ゆびぬきの夏 (ベスト・チョイス)

著者 : エリザベス・エンライト 堀口香代子

• ベネッセコーポレーション (1990年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mario3さんの感想 · 2022年4月4日]

11才の少女ガーネットの夏の思い出が、キラキラしていて、読んでいるこちらも、瑞々しく心地よくなった。
大草原の小さな家の20世紀なかばバージョン。
登場人物たちがイキイキしていて素晴らしかった。
友人シトロネーラのひいおばあさんの少女時代のエピソード、エリックの淡々と語るすごい体験、そして愛すべきフリーボディさん、やたら運の良いシトロネーラのお母さん。

テンポもよく、始まりと終わりのリンクも楽しい。
作者自身の挿し絵もシンプルで気に入った。
今後も読みつがれほしい。

[noriyasuさんの感想 · 2008年11月22日]

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