人生を生きているからこそ、自分もそうなりたい!そうなれる!と、またそこでコーチの生きる姿勢に勇気づけられる。
    やっぱり「人」だなと思った。
    私はコーチではないけれど、家族に友人にも、大切な人たちに良い関わり方をしていきたいなと思った。
    そして、大切な人たちと共に、それぞれの可能性に感動し、生きる喜びを分かち合って人生を楽しみながら生きていきたいなと思った!
    とても良い本だった。
    また読み返して大切なことを忘れずにいたい。

  • 自分がいるだけで、周りの人たちのモチベーションが上がり、みんなが楽しく幸せになる、なんて素敵すぎて、そんなかかわり合いができる自分になりたく読みはじめた本。

  • コーチングって自己啓発やカウンセリングと何が違んだろう?と思い読みはじめた本。

    「コーチングはコーチとクライアントとの対話ではなく、クライアントの自分自身の対話だ」
    という一文が核心をついているような気がする。

    そして、徹底した未来・目的志向。
    人ってついつい原因を探しがちだから、そこに向かうエネルギーを未来に向けられるだけでも意識や行動が変わるのかなと思った。「過去や現在は人生に影響を与えているけれども、人生の結末を決定するものではない」

    とくに、コーチングの基本モデルが参考になる。質問例も豊富で、日常の家族との対話から仕事でのチームビルディングなど、あらゆるコミュニケーションの場面で使えそうな要素がたくさん詰まっていた。

    あとは実践あるのみ!

  • 職場で悩んでる人の力になれるかなと思って読み始めた本。
    でも、コーチングは二重関係は望ましくない、とのことだったので、そのままは使えなそうかな。
    いつか自分に部下ができた時に、考え方の参考にしようと思う。
    クライアントへの質問例を見てると、chatGPTでもできそう、と思って試しにやってみた。
    自分の考えを整理するのにめちゃくちゃ使えそうやった!
    コーチングを職業にしてる人はこれからAIに取って代わられるんじゃないかな?と思った。

  • コーチングの基本となる考え方がわかった。

    ティーチングとは全く異なるのだなと実感。

    アドラー心理学を基にされているお方。

  • コーチングの最初の一歩として良い本だと思います。

  • よきコーチング本

  • 何度泣いたか分からない。
    コーチングバイブルになる一冊。
    何度も読み返したい。以下、基本モデル。

    ①今回は何について話したい?考えたい?
    ②今の状態からどうなる事を望んでいる?
    (どうなったら良い?)
    ③その先であなたが本当に望んでいるのは何?
    (=自分軸、どうなりたい?)
    ④では、まずどうなる事を目指すのが良い?
    (=ゴール)
    ⑤ゴール達成に向けて現状できていることは?
    ⑥ゴールと現状の間にはどんなギャップが?
    ⑦ゴール達成のためにできる事は?他には?
    ⑧具体的には、まず何から始める?
    ⑨(必要を感じたら)障害の特定
    →途中で起こりそうなリスクは何がありそう?
    →どんな対応をすれば良いと思う?
    ⑩(可能であれば)行動をとった後の振り返り
    →実際にどんな事をしてみた?
    →行動した事で何が起こった?
    →それでは次はどんな事をしてみる?
    ———
    確認の質問
    ・具体化(例えば?〜っていうのは?)
    ・網羅(他には?全部言えた?)
    ・目的(どうして?何のために?)
    ・反芻(行ってみてどう?)
    ・抽象化(つまり?まとめると?)
    ・肯定形(〜の代わりに何?〜でなく何?)

  • コーチングの考え方の基礎や基になる理論について丁寧に書いてあり、具体的な事例(ロープレ等)が多くあり実際の場面をイメージしやすかったです。

  • コーチングの解説本では、非常に読み易かったです。

  • 実際の著者のコーチング例が載っていてコーチングの雰囲気がつかめた。

  • 2
    今自分がしてしまっている行動の目的を探ってみる
    → なぜ保守的になるのか?その行為の目的(根源)は?

  • Amazonでの評価が高かったので購入。作者 宮越さんのコーチング前に経験したことやクライアントと自身のコーチングの具体的なやり取りを触れながら、コーチングの基本的なスキルについて触れている。
    スキルとして記憶に残ったのは、GROWモデル(Goal, Reality, Options, Will)を使ったコーチング、コーチングの目的はクライアントのウエルビーングの実現、人間皆自己実現を求めている、問題に深入りしない、といった点でした。
    ただ、この本はどちらかというと、コーチングのスキルを学ぶための本というより、この本を読んで自分自身がコーチングを受けたような感覚になる本で、自分自身の内省や自己実現に向けてどうしたいのか、勇気を与えてくれる本です。もちろん上記の通り、具体的なやり取りも多く掲載されていて、「そっか、こういうがあった時にこのような返しをすればよいのか」と参考になることもいっぱい書いてあります。
    コーチングを学びたい人に加え、部下とのコミュニケーションで悩んでいる方にもお勧めの一冊です。

  • 思ったより読みにくく200頁で読むのをやめた。
    「コーチングとは、コーチとクライアントとの対話ではなく、クライアントの自己対話である」がこの本の主旨ではないか。もっと簡単な内容で図を活用するなど読みやすく何度も反復できる本にした方が良い。キャリア教育の内容も入っており、学術的な印象。

  • コーチングは大切な考え方だとわかった。
    自分は、この考え方をもとにいろいろな人に接していきたい。

    色々なコーチングのテクニックも載っている。

    アドラーの心理学ももう一度、学びたいと思った。

  • アドラー心理学をもとにしたコーチングの解説本。
    読んでいて少しダレたかな。もっと簡潔にまとめると読みやすいかも。

  • 良書。とても良かった。コーチングのhow-to的な内容を期待するとコレじゃない感があるかもしれないけれど、そもそもコーチング自体、小手先のテクニックでできるものではないですよね。これから学ぼうとする人や、人との関わり方、自分の在り方を見つめ直したい人などには非常にオススメ。内容自体は決して目新しいものではなく、GROWモデルやマズローの欲求階層など、既知のものも多いですが、一読の価値あり。アドラー心理学に基づく考えも、要点を掴みやすいです。臨場感があり、ちょっと感動すらします。

  • コーチングは本だけで勉強するのは限界があるので実践が大切。コーチングを一通り習ったヒトが復習がてら本書を読むとすっと腹落ちする内容で、やり方はもちろん在り方を思い出すことが出来ます。

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著者プロフィール

宮越大樹(みやこし・だいじゅ)
株式会社アナザーヒストリー、取締役・主任講師。2005年会社員時代にコーチングに出会ってチームマネジメントに開眼。2010年には『プロコーチ養成スクール』を開校し1,800人以上のコーチを輩出。登録者数1万1,400人のYouTube『プロコーチチャンネル』も465万回再生と人気(共に2021年3月現在)。アドラー心理学や人間性心理学を背景にした解説や、NLPなどを応用したダイナミックなコーチングのデモンストレーションには定評がある。

「2021年 『人生を変える!「コーチング脳」のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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