フルメタル・パニック! 安心できない七つ道具? (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 802
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829115404

作品紹介・あらすじ

戦闘ロボ、ついに覚醒っ!"常識なし"だの"朴念仁"だのといわれつづけたあの相良宗介が、硝煙と破壊の世界に別れを告げた!?熱でも出したか、いつになく人間らしく、女子大生との合コンにチャレンジ。短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】今回もドタバタ楽しい6編のエピソードからなる短編集。なんというか飲酒シーンが多くて時代を感じるなぁ。林水会長閣下の自宅訪問をする『ミイラとりのドランカー』では酔っ払ったかなめの言動がが何ともカワイイ。すぐに宴会が始まる林水の住む家が「一刻館」ぽいと思いながら読んでいたら、あとがきで同様の指摘を受けたとのこと。さもありなん。今回のお気に入りエピソードは『老兵たちのフーガ』。自分も老後はこんな感じのぶっ飛んだじいちゃんになりたいなと思う次第。そしてこのエピソードもまた、今後の伏線になっていることに今さら気付くのだ。

  • そろそろ短編の方はマンネリ化が気になり始めた。でもなんだかんだであと数冊?長編はまだ巻数があるけど…。そう思うと少し寂しい気もする。
    面白かったのは「穴だらけのコンシール」でかなめが宗介を誘ってるのに敵の変装だと疑われるシーン。普段の2人が想像できて楽しい。この2人の関係、距離感はとても好き。

  • 特に好きだったエピソードは宗介の空回りが描かれた「穴だらけのコンシール」と「義理人情のアンダーカバー」!そんで「真夜中のレイダース」読んでたら、まだ大分早いけど鍋やりたくなってきたなー!

  • 作者があとがきで語るようにやや不道徳な話の多い短篇集第7巻。

    全体的に展開が二転三転する…という感じがせず1つのヤマで終わってしまうような、いつもより軽く読み終わってしまった印象である。

    ただ、宗介たちが合コンに出かける「身勝手なブルース」は一味違うオチが物語として珍しいので興味深い。
    また、「真夜中のレイダース」は用務員の大貫が再登場するのがとても良い。
    そして「老兵たちのフーガ」ではついにテッサが老人5人に直接困らせられる話が来るのでテッサを困らせたいファンにはたまらない。

  • 老兵たちのフーガを聴く事は、義務とはいえ、なかなか堪えるものがある。

    義務を終えたものは、また海へ…。

  • 偵察と合コンと酒乱と潜入と夜盗と老兵の話。シリーズ十三冊目、短編第七弾。話がパターン化しているようにみえて、ちょっと今巻は退屈に感じてしまった。前回の長編で悲しみに打ちひしがれていたテッサが気丈なふるまいを見せてくれてなにより。

  • やっぱ軍側のお話が好きです。テッサの活躍をもっとみたい!……テッサ別に活躍してませんでしたけど、この巻は……

  • http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200305000029

    「学園祭のミスコンに、「恋人にしたくないアイドル」の異名をとるかなめがエントリー! しかも審査員団に宗介が!? やっぱりきっぱり嵐の予感! 制作中のTVアニメに合わせ、短編集の第7弾が登場!!」

     え、そんな話入ってなかったよ?

  • 短編集第7弾。

    正直今回はあまり面白いと思える話がなかった。。

    酔っ払ったカナメが無茶をする話があったりして、お酒は二十歳から!と表面上は言いつつも、少量なら十代後半のうちに飲ませといたほうがいいんじゃないかなぁ・・・と個人的には思ってるw

  • 20100217
    2日間

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著者プロフィール

東京都出身。小説家。代表作は「フルメタル・パニック!」(通称「フルメタ」)。また、「フルメタ」の十数年後を描くスピンアウト作品「フルメタル・パニック! アナザー」の原案・監修も担当。そのほか、アニメのシリーズ構成、脚本なども手がけている。

「2016年 『甘城ブリリアントパーク8 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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