伝説の勇者の伝説 1 (富士見ファンタジア文庫 か 4-1-1)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
3.61
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本棚登録 : 683
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829114100

作品紹介・あらすじ

ライナ・リュートはやる気がなかった。ここローランド帝国王立特殊学院の生徒に求められるのは、戦争の道具としての能力のみ。しかし、万年無気力劣等生のライナが望むのは、のんびりと惰眠をむさぼることだけであった。だが、ライナの望みはかなえられることはない。彼の持つその特殊な『瞳』ゆえに…。そんなライナに興味を示す、青年貴族シオンと、美貌の女剣士フェリス。やがて、彼らを巻き込んだ戦争の渦が、三人の若者の運命を複雑に結びつける!ライナの『瞳』に映るのは、いかなる未来か?新感覚アンチ・ヒロイック・サーガ、なんとなく開幕。

感想・レビュー・書評

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  • ラノベらしいラノベ読みやすい。
    何巻か忘れたけれど、ヒロインからモブへの手紙の中が、○○したら殺すのバリエーションに飛んでて腹が捩れるまで笑ったよ。

  • 本作は面倒くさがりな主人公が「面倒くさいけど、理想の世界を実現するために頑張りますか…」と旅立つ作品。今巻は旅立つまでの経緯を描いたもので、主人公 ライナとそれを取り巻く人々について詳しく描かれていて面白かった。また主人公 ライナの性格は個人的に好ましかった。
    本作は以前にアニメを見たことがあり、これ面白そうだなと感じた記憶から読み始め、意外とさくさく読み進められた。設定としてはありがちな部分も多いと感じるが、結構シリアスな要素もみられてどんな風に展開していくのかワクワクした。次の巻にも期待したい。

  • Kindle期間限定無料だったので。中身の絵が古い感じと思ったら2002年の作品でした。萌えが全面に出る前の王道ファンタジーな感じ。コメディ寄りで何も考えずテンポよく読めた。

  • アニメを見て、原作が読みたくなって手に取った一冊。おかげで脳内ではフルボイスで楽しめました。笑
    ライナはいつだってだらけているのに、世の中を哀しんでいるのに、そこで止まらないのが真の強さですね。
    続刊も(と言っても大量だけど)読みたい。
    というよりアニメに入らなかった続きが知りたい!

  • 久しぶりにクリティカルヒット。
    長編と聞いていたけど確かに。一巻は序章でしたね。このあとどうなっていくのか…
    正直書きぶりは読みにくいというか、作文な感じで、台詞につく!?の意味もよくわからない。でもキャラのやりとりや話の展開に引き付けられる。アニメやってたらしいのでそっちでも見てみたかったなぁ~

    それにしても懐かしい富士見ファンタジア。このゆったりしたページと文字!なんか帰ってきた感が半端ない

  • 面白かった!
    購入して即効読みきった。

    こういった剣と魔法のファンタジーというのは、イメージがロードス島なのだが(古い?)
    これはそういった緊張感があまりない、一味違った物語。

    主人公のやる気のなさがとてもいい。漫才のようなやりとりもいい。
    そして、そんな主人公が抱えている闇の部分。それが露になるシーンでぐっとこの物語に引き込まれる。旋律が走ったと言ってもいい。

    そのギャップがこの物語の売りかな?

    この物語、もっと知りたい。
    作者のあとがきのあとに、このシリーズを面白く読み薦めてるための公式ガイドが載っている。よし、この順に購入して、早々に読もう。

  • そんなに多くのエピソードがあったわけではないのに気付いたら読み終わっていてびっくり。

  • なんとなくよかった。

  • 剣と魔法のファンタジーを読みたかったのとイラストに惹かれて読んでみた。最初はやっぱ10年前なだけあって大分絵が違うなぁ。読みやすかったし、素直にストーリーに入り込めた。大分展開が駆け足な感は否めないけど、ストーンとすっとばされた2年間はスピンオフで出てるようなのでそれを読むのを楽しみにしておきます。

  • 長いシリーズですが、ついに着手。

     1巻は、背景説明?

     主人公は誰?な展開です。

     これからの話に期待。

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著者プロフィール

「武官弁護士エル・ウィン」でデビュー。「伝説の勇者の伝説」は第4回龍皇杯獲得作品。その他作品は、「いつか天魔の黒ウサギ」「黙示録アリス」「終わりのセラフ」(漫画原作)など。

「2017年 『大伝説の勇者の伝説17 団子娘の出す答え 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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