- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828418414
作品紹介・あらすじ
明治維新が明るく、素晴らしいものであった、という印象操作。これこそが、支配階級の仕掛けたそもそもの洗脳であった。たとえば、維新の時に内戦が始まっていたら日本は欧米に乗っ取られていた、というまことしやかな嘘。実は、外国勢力は日本の植民地化など狙っていなかったのだ!では何を狙っていたのか?現代につながる歴史の真実を抉り出すドクター苫米地の脱洗脳!
感想・レビュー・書評
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明治維新での長州藩(萩藩)、薩摩藩のバックに何者がいたのか、金の流れ、外国商人の動きなど、教科書では語られない歴史の真実を探究している。
歴史の授業では、ゴタゴタした明治維新について、理解ができない部分が多かったが、この本では整理して書かれていたので、全体像が掴めた。
敵の敵は味方として外国と手を組んだつもりが、逆に取り込まれてしまった薩長という見方が興味深かった。
この本で、銀行が戦争屋だということと、この時代に活躍し、世間では、好印象の歴史的人物も作り出された虚像だということが、よく分かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あ、っと驚くような新解釈は出てこなかった気がします。
薩長閥がいまだに幅を利かせているのは、まぁ、そうだろうと。
国際金融家から搾取されている、のは確かにそうでしょう。が、別に日本だけの話でもないと思う。
カネ自体を無価値にしない限りは変わらないでしょうね。 -
読みづらい
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出張の新幹線の中で読むべく、友人より借りて読了しました。
前半の明治維新の前後での毛利家の裏金話、グラバー商会、ジャーディンやらの欧米金融資本の暗躍の件は理解出来ます。その後の明治維新から現代迄の長州閥の系譜の話が続き、筆者の最終結論が「金融資本主義が民主主義の最大の敵」となつてゐます。脈絡、論理展開がお粗末に尽きます。とても科学者の本とは思へない、トンデモ話であります。久しぶりに悪書を読んで仕舞ました。 -
萩藩 メディアの影響で長州藩
ハモンドの言葉 それは日本人だけから端を発しているように見えなければならない
アーネスト・サトウ 父ドイツ人 母 イギリス人 サトウという姓はスラブ系の姓で日本の佐藤とは関係ない
ジャーディン・マセソン商会 前身が東インド会社 マンダリンオリエンタルがグループ会社
ロスチャイルド家 通貨発行権をもつのが強み
イギリス側というのはイギリス政府でなく国際金融家
龍馬 倒幕したかった薩長、内戦で儲けたかったグラバーを裏切った
薩長がもし勝ったら、日本に傀儡政権ができてしまう これは都合が悪い
民主主義の最大の敵は金融資本主義 -
苫米地にしては、内容が緩慢だったような...
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衝撃過ぎて、なんも言えん!!