バーナム博物館 (福武文庫 ミ 801)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828857206

作品紹介・あらすじ

瞳の色、唇の形、耳のひだに至るまで、ひとつひとつ詳細に思い描くことによって造り上げた幻影の女性、オリヴィア。彼女がもたらす甘美な呪いを描く「ロバート・ヘレンディーンの発明」『不思議の国のアリス』のパロディ「アリスは落ちながら」他、現代アメリカ文学の新鋭ミルハウザーによる10の煌めく短篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 改めて、福武文庫のラインナップが如何に充実していたかを実感する。嗚呼…。
    Uブックスで復活して良かったです。

  • 2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
    『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1056.html
     
    2013/04/25 TVに録画した映画 「幻影師アイゼンハイム」 を見て すっかりトリックにはまってしまった。
    調べると、原作本があるので、読んでみよう!

    2006年、短編『幻影師、アイゼンハイム』を原作にした映画『幻影師アイゼンハイム』が、
    エドワード・ノートン主演で公開された(日本では2008年に公開)。

    『幻影師アイゼンハイム』(げんえいしアイゼンハイム、原題:The Illusionist)は、2006年公開のアメリカ映画。
    スティーヴン・ミルハウザー原作の小説『バーナム博物館』に収められた短編小説の映画化。
    『クラシック・コミックス#1』 漫画を読んだ人が、目の見えない人に一こまづつ説明するような 文章。 斬新。

    上記2作を読んだだけでだけで、中止。

    2013/04/26 予約 5/4 借りる。5/6 読み始める。6/27 返却 

  • 読んだのはこの本。
    表題作は個人的な「ベスト100作品」に入るでしょう。
    よかったので今出てるヤツで手に入れたいところ。

    (可能ならば)人生の最期に読みたい作品が表題作の「バーナム博物館」です。

  • 『不思議の国のアリス』のパロディ「アリスは落ちながら」等。
    コミックスを文章で描写しようとしたり、なんとも実験的な作品の多い短編集。

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著者プロフィール

1943年、ニューヨーク生まれ。アメリカの作家。1972年『エドウィン・マルハウス』でデビュー。『マーティン・ドレスラーの夢』で1996年ピュリツァー賞を受賞。『私たち異者は』で2012年、優れた短篇集に与えられるThe Story Prizeを受賞。邦訳に『イン・ザ・ペニー・アーケード』『バーナム博物館』『三つの小さな王国』『ナイフ投げ師』(1998年、表題作でO・ヘンリー賞を受賞)(以上、白水Uブックス)、『ある夢想者の肖像』『魔法の夜』『木に登る王』『十三の物語』『私たち異者は』『ホーム・ラン』(以上、白水社)、『エドウィン・マルハウス』(河出文庫)がある。ほかにFrom the Realm of Morpheusがある。

「2021年 『夜の声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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