- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829118238
作品紹介・あらすじ
「サクヤを殺しなさい。あなたの手で」僕と対なる存在・アダムと名乗る少年は、笑みを浮かべたまま続ける。「できるでしょう。この街のためなら」-そう、僕は、彼女を、犠牲にできる。壊れていく世界を救うために、僕を殺しに来た対天使兵器の少女・サクヤ。この対天使兵器の存在価値は、"あの人"との約束を実現する道具たること。だから僕は、きみを犠牲にできる。なのに。記憶の欠片に宿る"あの人"が、僕のココロに囁く。密くん。"大切"なものから、逃げないで。殺すために恋をして×死ぬために愛し合う僕らの"恋"。僕は初めてそれを、"痛い"と感じた-。
感想・レビュー・書評
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「サクヤを殺しなさい。あなたの手で」
僕と対なる存在・アダムと名乗る少年は、笑みを浮かべたまま続ける。
「できるでしょう。この街のためなら」
――そう、僕は、彼女を、犠牲にできる。
壊れていく世界を救うために、僕を殺しに来た対天使兵器の少女・サクヤ。
この対天使兵器の存在価値は、”あの人”との約束を実現する道具たること。
だから僕は、きみを犠牲にできる。
なのに。記憶の欠片に宿る”あの人”が、僕のココロに囁く。
密くん。
《大切》なものから、逃げないで。
殺すために恋をして×死ぬために愛し合う僕らの”恋”。僕は初めてそれを、”痛い”と感じた――。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回出てきたアダムがいよいよ動き出しました。このアダム参戦により、二人の関係がどうなるかが見所になると思います。
俺としては一歩下がって、二歩進んだって感じでした。
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未購入