H5N1型ウイルス襲来: 新型インフルエンザから家族を守れ! (角川SSC新書 12)

著者 :
  • KADOKAWA(角川マガジンズ)
3.16
  • (1)
  • (7)
  • (13)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 62
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827550139

作品紹介・あらすじ

世界中がその出現を警戒する新型インフルエンザ。飛行機による大量輸送時代の今、発生すれば数日間での世界的大流行は免れないだろう。さらに強毒性ウイルスH5N1型で出現すれば、日本はじめ世界中で莫大な人数が死亡、大量の罹患者が発生し、社会・経済に未曾有の混乱を招き、"21世紀の世界恐慌"発生の可能性も。出現は時間の問題といわれる今、想定される新型インフルエンザの全貌をつかみ、その予防と危機を乗り超えるための備えを解説する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1

  • ※2009年当時の感想。

    分かりやすい。

    ただし、著者の本は、「空気感染はある」かつ「(ヒト-ヒト感染する新型インフルエンザになった時点でも)致死率が極めて高い」という前提のものですので、その点は留意して読んだほうがよいと思います。

  • 流行したら、もう、どうしようもない、という気分になった。

  • [ 内容 ]
    世界中がその出現を警戒する新型インフルエンザ。
    飛行機による大量輸送時代の今、発生すれば数日間での世界的大流行は免れないだろう。
    さらに強毒性ウイルスH5N1型で出現すれば、日本はじめ世界中で莫大な人数が死亡、大量の罹患者が発生し、社会・経済に未曾有の混乱を招き、“21世紀の世界恐慌”発生の可能性も。
    出現は時間の問題といわれる今、想定される新型インフルエンザの全貌をつかみ、その予防と危機を乗り超えるための備えを解説する。

    [ 目次 ]
    1章 鳥インフルエンザがやってくる…。
    第2章 海外で新型インフルエンザ発生。
    第3章 とうとう国内で新型インフルエンザ発生!
    第4章 家族が新型インフルエンザにかかった…!?
    第5章 大流行。そして…。
    新型インフルエンザなんでもQ&A

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 所蔵

  • 新型ウィルスの到来はもはやifではなく、whenだという言葉にドキッとしました。
    そして、ウィルスに感染→パンデミックという被害だけでなく、それに伴って物流が滞ったりライフラインが停止するなどの2次的な被害も広がるのだということを改めて指摘され、新型ウィルスのもたらす影響の大きさに怖さを感じました。
    去年「感染列島」という映画も公開されていましたが、フィクションではなく、現実世界で本当にあのようなことが起こる。
    それも可能性ではなく、絶対に。
    医療従事者はプレワクチンを優先的に打たれるということですが、うちの教授によると「医療従事者が一番に新しいワクチンの実験台にされるということだ」らしいです。
    ワクチンを優先的に打たれる=ありがたい、ではないですね。
    でももちろん、被害拡大をふせぐための第一選択として、国民にいきわたるだけのワクチンを準備を国には一刻も早くしていただきたいです。
    そして、2次被害の拡大を防ぐため、家庭や企業などにおいても、「知識のワクチン」を普及させていく必要性を強く感じました。

  • 今年年初のNHKでやってたトリインフルエンザパンデミックのドラマよりはずっと地味な話ですが、興味深くは読めました。
    備蓄食品2か月分*人数分・・・というのはキツイっす。でも必要だもんね〜。ちょっとずつ買いそろえるべきか・・・。

  • (2008/4/4読了)

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

白鷗大学教育学部教授。専門は、感染免疫学、公衆衛生学。共立薬科大学(現慶應義塾大学薬学部)大学院修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退。ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所に留学、国立感染症研究所研究員、日本経団連21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを経て、現職。NHKラジオ「室井滋の感染症劇場」作・脚本・監修。著書に『正しく怖がる感染症』(ちくまプリマ―新書)、『どうする!? 新型コロナ』(岩波ブックレット)、『人類vs感染症』(岩波ジュニア新書)、『キャラでわかる! はじめての感染症図鑑』(日本図書センター)、『病いと癒しの人間史』(日本評論社)、『学校の感染症対策』(東山書房)などがある。

「2020年 『知っておきたい感染症【新版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田晴恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×