断罪~政権の強権支配と霞が関の堕落を撃つ 次世代への日本再建論~

  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828420240

感想・レビュー・書評

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  • なんかねー。安倍さんを嫌いな二人で盛り上がっている感じ。
    抽象論に終始。古賀さんには期待したいが、経済産業省以外の話になると、一般論、浅い提言になっている印象。村上さんに至っては、昔話が多くて、説得力ないな。

    【提言・期待】
    ・官僚も政治家も、国民の信頼を取り戻すために徹底的な情報公開(領収書のすべて、会議のすべてにいたるまで)#オードリータンがやっているやつ
     ⇒公文書管理法、情報公開法
    ・内部告発(防衛省日報、もりかけ、ともに内部告発で露呈)

    【知識】
    ・国家予算100兆円 特別会計を含むと250兆円

    【METIの歴史】
    ・過去は圧倒的な情報力や対外的な交渉力が権力の源泉であった(国は外国に拠点を持つ)
    ・現状では、民間の方が情報力に勝る

  • 恐ろしいほど共感できた お二人の果敢な行動に敬意 
    日本はここから復活できるのか?
    2025年の危機 第三の敗戦は厳しいが、何とかできる

    安倍首相の「悪の本質」を厳しく直言 
    正義・倫理のない国家トップ 倫理と刑法が同じ
    ヒトラーと同じ「全体主義」(180)
    暴力団と同じ「独裁権力」官僚もマスコミも制圧
    改めて暗澹たる気持ちになってしまう

    小選挙区制の弊害 毎回の選挙で頭数がそろうだけ 人気投票
    国家の政治家を育てる仕組みがない 中選挙区制が上だった
    今の日本の政治行政は「鎖国していた江戸時代」(128)村上氏

    日本の三大危機(86)
    ①政治 ポピュリズム
    ②財政 デフォルト
    ③金融 ハイパーインフレ

    皆保険の限界 医療・年金・介護(110)
    2000年78兆円→2025年150兆円 毎年3兆円増える

    政府系ファンドの欺瞞(147)
    仕組みが複雑で時間が掛る スピード感も目利き能力もない

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著者プロフィール

自民党衆議院議員。現在10回連続当選中。1952年生まれ、東京教育大附属高を経て、78年東大法学部卒業。自民党衆議院議員だった父が所属していた三木派を引き継いだ河本敏夫衆議の秘書となる。86年旧愛媛2区より2度目の出馬で衆議院議員に初当選。河本派を経て高村派に所属。2001年、第2次森喜朗改造内閣で初代の財務副大臣に任命され、第1次小泉純一郎内閣まで務める。第2次小泉改造内閣で、内閣府特命大臣として初入閣。郵政解散時に閣議で異を唱えるが、第3次小泉内閣まで留任した。10年に高村派を退会するが、愛媛2区で10回連続当選中、自民党一筋31年。2015年の安保関連法案審議では採決を欠席、原発再稼動に反対するなど、安倍自民党の政策には反対の立場から意見を述べることが多い。

「2016年 『自民党ひとり良識派』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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