- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827530704
感想・レビュー・書評
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正論だがわざわざ買って読むほどではない。
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すごく面白い。友達との外遊びの経験の大事さ以外にも、父や母の役割、子供の生きる力が伸びるにはどうするべきかなども非常に面白かった!良本!!
■友達との外遊びの経験が大事
・痩せ我慢、危険を感じながら遊ぶなど不自由な経験をすることで子どもは成長する
・子どもにケンカの仕方を教えつつ、一緒に泣く、一緒に笑う、仲直りするなどを経験することが大事
・世代の違う子供たち同士で遊ぶことが大事
・没頭する経験、五感で感じる経験、なんでもやってみたら楽しいという経験なども重要。 -
子供に関することより、どちらかと言うと親向けの教育本です。
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字も大きめで読みやすく内容もスッと心に入ってきた。子育てのやり方に関して特段難しいことを言っている訳でもなく普段のちょっとした言動に気をつけることと親としての正しい軸を持って接することが大切であると感じた。
この本を参考に子育てし、将来経済的自立、精神的自立、社会的自立「生き抜く力」を子どもにつけてほしい。 -
「学ぶこと」とは「生きる力」を育むことに相違ない。単に勉強ができるだけではない。身体性をともなった「外遊び」も必要で、そこには父親の存在が不可欠である。また、母親はともすると、子どもに干渉しすぎる傾向にある。父親は体を張って子どもに向き合い、母親は時に口出しせず見守る姿勢が必要なのだろう。
<目次>
はじめに
第1章 「生きる力」の足りない子どもたち
第2章 「外遊び」で子どもは変わる
第3章 「外遊び」で学力も伸びる
第4章 お父さんにできること
第5章 お母さんにできること
第6章 「生きる力」が伸びる家
おわりに
<メモ>
学力は「生きる力」
「生きる力」とは、「知識や技能を身につけ活用する力」、「学ぶことへのやる気や意欲」、「自分で考える力」、「自分で判断する力」、「自分を表現する力」、「問題を解決し自分で道を切り開いていく力」を総合した力のことです。
子どもは大人に、生きていくうえでの「基準」を求めています。「ダメなものはダメ!」「よそはよそ、うちはうち!」ときっぱり言ってほしいのです。それが、その後の人生の軸になっていくのです。(27)
問題のあるこどもに共通していた「父親不在」(30)
家の中で、お父さんの存在感が薄い
無駄な買い与えが多い
お父さんと遊んでいない
「戦前に比べて妻は自由になった。この自由は、しかし代償を払わなければならなかった。大家族の中で、しゅうとめから嫁につたえられた風習としての育児をまなぶ機会を妻は失ってしまった。はじめて母親となった妻は、まったくの未経験者として、子どもの成長にたちむかわねばならぬことになった。これは日本の民族が、かつて経験したことのない事態である」(『育児の百科』より)(33)
「生き抜く力」を育てるために最も大切なのは、「外遊びの経験」であると私は確信しています。(39)
子どもたちはしばしば、「どうして人は生きているの」「どうして勉強しなければいけないの」というような、答えに窮するような、根源的な質問をします。それに対して、将来大切だからとかなんとか、言葉で説明しようとするよりも、お父さんの働いている姿を見せてあげることのほうが、ずっと簡単に子どもを説得できます。(117)
この15年間、当初の問題意識の核心である「現代の日本には、子どもが社会に出て行くどころか、居心地よい家庭に引きこもって出て行けなくなるように、なるようにと、子どもたちを育てる環境がある。そのことを、どうにかしなければならない」という思いを持ち続けてきました。しかし、世の中は必ずしも改善の方向に向かっているとは思えません。むしろ、悪化している面も多々見られます。(210)
2014.03.22 G1サミットの実況より、はなまる学習会の高濱氏を見つける。
2014.04.06 読書開始
2014.04.09 読了 -
受験に勝つことにも触れつつも、生涯に渡って生きる力を見に付ける為には4〜9歳の教育が重要だと言う。んー、腹落ちとはこのこと。自分の子供時代を思い出し親に感謝すると共に親としてのこれからの課題を再確認出来た良書。
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教育上、父親の大切さを知りました。
私の父親は高度成長期の忙しさから野放しでした。 -
あまり面白くなかった。自分の経験の押し売り
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「生きる力」を育むのは、10歳までだ!と花まる学習会代表の高濱先生は主張する。外遊びをさせることの重要性。昔なら、誰もが出来たはずのことが出来ない時代だからこそ、シンプルなことなのに、納得させられます。ゲームやスマホで過ごすのではなく、自然の中で学べる経験は、深い学びと知恵に繋がるのでしょう。お父さんの役割、お母さんの役割、それぞれを語れるのも、高濱先生らしさで、私は大好きです。
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2014.7 市立図書館