エピクロスの肋骨 (福武文庫)

著者 :
  • 福武書店
3.31
  • (3)
  • (5)
  • (20)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 70
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828832012

作品紹介・あらすじ

ダンディズムと軽さのエレガンスを基調とする渋沢文学の出発を告知する表題作ほか、才能の萌芽が燦たる処女作「撲滅の賦」、功緻で〓@56F5洒な小品「錬金術的コント」の三篇を収録する。著者自らが、死の直前に発掘を予言していた最初期作品集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  渋澤龍彦氏死後に発掘された2編「撲滅の賊」「エピクロスの肋骨」ならびに未刊行作品「錬金術的コント」の3編からなる短編集。
    「エピクロスの肋骨」は処女小説とのこと。
     僭越な言い方が許されるのであれば、すでに彼の小説を何冊か読んでいる身としては、青臭い(初々しいと言い代えてもいい)かな、と思わせる文章なのだが、そこかしこに「渋澤龍彦」を感じさせるところはやはり流石としか言いようがない。
     独特の節回しと奇妙なユーモア、ペダンティックになる一歩手前といった印象の言葉等々。
    「撲滅の賊」での金魚に嫉妬する自意識過剰男の不安、「エピクロスの肋骨」での詩的な雰囲気と変身を伴う場面展開、「錬金術的コント」の短いながらもキチっとまとまった不思議な話。
     どれを取っても僕の好きな故渋澤龍彦氏がいる。

  • 「撲滅の賦」「エピクロスの助骨」「錬金術的コント」
    解説:巌谷國士

  • 宝物。巖谷國士の解説を超えた一文含め。

  • 2009/5/8購入

  • 初澁澤。

    昼食を食べながら読むには、
    『撲滅の賦』はエロティックに過ぎた。
    記念すべき初澁澤だったので、どれから読もうか迷ったが
    結局装丁に惹かれてこのチョイス。


    08/04/16 読了

全6件中 1 - 6件を表示

エピクロスの肋骨 (福武文庫)のその他の作品

エピクロスの肋骨の詳細を見る 単行本 エピクロスの肋骨 渋澤龍彦

渋澤龍彦の作品

ツイートする