ホスピタリティの正体

  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828415048

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  • 『「敵の歓待」こそがHospitality本来の意味である。「hostile=敵」と戦わないこと、関係を愛に変えることといってもよい。客は友ではない。何をするか分からない「敵」である。ゆえにクレームが発生する。これこそがホスピタリティの根源といえる。したがって、一歩間違えば相手と戦う、そういう緊張関係に置かれていることをホスピタリティという。』…との部分に非常に共感したのだが、「hostile=敵」と「Hospitality」はそもそも語源(ラテン語)が違う…という指摘を発見。と同時に、やっぱりな、という気も。というのもこの本、裏付けとなったデータや出典資料をまったくといっていいほど開示していない。これでは『作者の決め付け』と批判されても仕方がない。そこが残念。

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著者プロフィール

作家、ジャーナリスト。愛知県豊橋市生まれ。立教大法学部卒。雑誌記者を経て香港に渡り、在住10年。1992年に香港で日本語オピニオン紙「サイノエイジア・ファックスライン」を創刊し主筆を務め、中国への返還という歴史的な過渡期を迎える香港をレポートした。その後活動拠点を東京に移し、特に小売り、流通関係に精通し、立教大学大学院兼任講師などを務める。
96年、『香港返還で何が起きるか』(ダイヤモンド社)で作家デビュー。主な著書に『大班』(集英社)、『チャイニーズリスク』(講談社)、『ヤオハン無邪気な失敗』(日本経済新聞社)、『再生したる!』『旧社名に未練なし』『中国ホンダ経営会議』『伝える仕事』(以上ビジネス社)など多数。

「2022年 『非常識経営 業務スーパー大躍進のヒミツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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