つどうメイク・マイ・デイ―フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829119112

作品紹介・あらすじ

大切な人、心を許せる仲間、帰るべき場所-相良宗介はすべてを失った。"ミスリル"壊滅後も、執拗な追跡を続けるテロ組織"アマルガム"。その魔手はテッサをはじめ、重傷の宗介にも伸びようとしていた。一方、幽閉中のかなめの心に、ある決意が芽生えはじめる。レモンたちの協力を得てかなめ奪還に向かった宗介は、奇しくもテッサたちとの再会を果たす。かなめに導かれるようにつどう"ミスリル"のメンバーだったが、敵の圧倒的な戦力と、正体を現した裏切り者に苦戦を強いられるのだった。ついに、新型AS ARX‐8"レーバテイン"が登場!!反撃開始だ!!かかってこい。

感想・レビュー・書評

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  • デダナン&クルー再登場、宗介復活など今後の展開に向けた準備巻

  • 【再読】テッサたちミスリルの生き残り。一命を取り留めた宗介。そして未だ幽閉中のかなめ。互いの状況がわからない3サイドの様子が交互に描かれつつ、最後に同じ場所に至る。さらに裏切り者まで登場し、宗介たちを苦しめる。そんな王道とも言える展開に手に汗握る今回でした。前回の最後に匂わされた新型AS・ARX-8"レーバテイン"も登場し盛り上がりは最高潮に達するも、宗介の手はかなめに届かいのがもどかしい。しかし二人の想いは繋がった。さあ反撃開始だ。

  • ここ最近の暗い展開も嫌いじゃなかったけど、やっぱりフルメタは熱い展開の方が似合う。
    ざっくりストーリーだけ追うと、まさに王道を行っているフルメタ。でも細かい設定や、どう魅せるか、どう盛り上げるかが安定のハイクオリティで、読んでいて本当に楽しい。厚さなんて気にならない(むしろ厚くない)。
    ここからようやく反撃開始。レーバテインは強いんだろうけど、まだまだ一筋縄ではいかないんだろう。フルメタはピンチの時が面白いからな、、今後も楽しみ。
    あと、ミラってだいぶ前に助けてた子だよね?その時以来の登場?(記憶に自信がない)その後どうなったのかずっと気になってたから、再登場は嬉しい。しかも、こんな良い役回りで。いろいろきちんと回収してくれるから安心して読めるな…

  • 面白いなー!レーバテインの圧倒的で気持ちいいい!賀東さんは映画とかアニメを通じての盛り上がるコツを知ってる人のような気がする。でもキャラが登場し過ぎで少しテンポが出づらいところも。

  • フルメタル・パニック!シリーズ長編第9巻。

    前巻までの鬱屈した状況から、ミスリル側の反撃がはじまっていく流れを酷さと爽やかさを適度に混ぜながら書かれている印象で終盤へ向かうさまを楽しめる。

    すでに反撃に動き出していたミスリル組の活動、瀕死だった宗介の復帰だけでなく、捕らわれたかなめの心境の変化と様々なキャラの「再起」が合流していくことで完成する各キャラの覚悟はとてもすっきりする。その中で終盤で爆発しそうな問題点の種を残していくのもとても巧い。

    また、短編だけで出ていたキャラが長編で活躍し始めたり、作品の幅の広さが巧く生きている。

    今巻から登場する宗介の後継機、レーバテインの大活躍っぷりもアーバレストを失ってから1巻挟んでいるためにとても映える。

  • アル復活!!

  • 新書購入

     SF。ライトノベル。ヤングアダルト。続編。
     二人は歩くこと、進むこと、を思い出す。
     前へ。

     テッサが気の毒。彼女の年齢で、その肩にたくさんの死を背負えば、こうなるのも無理ないです。
     眠れない。食事もろくにとれない。
     そして、まだ彼女には彼女を慕う兵がいて。
     だけど、彼女は復讐のために、彼らを使う。
     彼らはそれでいいという。
     重たいですが、彼女は最高指揮官なので、肩代わりできる人はそこにはいません。

     あの彼は裏切ってなさそうです。
     ええ、絶対裏切ってないです。(笑)

     しかし今回もどろどろ、でろでろです。
     次回は、複数のじじい+レモンが、テッサの気持ちを救ってくれるといいなぁ。

  • 旧版

  • レーヴァテイン登場

  • 今回は、主人公がはぐれていた仲間と出会う。そして、新しい自分のロボットも登場。そして、敵に捕まっていたヒロインとの再会も有ります。
    最後のロボットを使った、格闘戦は、最高!!!
    是非、映像化して欲しいです。

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著者プロフィール

東京都出身。小説家。代表作は「フルメタル・パニック!」(通称「フルメタ」)。また、「フルメタ」の十数年後を描くスピンアウト作品「フルメタル・パニック! アナザー」の原案・監修も担当。そのほか、アニメのシリーズ構成、脚本なども手がけている。

「2016年 『甘城ブリリアントパーク8 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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