ケマコシネカムイ―神々の物語

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  • ベネッセコーポレーション
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  • / ISBN・EAN: 9784828812588

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  • 白いキタキツネ、ケマコシネカムイ
    白いテンと大きなマスを取り合って何日も経ち、マスは腐りちぎれる、血や筋子で体が染まり、お腹以外は茶色に

  • 丘に住み集落を守る、美しい白ギツネの神様・ケマコ(シ)ネカムイ(=足の軽い神様)。
    ある初夏のこと、マスを食べたくなったケマコ(シ)ネカムイが川伝いにぐんぐん下って行くと、大きな大きなメスのマスを見つける。喜んだのも束の間、そこに網籠を額にかけた1匹の白テンが現れ、先にマスを捕まえてしまった!
    一切れおすそ分けに預かりたいケマコ(シ)ネカムイと、一切れだって分けてやったりしたくないテン。マスを食べるのはさあどっちだ?

    アイヌの神様らしい、実に人間味のある失敗をしてしまうケマコ(シ)ネカムイのお話です。

    アイヌの物語では、赤みがかった毛皮の色を表す際、よく「筋子を潰して塗ったよう(に赤い)」という表現が見られるのですが、こういった昔話にもルーツがあるのですね。
    (私はと言うと、そのような記述に出会う度、あの何とも言えず美味しい粘っこい塩気を思い出して、白飯をかき込みたくなってしまうのですが。)

    日常生活の中でも、分かち合う気持ちを忘れないようにしたいものです。

    サラニプ(樹皮や蔓などを編んで作った伝統的な籠)を人間みたいに額にかけたテンの姿がユーモラス!かわいい!

  • 欲ばっていると、みんなが損しちゃうね〜
    キタキツネは、アイヌの神様なんだ~

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