私と月につきあって (富士見ファンタジア文庫 38-23 ロケットガール 3)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829118825
作品紹介・あらすじ
フランスが計画した、アポロ計画以来となる月面着陸ミッション。そのサポート任務につくべく、森田ゆかりたちロケットガールズはギアナへと向かった。しかし、月へ飛ぶ五人の少女-アリアン・ガールズのリーダー、ソランジュは冷徹にしてストイック。姉御肌のゆかりとはそりが合わず、ことあるごとに衝突してしまう。ミッション遂行にむけて不穏な空気が流れるなか、最初のトラブルが発生してしまい-。あらゆる困難を打ち破り、少女は月を目指すのだ!テクノロジーの粋と、人類の夢を詰め込んだスラップスティックSF、シリーズ第3巻いよいよ登場。
感想・レビュー・書評
-
ロケットガール第3弾
今回は、フランスが計画した月着陸ミッションのサポート任務。
月へ向かうのは、アリアン・ガールズと呼ばれるフランス娘の宇宙飛行士5人
もちろん、鉄板のライバル登場。 様々なトラブルの中での和解そして友情。
果たして、日仏ロケットガールのミッションは成功を見るか?
ご都合主義に陥らず、物理的に可能な宇宙冒険SFになっているのはさすが。
今回も楽しませていただきました。
これが平成最後の1冊になるかな・・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読 2巻まで省略 4巻はそがれるので読まなくてもよいか
宇宙への夢というのはたぶんに(『夏のロケット』とか『月を僕のポケットに』とか)男子のものだと思うが
『星虫』とかと同じくいやそれ以上に露骨な
女子でなく女性キャラクタにそれを託す作品
ライトノベル度はとても高いがScienceまわりをきっちり仕立てて燃えで突破する潔い内容
主人公の「男前」っぷりこそ少年向けでないライトノベル的な萌え -
私と月につきあって―ロケットガール〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)
-
なかなか入手できず。2巻を読んでからだいぶ経ってしまった。
3巻目。主人公の成長が感じられます。
ありえないんだけど、バックグラウンドの設定でそれらしく思えるところが、この作者のうまいところだと思います。
さすがに最後の月着陸船とのランデブーは無理だろうと思ったが、これも検証したとか。
ときどき、宇宙飛行士の影で働く開発者やその他スタッフを気遣う表現があると、はやぶさ系の話に弱い僕にはやばい。
電車の中では挿絵が恥ずかしいけど、十分楽しめました。 -
シリーズの第三弾。リアリティに欠けてしまっているのが残念。
-
あわせて読みたい
・月世界へ行く
・月世界征服(地球の静止する日)
・冷たい方程式(冷たい方程式)