- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828419398
感想・レビュー・書評
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リベラルが悪いと筆者は断定しますが、保守というのは例えば、LGBTや夫婦別姓、妊娠中絶など、特殊な事情がある人達を理解しない思想であることもまた確かなわけで、それらが通用することがなぜ家族の解体に繋がる、と断定できるのか。
そういう社会でも家族を作り、維持し、幸せになる人はなるわけで、逆に言えば、不幸でも別れずに忍耐しろ!というのが保守の意見なのだとしたら、一番大事な目的であるはずの、「個人の幸福」の解体に繋がっていますよね、と思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
納得
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オールドリベラリズム
リバタリアニズム、ネオ・リベラリズム
ナショナルリベラリズムなどリベラルもいろいろ
三浦瑠璃、井上達夫とか出てきて
p107国内リベラル思想マップが面白かった。 -
「リベラル」という単語には一応「自由主義」的な訳が当てられており、何となくよさげな雰囲気があるが、こと日本のリベラルに関しては売国奴とアカとスパイが煮詰まった「独善主義」とでも呼ぶ方がよさそうだ。
小学生でも恥ずかしくなるような空理空論のお花畑思想に染まり、世間の片隅で独り言をつぶやいていればよいものを、何を勘違いしたか自分たちが「正義」などと思い込んで、現実的な解決策を採用せず、結果として世の中に害悪だけをまき散らした、ロベスピエール、スターリン、毛沢東、ポルポトに代表される迷惑な存在。
本書ではリベラルの自己矛盾を丁寧に批判しているが、そもそも批判に値するような思想なのだろうか。現リベラルはテロリストとして一括消去、もしくは「国家」がお嫌いのようなので無政府地帯に移住させて自分たちの思想がもたらした結果を直接体験させてあげたいところだ。
最終章で日本本来の思想は、善悪、正邪、優劣といった二項対立の弊害を避け、曖昧な領域を残しつつ、現実的な線での妥協による共存を指向する「神道」にある、と述べているがそのとおりだと思う。
神道は来るもの拒まずの思想ではあるが、共同体を破壊する、人類の恥部を凝縮した南鮮のゴキブリ共だけは害悪として積極的に排除すべきだと思う。