台湾vs中国 謀略の100年史 なぜ中国共産党は台湾を支配したがるのか?

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  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828423289

作品紹介・あらすじ

孫文以来、近代中国における、国民党と共産党の攻防を明らかにする。
蒋介石VS.毛沢東
蒋経国VS.鄧小平
李登輝VS.江沢民
馬英九VS.胡錦涛
蔡英文VS.習近平
まで政治のウラがわかる本。

感想・レビュー・書評

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  • 著者が「はじめに」に「平易かつできるだけ深い内容を盛り込んだ」と書いた通りの本。

    台湾と中国の複雑な関係が、その始まりの日清戦争から現代に至るまで、各指導者間の関係に沿って過不足なく端的にまとめられている。

    国の規模は大きく違うが、その力関係は時々の指導者の姿勢によって大きく揺れ動く。

    中国指導部の行動様式もこのように振り返るとよく見えてくるし、台湾のやり方は我が国にとっても大変参考になるように思う。

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著者プロフィール

1965年生まれ。埼玉県出身。東京大学卒業。国際情報学修士。講談社入社後、中国、朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。講談社(北京)文化有限公司副社長を経て、現在、『週刊現代』編集次長(特別編集委員)。Webメディア『現代ビジネス』コラムニスト。『現代ビジネス』に連載中の「北京のランダム・ウォーカー」は日本で最も読まれる中国関連ニュースとして知られる。2008年より明治大学講師(東アジア論)も兼任。2019年に『ファーウェイと米中5G戦争』(講談社+α新書)で岡倉天心記念賞を受賞。他に『アジア燃ゆ』(MdN新書)『パックス・チャイナ 中華帝国の野望』『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』(以上、講談社現代新書)など著書多数。

「2023年 『日本人が知らない!中国・ロシアの秘めた野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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