風の聖痕(6) ─疾風の槍─ (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 180
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829117699

作品紹介・あらすじ

神凪綾乃は、目の前で起きたことを理解できなかった。いや、心のどこかで否定したがっていたのかもしれない。最強を誇る風術師・八神和麻の風の結界が、敵の風の刃の前に一瞬の抵抗も敵わず打ち貫かれたのだ。綾乃に戦いを挑んできたのは、一人の華奢な少年。その手には一振りの槍-。その槍こそ、風の精霊王の恩恵を受けた一族が所持する神器「虚空閃」だった。「炎雷覇の継承者!お前が炎の神器を所有するにふさわしい者であると言うならば-その力、この俺の前に見せてみろ!」勇ましく叫び、攻撃の構えを見せる少年。果たして彼の目的とは?水が乱舞し大地が唸りを上げ、風が慟哭するエレメント・アクション第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • 5巻の、主人公が倒すと決めた敵はどこにいった? と聞きたいくらい
    まったく違う敵が出てきてるんですが…。
    これも根っこでは繋がってるのでしょうか?

    今回は今まで以上に物を壊してない感じです。
    やってる事はまったく変わっていませんが(笑)
    駆け引きも複線もほぼないに等しいので
    頭を使わずに読めて楽しいですw

  • 前巻の5巻では4巻から続いて和麻の過去について出てきたが、この巻ではそちらについては和麻が霧華に頼んで裏で探っている和麻がいるだけで、新たな戦いが始まった感ではあったが、実は最後まで読むと名にやら繋がっているのか?と思わせる部分は残しつつ次巻に続いていた。7巻からまた物語りが動きだすのか楽しみであるが、作者が病気のために続きがいつ出るか分からない状態である。

  • この先も当分続きそうな感じです。

  • 聖痕シリーズの六巻です。この巻では炎・風・水・地の四大神器が初めて揃います。
     話の粗筋としては、神器を持った各術師とのなし崩し的に三連戦、そして秘密兵器を用意した水・地術師との戦い、そして天敵が登場した所で話が完結せずに終わってしまっています。
     この巻でも、軽妙なノリの会話は全開です。なかでも、「ギ○リ」・「変態専用」・「勇ましくて雄雄しい男前な女」 などは特に面白かったです。
     次巻は後書きによると煉くんが活躍予定だそうですので、楽しみに待ちたいと思います。
     でも次巻が出るのはいつになるのか?この本が出てから10ヶ月経ちますけど、9月号のドラゴンマガジンの作家早耳情報に名が無い・・・。

  • この巻で水術師が登場、これで風術師、炎術師、地術師、水術師と4大精霊の術者がそろいました。
    そして新たなる神器が登場、更に新しい敵も。
    しかし、相変わらず最低男の主人公とヒロインの掛け合いは楽しいですね。
    しかし次の長編はいつ出ることやら・・・

  • いつも通りの二人の掛け合いがなんか好き。
    続刊への引き、というか導入編なので、評価は保留。

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