認知症介護のリアル 笑いと涙の母娘の日々(そして時々、父も)

  • ビジネス社 (2024年7月20日発売)
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本 ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784828426402

作品紹介・あらすじ

介護は命がけで親がしてくれた教えだった

ある日突然、頼りにしていた母が発症!
認知症を脳科学の視点で解き明かす
「お母さん、最後の子育てをありがとう」

言葉での表現が苦手になった母が言葉より大切なものを教えてくれた

感想・レビュー・書評

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  • 『認知症によって、目標に向かって計画を立てたり自分の気持ちを正確に捉えて伝えるみたいな、人間の脳の最も高次な機能がうまく働かなくなったとしても、それは誰にでも簡単に起こりえることで、だからといって全部がなくなってしまうわけではない』

    認知度という病を、ご家族の立場からみた対談。
    アルツハイマー型認知症は、社会性は保持される。なので、自尊心を傷つけないことが大事だ。

    記憶を失ってもその人らしさは残る。
    そう思って関わりたい。

  • 信友さんと恩蔵さん、共に母を認知症で介護した娘同士の対談。お2人とも後悔をしながらそれでも認知症になった家族を介護することは悪いことだけではないと教えてくれる。家族だけで抱えこむことはしないように、周りに助けてもらえるように動くことが大事で、安全基地を持っておきたい。それにしてもお2人のお母さんから娘への愛情には涙が出そう。いくつになっても、どんなふうになっても母は母なのだなあ。

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著者プロフィール

1979年神奈川県生まれ。脳科学者。専門は自意識と感情。東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻博士課程修了。茂木健一郎との共著に『化粧する脳』、翻訳書に『顔の科学』などがある。

「2018年 『脳科学者の母が、認知症になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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