「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論

著者 :
  • ベネッセコーポレーション
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828863412

作品紹介・あらすじ

佐賀のがばいばあちゃんのロケ地を呼び込む「定石破り手法」、困難!レモングラスを名産品にした農業でない「農産業戦略」、良案が出ないときは妻にも頼る「弱気発想」ほか、地域再生&シニアBIZに、ストンと落ちる40の成功法則。なぜ、武雄市の改革は進んでいるのか。

感想・レビュー・書評

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  • ○佐賀県武雄市長の樋渡氏の著作。
    ○武雄市長に就任してから行った数々の政策について、その裏側を交え紹介したもの。
    ○市長らしからぬ行動力とアイデア力がとても好意的で政策の内容にも興味を持った。
    ○ぜひ、地方の活性化に貢献できるように応援したい。

  • 人口5万人の地方都市だからできることかもしれないけれど、日本の33%が5万人都市であることを考えたら、地方都市の未来に期待ができると感じた。

  • 取組、考えはおもしろい。
    タイトルとのずれ

  • 自治体学会でお話を聞いた武雄市の樋渡市長の著書。
    とっても読みやすくあっという間に読んでしまった。

    行政職員像はとかく「固い」「融通が利かない」イメージが
    語られてしまうが
    そのイメージを壊していかないといけないと思う。
    この本にも書かれているが、まちづくりは、本来、
    楽しいものだと思う。
    大変さもあるだろうけれど、笑いもあり、涙もあり、
    世代間交流もあり
    異業種交流もあり、色々な要素がたくさん詰まった
    ドラマだと思う。
    「仕事だからこそ楽しくやろう!」
    そんな気持ちで仕事をやっていきたいと思う。

    そして、「頼られる文化」。

    住民から陳情や文句を言われる立場にあるけれど
    逆に、そういわれることこそ「頼りにされている」と
    思うべきではないだろうか。
    少なくともワタシは「頼りにされている」と思うと
    単細胞なもので、俄然がんばってしまう。
    そういう関係が地域の人や職場の仲間との間に
    できていけばいいのではないのかなと思う。
    「頼られるうちが花」。
    そんな風にすら思う。

    「行政職員は楽しいんだよ!!、面白いんだよ!!」
    そんなメッセージをジブンは発信していきたいと思う。

  • ブログで紹介されたいた本

  • 「どうみても弱気のようで実は押すそんな樋渡一生懸命」

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著者プロフィール

樋渡社中CEO/前佐賀県武雄市長
1969年生まれ。東京大学経済学部卒業後、総務庁(現総務省)入庁。総務省大臣官房秘書課課長補佐を最後に同省を退職。2006年佐賀県武雄市長選に立候補、当時史上最年少の36歳で当選。8年8カ月の在職中に、市民病院の民営化、図書館の民間委託、官民一体型の教育など、革新的な政策で注目を集める。2014年12月辞任、佐賀県知事選に立候補したものの落選。2015年2月、まちづくり会社・樋渡社中を立ち上げる。

「2015年 『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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