BLACK BLOOD BROTHERS〈1〉―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸― (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829116296

作品紹介・あらすじ

空には満月。その光を浴びて、疾風のように駆け抜ける赤い影。手には一振りの日本刀を携え、ビルからビルへ跳躍を繰り返す。ジローは疾走する。弟を取り戻すために。己の願いを叶えるために。-そして。敵を確認し、牙を閃かせて笑う。今の自分は、どんな相手でも滅ぼせると知っているから。特区。滅び去ったはずの吸血鬼が、人間と共存できる世界で唯一の場所。その特区で、吸血鬼・望月ジローとコタロウの兄弟と、人間・葛城ミミコが出会った時、運命は孵化へと進み始める。黒と赤に彩られた生と死、そしてそれを超越した吸血鬼の物語、ここに開幕!キミは闇の血族の伝説を目撃する。

感想・レビュー・書評

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  • 第1巻を読破。

    作品名は以前から知ってはいたのですが、なかなか買うまでには至らず。

    結局、あることがきっかけで、今ごろ! 全巻を買ってしまいました。

    うぅ、もう少し早くにちゃんと読んでいれば、古本屋で買うこともなかったのに……。

    反省しますorz

    最初は電子書籍で読んでいたのですが、自分のはガラケーでして、だんだん「読みづれぇ!!」ってなって(;^-^)

    おもしろかったから余計、ね。

    本だ! 本を寄越せ!!

    とばかりに一気買いしました。



    吸血鬼兄弟と人間の女の子が出会い、彼ら吸血鬼に関わる問題に巻き込まれていく――

    という感じでしょうか?

    ただ、人間の女の子――ミミコさんは吸血鬼と人間の間を取り持つ「調停者―コンプロマイザー―」という仕事をしていて。

    「特区」という、吸血鬼と人間が一緒に生活――というにはちょっと語弊があるかな?――している人工島があって。

    そこで暮らし、「調停者」として働くミミコさんは、謎の吸血鬼兄弟に対しても分け隔てなく接するのです。

    吸血鬼兄弟の兄・ジローさんは丁寧語を使う赤スーツ姿で。

    弟のコタロウくんは天真爛漫な、まるで天使のように愛らしい――でも吸血鬼で。

    しかもかなりのうっかりさんです、コタロウくんwww

    お兄さんに厳しいお仕置きをされてもまるで懲りないwww

    でも悪いものは悪いとちゃんとわかる子ですね。

    吸血鬼といえば「血を吸われたら吸血鬼になる」が定番だけれど、こちらはそうではない様子。

    有名な弱点も平気な吸血鬼もいるらしい。

    考えてみれば、私、吸血鬼のことってよく知らないわ。

    だから上記の設定がBBBだけなのか、通説なのかもわからない。

    ああ、でも――

    招かれないと入れない、という特区を覆う結界が、吸血鬼の弱点だったとはびっくりしました。

    本当にそんな弱点あるんだなwww

    そしてジローさんは弱点が多すぎるwww

    吸血鬼のテンプレみたいな吸血鬼ですね。



    ほんと、おもしろかったです。

    なんでもっともっと早くに手に取らなかったのか(>_<)

    めちゃくちゃ後悔しています。

    おもいろいから余計にね!

    電子書籍でもちゃんと買っとくかな。

  • 11巻。
    吸血鬼ものです。

  • 今更云々以下略。
    面白い!吸血鬼ネタはお約束をどう料理するのかが設定の肝ですが、こう来たか!と膝を打つ。
    キャラクターもイキイキ。ストーリーはハラハラ。感情揺さぶられまくりですよ。
    続き読まねばのシリーズがまた増えた。

  • 吸血鬼ものとして無難な出だし
    いきなりネタを割ったのには驚き
    話がうすい

  • 評価:☆4

    黒と赤に彩られた生と死、そしてそれを超越した吸血鬼の物語、ここに開幕!

    最近では東京レイヴンズもアニメになってましたが、同作者のBLACK BLOOD BROTHERS、全部集め終わったので読み始めることに。

    主人公?であるジローとコタローはワケありの吸血鬼、ヒロインのミミコは吸血鬼と人との間を取り持つ調停官といった感じ。
    出会いのシーンはショッキングすぎて笑ったw

    ジローの基本はクールでひねくれてる感じだけど、根は真面目で人に甘かったり激昂することもあるという性格が主人公にしてはちょっと珍しい感じで新鮮。

    ジローの血統に課された宿命はそのまま結末を物語っているのだろうか。
    設定、世界観説明がメインの巻でしたが、それも含めて先が気になる1巻でした。

  • 途中で止まっていたことを思い出し、1巻から再読することに。改めて読むと1巻からすごいネタバレやん。

  • 本編全11巻 短編集全6巻

  • 吸血鬼の話だけど、設定が素晴らしく良かった。

  • ①~⑥まで

  • 前評判にて最初の数巻は微妙との事だったが、よくある話だったが面白かった。後半期待大

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著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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