スクラップド・プリンセス6 つかの間の歌劇曲 (富士見ファンタジア文庫 88-8 スクラップド・プリンセス 6)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 186
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829113066

作品紹介・あらすじ

「だらああああああああっ、やってられるかあ、こんなもんっ!」いつになくテンションの上がりまくったシャノンの声が、ベクタの街に響く。「なんでこんな苦労をせにゃならんのだ」魔物に襲われた巡回劇団を助けるだけのはずが、何故か舞台に上がるはめになってしまったパシフィカとシャノン。夫婦漫才なら地でいけても、シリアスドラマはちと荷が重い。慣れない演技で困っているところへ、何と今度は刺客まで!?公演まであと一週間。こうなりゃヤケだ。地獄の稽古に耐え抜いて見事、舞台を成功させてみせるぜ!?榊一郎のハートフルファンタジー第六弾は、三姉兄妹の全然のんびり出来ない休日編。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    間話ではあるけどシャノンが少し成長する物語かな。
    一人で何でもできるがゆえに人に頼ることが少ないシャノンが人に頼ることを少しだけ覚える物語だったかな。
    物語としては再登場したキダーフ、暗殺者兄弟で演劇という中々に面白い内容となっていた。「泥人」の存在は過去に相当に発達した文明が存在していたことを示唆する内容となっていた。

  • 重たいテーマの中で進むシリーズの、閑話休題的なお笑い話。
    けど、最後がホロリとすると感じたのは、タクだけだろうか?

  • 旅の途中で出会った巡回劇団の手助けで、何故か舞台に上がることになった御一行。公演まであと一週間、彼女らは無事に舞台に立つことができるのか…。あのキャラも再登場、ドタバタが止まらない幕間劇のような第6巻。

  • しかしこの作品コンスタントに面白くてホントいいなぁ。<br>
    さて、卒業旅行中に読んだ本part-1。<br>
    旅先で劇団の手伝いをする事になったパシフィカご一行。<br>
    孤独とともに時を過ごすことを余儀なくされた彼らが、久しぶりに過ごす集団での生活。<br>
    こういうのも、いいもんだな。ってシャノンの一言が泣かせる・・・。<br>
    劇のような結末は、美しくて切なくて激しく御免です。<br>
    本編はスカッとする結末がいいな・・・

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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