3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”

著者 : 野口嘉則

• ビジネス社 (2008年5月13日発売)

感想・レビュー・書評

[チョコタンさんの感想 · 2013年2月2日]

この３つの真実は二度目の読破です。　しかし、一度目は感動したが今回は一度目ほどの感動はない、ある程度ストーリーがわかっていることもあり、先が読めてしまう。　願うことは叶う・・・この言葉を最近とみに意識するようになる。　というのもいつもポジティブな場面を思い描く方が楽で有り、またそれが実現することもあるからだ。　あえてポジティブ思考が実現するとしよう。

[hitomiさんの感想 · 2022年1月27日]

良い本だったなあ。久しぶりに本を読んで泣けた。

行動や行為のことをdoingと言う。そしてその結果得られるものをhavingと言う。子育ての例で言うと、doingもhavingもその子自身ではない。その子の付属物である。一方、その子の自身のことをbeingと言う。beingとはその子の存在そのもののこと。人間はdoingやhavingでばかり評価されていると、自分の存在、つまりbeingが不安になってくる。そのままでの自分ではダメだ、と思えてしまう。

感情は感じれば解放される。自分の感情を感じ見ること。自分が何を感じているのかに気づき、それを感じられるままに感じて味わう。いつも感情抑圧していると、感情のセンサーが鈍ってきて、自分の内面を感じられなくなってしまう。その結果喜びや充足感や安らぎにも鈍感になってしまい本当の幸せを見失う。

幸せとは、今あるものに満足すること。目の前にあるもの。

幸せを生む愛とは、相手の幸せに貢献しようとするとともに、相手の感じていることを尊重する愛である。相手の感じていることを尊重することができれば相手をコントロールしたくなる気持ちも手放せる。人は自分のことを代えられたくはない。わかってほしい。尊重してほしいのである。大切なのは、相手が自分と違う感じ方や考え方をすることを尊重すること。君はそう感じるんだね、そう考えるんだね、と尊重できれば良いのだ。

相手が感じていることをそのまま尊重すると言う事は、相手の存在、つまりビーイングを尊重するのと同じ。これによって相手の自尊心を満たすことができる。これこそ幸せを生む愛であり、君自身を人間として成長させる愛である。

逆に執着愛と言う、幸せを生む愛ではないものがある。これは、相手の気持ちを尊重しておらず、自分の考えに固執していて、自分の思い通りに相手をコントロールしようとしている状態のこと。決して相手と言うのは、自分の思い通りにならないものだが、それを受け入れられないのである。これは相手に依存する愛であり執着愛と言う。

[びあしん慶次郎さんの感想 · 2014年10月14日]

3つの真実について知りたくて読書。

『鏡の法則』に続き、著者はこの手の物語の日本での第一人者。引きこませる文章はさすが。こんな文章を書けるようになりたい。

人はサムシンググレートで生きている。
宇宙（天）から生かされている。
人間の行動の動機は愛か恐れのどちらかしかない。
DoingやHavingではなくBeingに注目してあげる。

人間関係に悩む人、どうしても許せない人がいる人が読むといい氣づきをえられるかも。

高速リーディングせずに、精読。

読書時間:約2時間10分

[bookman1204さんの感想 · 2014年7月23日]

サムシンググーレトか。
僕が言う大宇宙の法則のことか。
でもこの時期にこの本にあうということはそういうことか。

[gapoooさんの感想 · 2014年7月1日]

宇宙に生かされてる、引き寄せの法則、自尊心を不思議なおじいちゃんが説いてくれる。めっちゃよかった！てよりは、心が荒んだときにたまに読み返すべき本。

[keitan2012さんの感想 · 2013年10月29日]

人間の基本行動には愛であること。宇宙から愛されており、生かしてもらっている。謙虚な気持ちで、前へ

[kijimasashiさんの感想 · 2013年10月1日]

誰かのオススメで読んでみた一冊。「これで間違いない」とか「俺は頑張ってる」とか思ってバリバリ働いてる30代ビジネスマンが読むと効果のある１冊なんじゃないかなと思いました。（まさに自分がそうだったって話）
おじいちゃんが諭すような語り口なのがとても読みやすいし、実際に自分のことだと置き換えて読める部分がたくさんある。そして大事なことを直接伝えてもわかってもらえなそうな人に、たとえ話や質問を通して伝えていくアプローチもとても参考になりました。いい一冊でした。

