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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784828849928
感想・レビュー・書評
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『ぼくのなかのほんとう』が良かったので、それと関係あるのかな?と読んでみたけれど、どうやら無関係だったみたい。
思春期の少女心のモヤモヤを表したかったのかもしれないけれど、リズムは良いけれどひっちゃかめっちゃかの文章は、言葉が多動を起こしているようで、読むのが苦痛だった。意味もよくわからなかった。
とはいえ、パトリシア・マクラクランの作品だから、最後には何かしら感慨深いものがあるだろうと耐えて読み続けたけれど、わからないまま終わった。思春期の子たちの心にシンクロ出来なかったからつかめなかったのか…?
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子どもの時に読んでいたら、感じ方も変わったかも
今読むと、言葉のリズムはいいものの、意味不明が否めない。翻訳の問題か?主人公のモヤモヤを理解できないからか?短いのになかなか読み進まなかった。
ハッピーエンド。チェロやモーツァルトに惹かれて手に取った。でもうーん…
11歳のミナーと四重奏をする仲間、その家族、成長過程の女の子の様々な悩みを日常を通して成長していく物語。
事実と小説には、それぞれに真実 -
両親にぶつけたい感情があって、でもぶつけた後にも心がざわついている。みていてほしいけど、みてほしくない。
思春期って、なんて矛盾!矛盾!矛盾!
毎日チェロの練習に通う11歳女子、ミナ―。
(ちょうど、部活に参加しているような感じ)
思うように上達しないイライラ、メッセージが伝わらない彼女のハハ。もやもや、もやもや。
これが紡木たくのコミックなら、主人公は夜の湘南に繰り出して刹那的な毎日に身を任せ、メンバーが引き戻しにきたりって展開になりそうだが…ミナ―が見た光は、新メンバーのルーカス。
日々の誰かとのやりとりの中に、もやもや払拭の糸口はある。それは自分でそれとは気づかなかったりもするけど。
思春期もやもや症候群の中学生、特に女子、読んでみる価値あり。音楽やってる子ならストレートに入りやすいかもね。
逆に、もやもやのない人が読むと、ただの不思議ちゃんの話?ってな印象しか残らないので、読む時期を選ぶかも。 -
2005.
絶版になってしまっているのが、何とも惜しい!!
大好きな本です。
特に、バスの中で、みんなで鼻をつまむところなんて大好き♪
パトリシアマクラクランの作品
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