メガヒットの「からくり」: 実例で読み解く発想法とテクニック (角川SSC新書 54)

著者 :
  • KADOKAWA(角川マガジンズ)
3.04
  • (2)
  • (3)
  • (17)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 76
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827550559

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • メガヒットするための戦略とは?

    →マーケティングの基本的なプロセスはR-STP-4P、という環境分析から始める
    自社のポジションを見極めて最適のマーケティング戦略を実施する
    顧客の調査分析に基づいた独自の切り口からセグメンテーションを行い、いかに競合企業のいないマーケットを探し当てるか、そして自社の強みが活きる市場にターゲットを定める
    顧客は最高の機能や性能を求めているわけではなく、自分にとっての最高の価値や満足を与えてくれる商品やサービスを求めている

  • タイトル通り、様々なメガヒット商品、サービスのからくりが凝縮された一冊。
    「人間失格」は何故表紙を変えただけでヒットしたか、「wii」に見る製品戦略、「雪国もやし」が売れた理由、「男前豆腐店」のブランド戦略・・・など。

    意外と知らなかった言葉、「カニバリゼーション」。直訳すると共食い、という意味だが、新製品を投入する時に自社製品が自社製品を食べてしまうと言う恐ろしい現象。失敗すると売上、利益が低下する可能性も大きい。
    安価な商品を出した結果、その商品自体が売れたおかげで、高価格商品が逆に売れなくなる、といった現象だ。

    メガヒット商品の裏話、もっと読んでみたいと思った。

  • 身近な実例を元にマーケティングが学べて、初めて企画をする私にとってはとても勉強しやすかった
    ここに書かれていることをどれだけ実行できるかやなあ

  • マーケティングとは何か、その仕組みを伝えていくのが本書。マーケティングとは何か、そのステップを、事例を交えて紹介する。

    第1章 マーケティングと恋愛の共通点とは?
    第2章 なぜ、表紙を変えただけでヒットしたのか?
    第3章 なぜ、『Wii』は世界を席巻したのか?
    第4章 なぜ、『PS3』は赤字でも販売したのか?
    第5章 なぜ、『雪国もやし』が売れたのか?
    第6章 なぜ、『男前豆腐店』はブランドになり得たのか?

  • マーケティングを実例をもとに解説。4Pとか言葉だけで説明されるよりも、実例があった方がわかりやすいね。

  • MBAに通う前に、著者の外部セミナーにちょこちょこ通っており、新しく本を出されるということで買ったものの、レポートや修士論文に追われてずーっと読まずに放置されていた1冊。ようやく読了。
    中身は「SONY PS3」や「Nintendo DS」、「雪国まいたけ」などのヒットの秘密を、マーケティングの基本フレームワークであるSTPや4Pなどで解説していくもの。このような初心者向けの書籍には珍しく、価格戦略にも細かく触れられているところが特徴的。

    完全に初心者向けなので、マーケティングをこれから始める方や、若いビジネスマンはどうぞ。

  • [ 内容 ]
    なぜ、あの商品だけが消費者に圧倒的な支持を得ることができたのか?
    メガヒットの裏側に隠された数々の戦術と戦略。
    「誰に、何を、いくらで、どのようにして売るのか」というマーケティングのノウハウと意外な発想法を、誰もが知っている身近なヒット商品を例に挙げて紹介していく。
    そこには、関わるもの全てを満足させ、当初の目標を確実に達成していく最新のマーケティング理論が展開されていた。
    経営者はもちろん、ビジネスでもプライベートでも目標を確実に達成したい人必見。

    [ 目次 ]
    第1章 マーケティングと恋愛の共通点とは?-マーケティングって一体何?
    第2章 なぜ、表紙を変えただけでヒットしたのか?-「誰に売るのか?」を決定する
    第3章 なぜ、『Wii』は世界を席巻したのか?-「何を売るのか?」を決定する
    第4章 なぜ、『PS3』は赤字でも販売したのか?-「いくらで売るのか?」を決定する
    第5章 なぜ、『雪国もやし』が売れたのか?-「どのようにして売るのか?」を決定する
    第6章 なぜ、『男前豆腐店』はブランドになり得たのか?-顧客との長い良好な関係を築く仕組み

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ■目次

    第1章 マーケティングと恋愛の共通点とは?―マーケティングって一体何?
    第2章 なぜ、表紙を変えただけでヒットしたのか?―「誰に売るのか?」を決定する
    第3章 なぜ、『Wii』は世界を席巻したのか?―「何を売るのか?」を決定する
    第4章 なぜ、『PS3』は赤字でも販売したのか?―「いくらで売るのか?」を決定する
    第5章 なぜ、『雪国もやし』が売れたのか?―「どのようにして売るのか?」を決定する
    第6章 なぜ、『男前豆腐店』はブランドになり得たのか?―顧客との長い良好な関係を築く仕組み

    ■レビュー

    MBAホルダーのわりには、洞察が浅い気がします。
    次回の作品に期待!(新書ではなく、重厚なハードカバーとかで活躍されるのを期待します。)

  • 著者は、安部 徹也氏である。氏は、九州大学を卒業した後に、銀行へ勤めそこから
    サンダーバードにてMBAを首席で卒業するというかなり優秀な人物である。
    そんな著者がマーケについて書いた本になっている。
    (本書はもらったので、一応読んでみたって感じ(笑))

    結論から言えば、「内容は価格同程度」って感じ。
    個人的には、お金を出してまで買わないかも。時間つぶし的、またはマーケって
    どんな感じかな〜?って考えている初心者には、身近な事例を抱負に使って
    説明しているのでお薦めは出来るかもしれない。

    しかし、酷評は致し方ないと思う。著者には申し訳ないが。
    なぜなら、もらった本だから(笑)だって、俺には全く物足りない。
    マーケの本はコトラーを始め、それなりに読んで体系だったものは頭に入ってる。
    その状態で、これはないでしょ。。。

    ただ、初心者にはとっても分かりやすく説明されている。そして、ざっくりと
    説明すると、マーケの流れは、基本的にR-STP-4Pって流れだ。

    1.リサーチ:環境分析PESTなど
    2.セグメンテーション
    3.ターゲティング
    4.ポジショニング
    5.4P:価格、商品、流通、プロモーション

    以上、これはとても簡単だが大切な事なので、まぁマーケ関係の書籍では
    はずせないポイントになっている。これを色々なケースで説明しているって
    感じ。リアルなビジネスで。

    そんな感じ。

  • イマイチ

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

安部徹也氏(あべてつや)太陽神戸三井銀行勤務後、米国ビジネススクール留学を経て、現在ビジネス教育及び経営コンサルティングを主業とする株式会社 MBA Solution代表取締役。日本におけるMBA教育の普及を目指す一般社団法人日本MBA協会の代表理事も務める。ファイナンスも得意とする。

「2015年 『マンガですぐわかる!ピケティと21世紀の資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安部徹也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×