[hideoshojiさんの感想 · 2013年6月30日]

自尊心を満たし、自分と家族を愛し、他人を愛することで、本当に望む幸せを手にすることができる。それには「三つの真実」を知る必要がある。①人間は肉体を超えた存在である（宇宙に生かされている）。②人生は自分の心を映し出す鏡である（心が認めたものが現実化する＆心の波長と同類の出来事が引き寄せられる）。③感情は感じれば解放される（感情を否定せず、味わうことで思考へ展開できる）。

[あるさんの感想 · 2013年6月24日]

大切なメッセージは最善のタイミングで与えられる

行動の動機…愛か怖れ
愛に生きるとき、本当の幸せがもたらされる

幸せな家庭を作ることが社会貢献　

doing having being
結果や行動には波がある
例①秀才の男の子
　②内気な女の子
頑張れ→そのままの君じゃダメだ

聞く体制までの布石作りが上手

フォード　人間は宇宙の無限の宝庫と繋がっている、虫の知らせ

ユング　集合てき無意識

人間は原子　一年で肉体は入れ替わる

原子核バレー電子野球　10キロ
肉眼　真実をありのまま見ているわけじゃない

催眠術、真実<暗示　金属カボチャ
五感で感じることが全て=催眠術
バーチャルリアリティ

ヘレンケラー、最も素晴らしいものや美しいものは目で見ることも手で触れることもできない、心で感じるもの

細胞3兆→60兆こ
一つの細胞の遺伝子は30億の化学文字、同じ情報違う役割
総指揮している細胞
命が抜けると肉の塊

something great　千冊千ページ

現代は過去の最先端
発明できるものは全て発明されてしまった　特許局長官

イギリスの物理学者ブランドンカーター
重力や電磁気力バランス
宇宙に生かされている

①人間も宇宙も、本質は愛

執着しない、相手の感じ方が大事
正しさではなく好きで議論する

自分を無条件に愛してくれる存在=宇宙、人間に求めると失望

②鏡の法則
1　心の底で認めたものが現実化

当たり前の中の感謝
感謝しながら不幸にはなれない
幸せを見いだせる

2　心の波長と同類の出来事が引き寄せられる

波長は集合的無意識を通じて宇宙に放送される

自分の意図が反射されて返ってくる
愛を動機に動く=与える気持ちで生きる=豊かになれる

心の波長に相応しい人間を引き寄せる

鏡の法則で他人を裁いてはいけない

自分の感情に気付いてないから
感情に振り回される

真に賢い人は一番大切なもののために計画を修正する

３　感情は感じれば解放される

自分のネガティブな感情に向き合わなきゃ他人の感情も受け止められない

感情はそのまま感じ思考をかえる

二次的感情の前には一次的感情がある
一次的感情を感じることで怒りをコントロール

愛=相手の幸せに貢献したい
相手の気持ちを尊重

人は自分のことを変えられたくない
わかってほしい、尊重してほしい

君はそう思うんだね

相手の自尊心を満たす愛
=幸せを生む愛
=自身を成長させる愛

人は未熟だから成長する余地がある

マザーテレサ
愛の反対は無関心

キング牧師
悲劇は善意の人の沈黙と無関心だ

愛を抑えるのは恐れ

[詠美さんの感想 · 2013年6月17日]

人と関わるとき、Doing(行動や行為）、Having（結果）を、褒める、認めるのではなく、Being（その人の存在）をそのまま無条件に受け入れることが大切。

著者プロフィール

心の専門家、ベストセラー作家。
高校時代は対人恐怖症に悩むが、大学入学後、心理学や東洋哲学、人生の法則の研究と実践によって克服。（株）リクルート勤務を経て、メンタルマネジメントの講師として独立。１９９９年に心理カウンセラーとしての活動を始める。２００３年にはメンタルコーチとしての活動も始め、心理学の手法を使ったコーチングの第一人者となる。また現在、インターネット上で「オンライン自己実現塾」を開講している。著書に、ミリオンセラーになった『鏡の法則』の解説部分に大幅加筆した『完全版　鏡の法則』の他、『「これでいい」と心から思える生き方』、文庫版として『３つの真実』『心眼力』（サンマーク出版）などがある。

「2021年 『マンガでわかる 鏡の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」